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ArcGIS Onlineが株式会社ソラコムの SORACOM Funnel と連携開始 / ArcGIS Pro 2.2リリース!

 

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イベント情報
お知らせ
活用事例紹介
今月の地図
ArcGIS ブログのご紹介
ESRI ジャパン便り
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  イベント情報
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もっと使おう! ArcGIS セミナー 2018

10 月から 11 月にかけて、全国でセミナーを開催いたします。

参加登録開始!詳細はこちら

 

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GIS Day in 中国 2018 日 時:2018 年 12 月 6 日(木) 会 場:広島大学・東広島キャンパス 参 加:無料・事前登録制 内 容:  午前(9:30 受付開始)    ArcGIS 体験講習会    ・Aコース:「ArcGIS Desktop」    ・Bコース:「ArcGIS Online」      午後(13:30 受付開始)    講演:兵庫県立大学    事例発表:東広島市、中電技術コンサルタント株式会社    マップギャラリー    ブース展示 懇親会(18:00~ )(会費:2,000 円) 詳細はこちら

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  お知らせ
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位置情報をマップ上で可視化・分析できるArcGIS Online が株式会社ソラコムの SORACOM Funnel と連携開始

「ArcGIS Online」と、株式会社ソラコムIoT通信プラットフォーム「SORACOM」の、クラウド連携をサポートするサービス「SORACOM Funnel」の機能である Partner Hosted Adapter の連携が開始されました。

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ArcGIS Pro 2.2、および ArcGIS Image Analyst をリリース!

ArcGIS Pro 2.2 では、新しい解析機能や、データ操作に関するさまざまな機能が追加されています。

ArcGIS Image Analystの詳細

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ESRIジャパン データコンテンツ 2019 年版 リリース GISデータ製品「ESRIジャパン データコンテンツ」2019 年版(スターターパック、詳細地図、道路網)を、10 月 26 日にリリースします。
最新のGISデータを、すぐにArcGIS製品でお使いいただけます。ぜひご活用ください!

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2019 Esriユーザー会(Esri User Conference 2019)事例発表募集のお知らせ GIS 関連では世界最大規模のユーザー会である「Esri ユーザー会」が、来年も米国カリフォルニア州サンディエゴ市にて開催されます(2019 年 7 月 8 日~ 12 日)。 開催に先立ち、主催社である米国 Esri 社では、ユーザーによる事例発表のアブストラクト(概要)を募集しております。(応募締切:2018 年 11 月 12 日(月))

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ArcGIS API for Pythonをリリース Web GIS の自動化に対応する新しい開発者向け製品として、ArcGIS API for Python をリリースし、国内サポートを開始しました。 ArcGIS API for Python は、ArcGIS Online や ArcGIS Enterprise といった Web GIS を支える効果的な開発者向け製品です。

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Insights for ArcGIS が Ver.3.0 にバージョンアップ Insights for ArcGIS(ArcGIS Online 版および ArcGIS Enterprise 版)が 3.0 にバージョンアップしました。本バージョンアップで、カードとページの書式設定が行えるようになるなど、柔軟に見栄えのカスタマイズが行えるようになりました。 その他、さまざまな新機能や機能拡張が用意され、大幅に機能が強化されました。

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ブロック塀調査テンプレート Ver.1.0 をリリース(ArcGIS Solutions) ArcGIS Solutions において新しいソリューション テンプレート「ブロック塀調査テンプレート」をリリースしました。 本テンプレートは福岡県のブロック塀診断カルテを参考に作成しています。 あらかじめ設定された調査項目もとに、現地でブロック塀の状態を収集することができます。また、実施した調査結果をダッシュボードで 確認することができます。

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ArcGIS Online と関連アプリがバージョンアップ 2018年9月19日に、ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。 新機能として、管理者がどのユーザーがいつアイテムを作成、削除、共有したかといったログを取得できる機能や、新しい解析ツール、Web アプリテンプレート、Web AppBuilder のテーマが追加されました。

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  活用事例紹介
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◆【広島大学 大学院工学研究科】 環境と調和した地域・都市づくり支援のためのマップ作り ◆【千葉県 船橋市】 ArcGIS Online を利用した行政情報の配信による市民サービスの向上と市の魅力発信を目指して ◆【ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニー】 戦略的・科学的に営業の担当エリアを構築 ◆【浜松市】 災害発生時における災害情報の迅速な把握と適切な意思決定を支援する防災情報システム

 

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今月の地図
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今月は2つの地図をご紹介します。

The Living Land: Atlas

地球の約 4 分の 3 が水に覆われており、残りの約 4 分の 1 が地表面です。主に農業分野に注目して、世界中の土地利用を見てみましょう。

地球の土地のおよそ 5 分の 1 は、農耕地や牧草地を含む農業に使用されています。世界中の農耕地のうち、約 20% が小麦の生産をしている地域です。米は、主にお米を主食としている東南アジアで多く生産されており、世界の農耕地の約 15% を占めています。また、大豆は約11%を占めています。
アメリカ、ブラジル、アルゼンチンで多く生産されており、この3国だけで世界の大豆の約 80% を生産しています。品目により、生産されている地域が異なり、地図上で見て明らかになっています。

一方で、森林破壊も問題になっています。樹木の喪失の大きな 2 つの要因は、都市開発と農業です。2001 年から 2015 年までの間に失われた世界の森林の約 4 分の 1 以上が、商用目的の生産や開発を行うための森林破壊が原因です。

 

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  ArcGIS ブログのご紹介
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◆ 最近掲載した記事をご紹介します。

 

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  ESRIジャパン便り
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消えたマレーシア航空機の捜索の裏側

2014 年 3 月 8 日、クアラルンプールを出発し北京へ向かったはずのマレーシア航空 370 便は、フライトレーダーから姿を消し、消息を絶ちました。

私はちょうどホーチミン(ベトナム)のホテルのテレビでニュースを知りました。
1 週間後にクアラルンプール経由のマレーシア航空便で帰国を予定しており、毎日ベトナムの宿で食い入るようにニュースを確認していたことを覚えています。

消えた航空機の捜索のため、オーストラリアが主導で史上最大規模の調査が行われました。この調査の裏側には、膨大な量の海洋データの収集と分析がありました。
調査で得られた海底面のデータは現在一般公開されています。

一般的に、世界の深海のほとんどは調査されていません。捜査対象地域の海域も、衛星データからわかる範囲のみの低解像度の海底の情報しかわかっていませんでした。
370 便の捜索のために、捜索エリア内の合計 710,000 平方キロメートルのデータが収集され、高度な技術を駆使して大規模な調査が行われました。

調査は 2 つの段階に分けて行われました。
第 1 段階では海底地形調査が行われ、海底地形の詳細地図が作成されました。
第 2 段階では、その作成された海底の地形図をもとに、より詳細な海底の地図を作るために、自動航行の水中探索機を投入し、ソナー装置での測定を行いました。
(参考)海底地形図の作成と生態系調査

以前の海底地図よりもおよそ 15 倍程高解像度のマップを作ることができ、今まで知られていなかった海底の特徴が明らかになりました。
結果として、航空機は今だに発見されておらず、調査は打ち切られてしまいましたが、この調査で得られた新しいデータは、地質学の分野だけでなく様々な分野でとても価値のあるものだったといえるでしょう。

 

掲載種別

掲載日

  • 2018年10月22日