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ArcGIS API for Python(OLD)

新機能

2.0.1 2.0.0

1.9.1 1.9.0

1.8.5 1.8.4 1.8.3 1.8.2, 1.8.1 1.8.0

1.7.1 1.7.0

1.6.2, 1.6.1 1.6.0

1.5.3 1.5.2 1.5.1

 

2.0.1

 

gis モジュールの更新

gis モジュールsharing サブモジュールが追加されました。グループの招待に関するクラスが含まれています。それに関連して User クラスに invitations プロパティが追加されています。 また、コンテンツを追加することができる ContentManager クラスの add() メソッドのパフォーマンスが強化されました。

geometry モジュールに空間演算機能の追加

geometry モジュールに空間演算を行う機能が追加されました。Point、Polyline、Polygon、Multipoint オブジェクトの場合、数値演算子を用いて、intersectdifference 等の特定の空間演算を行うことができます。

WebMap クラスの更新

mapping モジュールWebMap クラスに Web マップ上にあるレイヤーのフィールド表示を変更できる configure_pop_ups() メソッドや MapViewer のブックマークを有効化/無効化できる view_bookmarks プロパティが追加されました。

その他にも機能の更新や不具合の修正、ドキュメントの更新等が行われています。その他の新機能や不具合修正情報等の詳細は、「リリース ノート 」(英語) をご参照ください。

 

2.0.0

 

パフォーマンスの向上

ArcGIS API for Python のインポート時間の短縮など、いくつかのパフォーマンスの改善を確認できます。Lazy Loading(遅延読み込み) にも対応するようになりました。

バージョン 1.9.1 と バージョン 2.0.0 のインポート時間を比較

非推奨の機能の変更

ArcGIS API for Python 2.0 からは、APIのバックエンド、フレームワークレベルのコンポーネントの多くを刷新する一方で、特定の新機能もAPIに追加される予定です。バージョン 2.0.0 では、非推奨の機能が削除されます。特にSpatialDataFrame(SDF)は、バージョン1.5から非推奨となっていますが、現在はSpatially Enabled DataFrame(SeDF)に完全に置き換えられています。SeDFはより良いメモリ管理を提供し、大規模なデータセットを扱う能力が高く、Pandasライブラリが推奨しています

このリリースでメジャー バージョンが 2.0 にアップグレードされますが、API には完全な後方互換性があるため、アップグレード後も既存のノートブックやスクリプトは引き続き動作します。その他にも機能の更新や不具合の修正等が行われています。その他の新機能や不具合修正情報等の詳細は、「リリース ノート 」(英語) をご参照ください。

 

1.9.1

 

アイテムのクローンの強化

clone_items() メソッドが Map Services のアイテムにも対応しました (ホストされたアイテムは除きます)。

アイテムの非同期の編集を追加

FeatureLayer クラスedit_features() メソッドに future パラメーターが追加され、非同期の編集を行えるようになりました。それに伴って EditFeatureJob クラスが追加されました。

ラスター モジュールの強化

ImageryLayer クラスに item_info パラメーターと metadata パラメーターが追加されました。これにより、 ImageryLayer アイテムの詳細を確認することができます。

その他にも機能の更新や不具合の修正等が行われています。その他の新機能や不具合修正情報等の詳細は、「リリース ノート 」(英語) をご参照ください。

 

1.9.0

 

マップ ウィジェットで ArcGIS API for JavaScript 4.19 の使用

マップ ウィジェットが ArcGIS API for JavaScript 4.19 を使用するように更新されました。

アイテムの使用状況の詳細を表示

アイテムの使用状況を表示する usage() メソッドが強化され、日付範囲を指定した値で検索できるようになりました。

ユーザー招待の強化

InvitationManager クラスmanage_invitations() メソッドが追加され、ユーザーが invitationId によって招待の承認または拒否ができるようになりました。

アイテムのクローンの強化

clone_items() メソッドに preserve_item_id パラメーターが追加され、クローン先の組織が ArcGIS Enterprise 10.9 以降を使用している場合に item_id を維持できるようになりました。

ノートブックのスケジュールを確認

AGOLAdminManager クラスscheduled_tasks() メソッドが追加され、ArcGIS Online のノートブックでスケジュールされたタスクを確認できるようになりました。

