GIS を活用して「安心」に暮らせる「安全」な地域づくりを目指す
犯罪対策や交通安全対策において、GIS を活用して地域社会の実情を可視化、分析、共有、発信することで、犯罪や交通事故の発生を抑制しようとする動きが進んでいます。 防犯活動や交通安全活動に携わる関係者がデータに基づいた可視化と分析を行うことで、より実情にあった活動につなげることが可能になります。
概要
特長
可視化
時間・位置・属性情報を含む時系列データを始めとする、庁内にある多種多様な文字データを簡易かつ効率的に可視化します。
分析
わかりやすいユーザー インターフェイスで処理フローモデルを構築することができ、犯罪発生箇所の密度解析等の解析業務の効率化を実現します。
公開
クラウドサービスを利用することで、サーバーやソフトウェアを庁内に設置することなくマップの作成・更新から公開までを短期間で実現します。
活用事例
ArcGIS Online を活用した「交通事故状況公開システム」
交通事故を削減のため、交通事故発生状況の発信を課題としていた三重県警察本部では、ArcGIS Online を利用した「交通事故状況公開システム」の運用を開始し、運用コストを抑えながら、スピーディーかつタイムリーな情報発信を実現した。
安全対策に向けた交通事故分析情報の公開
県内で発生した交通事故情報を ArcGIS で分析することで、交通事故が発生しやすい地点を把握し、地域の安全対策として交通事故発生状況を山形県警のホームページを通じて公開した。
「大東京防犯ネットワーク」防犯情報マップ
東京都青少年・治安対策本部は、運営している防犯ポータルサイト「大東京防犯ネットワーク」に GIS を導入して地図に防犯情報をわかりやすく可視化した。住民の防犯情報への関心が一層高まり、地域におけるあらゆる主体の防犯の取り組みが促進された。
ソリューション
ArcGIS Solutions
– 交通事故情報公開テンプレート
交通事故情報公開テンプレートは、ArcGIS Online と Operations Dashboard for ArcGIS を利用する 5 つの Web アプリケーションを提供するテンプレートです。
- 交通事故発生状況マップ
- 周辺の交通事故発生状況マップ
- 交通事故発生状況ダッシュボード
- 交通事故発生状況の月別スライダー
- 交通事故発生状況マップ(スマートフォン)
発生した交通事故の場所や傾向をインターネット上に公開することにより、住民の交通事故対策に役立ててもらい、交通事故抑止に貢献します。
ArcGIS Solutions – 犯罪情報公開テンプレート
犯罪情報公開テンプレートは、ArcGIS Online を利用する 2 つの Web アプリケーションを提供するテンプレートです。
- 住宅対象侵入盗マップ
- 不審者等事案マップ
発生した犯罪や不審者等の場所や傾向をインターネット上に公開することにより、住民の生活安全に役立ててもらい、犯罪抑止に貢献します。
ArcGIS Pro
ArcGIS Pro を利用することで、交通事故が発生した地点の可視化、事故発生の密度や事故の種類の傾向などの分析ができます。また可視化・分析した結果を庁内で共有することによって、関係者すべてがより良く状況を把握・理解できるようになり、スマートな意思決定、そして組織間の協力を促進します。
ArcGIS Online
ArcGIS Online を利用することで、交通事故の場所や傾向をインターネット上に公開でき、住民の交通事故対策に役立ててもらい、交通事故抑止に貢献します。 作成したマップにアクセス制限を設けることができ、組織内のみでの共有や一般公開などを選択できます。
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