患者と医療提供者によりよい成果を
患者が必要としているサービスを特定するために、地理的情報を用いて地域のヘルスアセスメントを実現します。Esri 社のテクノロジーによって、あらゆる医療サービスを最適化します。医療・介護施設にとっての最適な立地点を特定することだけでなく、GIS(地理情報システム)を病院内に取り入れると、施設管理の能率化、患者の追跡調査、病床数の管理、感染症のリスク軽減が可能になります。
概要
リアルタイムでの情報発信
地域別の感染状況を可視化し、グラフ付きのダッシュボード形式の Web アプリとして、プログラミングなしで公開することができます。ArcGIS Online のデータを最新情報に更新することで、ダッシュボードもリアルタイムに反映され、さまざまな関係者と情報共有が効率的に行なえます。
→ 詳細はこちら地域医療における疾患のエリア特性の可視化
外来患者の分布、救急外来の搬送元、がん診療患者の情報などあらゆる切り口からデータを可視化することによって、地域における病院の役割や特徴を把握することができます。これらのデータを蓄積し、将来の医療・介護需要を予測し、病院経営・戦略として活用できます。
→ 詳細はこちら特長
情報把握から計画
患者がどこに住んでいるのか、またその患者がもっともアクセスしやすい診療所などの施設はどこにあるのかを可視化。
分析から要因特定
環境要因や拡散パターンの可能性を特定するために患者の病気のクラスタを識別。
情報共有
収集した情報をクラウド上に集約し、必要な関係者とスムーズに情報共有。
WHO(世界保健機関)による新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の世界の感染状況マップ
2019 年 12 月に中国武漢市から感染が拡大した新型コロナの各国の疾患者数を地図上でまとめたダッシュボード型の Web アプリを WHO(世界保健機関)が公開しました。
(実際の Web アプリを見る)
蚊の生息密度マップで感染症被害を防ぐ
感染症を媒介する蚊の生息密度の研究に取り組んでいる熊本大学は、蚊の現地調査データの解析に ArcGIS Desktop と ArcGIS Spatial Analyst を使用し、生息密度を可視化することで病原菌対策につながる研究を行っている。
(詳細を見る)
地域医療および救急医療における課題の把握・分析と見える化
医師偏在、診療科偏在など、地域医療および救急医療における課題の把握・分析と見える化を実現。
対象医療圏の救急医療へのアクセシビリティの評価に GIS を活用。
(詳細を見る)
病院経営のための地域分析、マーケティング
医療業界を取り巻く環境の変化、スピード感が求められる経営現場のニーズに対応するため BI(Business Intelligence)ツールと GIS を連携させたマーケティング活動を開始。
(詳細を見る)
発表資料
弊社主催のセミナーやフォーラムなどでの発表資料がダウンロードできます。
第 12 回 GIS コミュニティフォーラム 保健・医療セッション発表資料
2016 年 5 月 26 日に行われた保健・医療セッションでの講演資料を配布しています。ご興味のある方は、左記ボタンよりお申し込みください。
講演内容
- 地理空間情報を用いたデング熱・ジカ熱の流行リスクマップ (熊本大学 文学部 地理空間学研究室 准教授 米島 万有子 氏)
- 健康な街と不健康な街 (立命館大学 文学部 地理学 教室教授 中谷 友樹 氏)
ソリューション
ArcGIS Pro
デスクトップ型の ArcGIS Pro を利用することで、地図上に感染源の生息地域や感染者が多い地域などの空間的な解析を行い、視覚的にホットスポットの特定がスムーズに行なえます。また、統計的なデータと組み合わせることで、対策が必要な地域の割り出しなど感染症対策の方策立案の支援を行います。
ArcGIS Online
クラウド型 GIS の ArcGIS Online 上に収集した感染データを登録することで、多くの関係者との感染状況を情報共有が効率的に行なえます。
ArcGIS Dashboards
ArcGIS Online 上のデータを元に、地域別の感染状況を可視化し、グラフ付きのレポート形式の Web アプリとして、プログラミングなしで公開することができます。ArcGIS Online にあるコンテンツを更新することで最新の情報をリアルタイムにマップやグラフに反映することが可能になります。
ArcGIS Business Analyst
レセプトや DPC、電子カルテデータを基に、外来患者の来院動向、科目別の分布、アクセシビリティ、紹介・逆紹介実績など、自院の診療圏に関わる情報を可視化・分析することにより、地域で求められる医療サービス提供のためのプラン作成に活用できます。
また、在宅サービスやデイケアサービス業務効率向上のために、訪問先の管理や最適な訪問計画作成に活用することができます。
地図コンテンツ
自院エリアの状況を可視化し分析するために必須となるのが、地域の情報(地図コンテンツ)です。
導入してすぐに可視化できる以下のような地図・統計データをご用意しております。
地域の傷病別患者数推計、将来人口推計、要介護認定者数推計、医療施設、2 次医療圏境界、道路網
お問い合わせ
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