FeatureLayer クラスの強化

append() メソッドが非同期処理を実行できるようになりました。また、 edit_features() メソッドの adds パラメーターに Feature オブジェクトのリストを入力できるようになりました。

SpatioTemporal Asset Catalogs のサポート

raster モジュールSpatioTemporal Asset Catalogs (STAC) をサポートするようになりました。from_stac_item() メソッドや、from_stac_catalog() メソッドなどで、STAC アイテムから Raster オブジェクトや RasterCollection オブジェクトを作成できるようになりました。

その他にも機能の更新や不具合の修正等が行われています。その他の新機能や不具合修正情報等の詳細は、「リリース ノート 」(英語) をご参照ください。

 

1.8.5

 

大容量のファイルのアップロードに使用するメソッドの追加

大容量のファイルをアップロードする際に使用することができる以下のメソッドが gis モジュールや raster モジュールに追加されました。

多次元ラスター データを扱う際に使用できるパラメーターの追加

ImageryLayer クラスの以下のメソッドに多次元ラスター データを扱う際に使用できる ocess_as_multidimensional パラメーターが追加されました。

その他にも arcgis.learn モジュールにディープラーニングに係るメソッドの追加等、機能拡張が行われています。その他の新機能や不具合修正情報等の詳細は、「リリース ノート 」(英語)をご参照ください。

 

1.8.4

 

不具合修正情報

本バージョンでは、ArcGIS Pro 2.7 でマップ ウィジェットが正しく描画されない不具合や、GIS に接続する際に OAuth 認証を使用している場合、FeatureLayer クラスの query() メソッドでエラーが発生する不具合が修正されました。 また、arcgis.apps.dashboard モジュールの add_row() メソッドや add_column() メソッドでパラメーターが正しく読み込まれるように修正されました。

その他の不具合修正情報等の詳細は、「リリース ノート 」(英語)をご参照ください。

 

1.8.3

 

マップ ウィジェットで ArcGIS API for JavaScript 4.17 の使用

マップ ウィジェットが ArcGIS API for JavaScript 4.17 を使用するように更新されました。

マップ ウィジェットの同期機能の強化

複数のマップを並べて表示できるマップ ウィジェットの同期機能が強化されました。2D や 3D のマップ等複数のマップを並べて同時に操作することができます。

マップ ウィジェットの同期

マップ ウィジェットの埋め込み

マップ ウィジェットの画像をノートブックに埋め込むことができるようになりました。export_to_html() メソッドで HTML にエクスポートする際にマップ ウィジェットを埋め込むことができます。

ArcGIS Online でのレポート作成

Spatially Enabled DataFrame オブジェクトが空間解析ツールに使用できるようになりました。また、Feather File Format を Spatially Enabled DataFrame として読み込むことができるようになりました。

Spatially Enabled DataFrame の強化

AGOLUsageReports クラスを使用して、ArcGIS Online の使用状況のレポートを作成できるようになりました。

Raster クラスの強化

ローカルのラスター データを扱うことができる Raster クラスに複数のメソッドが追加され、カラーマップやヒストグラムの取得や設定ができるようになりました。

Web マップに含まれるレイヤーの取得

Web マップ オブジェクトに含まれるレイヤーやテーブルを取得することができる get_layer() メソッドや get_table() メソッドが追加されました。

arcgis.gis.nb モジュールの強化

arcgis.gis.nb モジュールArcGIS NotebooksArcGIS Notebook Server を管理できる機能が強化されました。プロパティの取得や、ノートブックの実行をスケジューリングすることなどができます。

arcgis.learn モジュールに複数のクラスを追加

arcgis.learn モジュールにディープ ラーニングに係る多数のクラスが追加されました。

その他機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート」(英語)をご参照ください。

※: 現在国内未サポートの製品です。

 

 

1.8.2, 1.8.1

 

マップ ウィジェットで ArcGIS API for JavaScript 4.15 の使用

マップ ウィジェットが ArcGIS API for JavaScript 4.15 を使用するように更新されました。

マップ ウィジェットの同期

arcgis.widgets モジュールsync_navigation() メソッドが追加されたことでマップ ウィジェットを同期することができるようになりました。一方のマップ ウィジェットを操作するともう一方のマップ ウィジェットも同じように操作することができます。

マップ ウィジェットの同期

Spatially Enabled DataFrame の強化

オープンソースのライブラリのとの統合が強化され、GeoPandas の GeoDataFrame オブジェクトを Spatially Enabled DataFrame として読み取ることができるようになりました。また、sanitize_column_names メソッドを使用して、データフレームの列名から記号などの使用できない文字を削除することができるようになりました。

arcgis.learn モジュールにクラスを追加

learn モジュールにディープ ラーニングに係る以下のクラスが追加されました。

その他の新機能など

  • ノートブックのスケジューリングを行う tasks モジュールを追加
  • arcgis.raster モジュールに RasterCollection クラスを追加
  • WebMap クラスの basemaps プロパティでベースマップに WebMap、MapImageLayer、ImageryLayer、 MapView を指定できるように拡張
  • 以下のメソッドでアイテム ID を指定できるパラメーターを追加
    • ContentManager.add メソッド
    • ContentManager.create_service メソッド
    • ContentManager.import_data メソッド
    • Item.publish メソッド
  • MapView クラスに以下のプロパティを追加
    • scale
    • snap_to_zoom

その他機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート」(英語)をご参照ください。

 

 

1.8.0

 

Raster クラスを追加

raster モジュールにイメージ サービスやローカルのラスター データを扱うことができる Raster クラスが追加されました。Raster クラスには多次元ラスター データや複数のバンドを持つラスター データなどに対して使用できる多数のメソッドが追加されています。各メソッドの詳細は API リファレンスをご参照ください。

マップ ウィジェットでローカルのラスター データを表示

ベクター データについては ArcGIS API for Python の国内サポート開始当初からローカルのデータをマップ ウィジェットに表示することが可能でしたが、上述の Raster クラスの追加により、ローカルのラスター データについても add_layer メソッドを使ってマップ ウィジェットに表示することができるようになりました。

マップ ウィジェットでローカルのラスター データを表示

history メソッドに複数のパラメーターを追加

Web GIS の管理者権限で使用できる、組織のメンバーの操作履歴を CSV ファイル形式として取得する history メソッドに複数のパラメーターが追加されました。これにより特定のアイテムごとやユーザーごとなどの操作履歴を取得できるようになりました。

edit_features メソッドの入力に Spatially Enabled DataFrame を追加

フィーチャ サービスに対してフィーチャの追加、更新、削除を行う edit_features メソッドの adds, updates, deletes パラメーターに Spatially Enabled DataFrame が入力できるようになり、Spatially Enabled DataFrame を使用したフィーチャの更新が可能になりました。

PointCNN クラスを追加

learn モジュールに点群データの分類モデルを作成する PointCNN クラスが追加されました。詳細は API リファレンスGuide ページ (英語) をご参照ください。

その他の新機能など

その他機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート」(英語)をご参照ください。

 

 

1.7.1

 

arcgis.learn モジュールに DeepLab クラスを追加

セマンティック セグメンテーションと呼ばれるピクセル単位で物体を認識・分類する手法に対応した DeepLab クラスが追加されました。

DeepLab を用いたセマンティック セグメンテーション
(出典:https://pytorch.org/hub/pytorch_vision_deeplabv3_resnet101/)

UnetClassifier クラスに accuracy メソッドを追加

衛星画像等を U-net と呼ばれるディープ ラーニングの手法を用いて分類する UnetClassifier クラスにモデルの精度を評価する accuracy メソッドが追加されました。

 

UnetClassifier クラスを用いた画像分類
(サンプル ノートブック:Extracting Slums from Satellite Imagery)

マルチスペクトル画像のサポート強化

以下の 5 つのクラスでマルチスペクトル画像がサポートされました。

 

その他の新機能など

  • arcgis.env モジュールに type_init_tail_parameters パラメーターを追加
  • arcgis.learn モジュールで複数マシンの GPU での分散処理をサポート
  • CPU を用いたディープ ラーニング モデルの学習をサポート
  • PSPNetClassifier クラスに unet_aux_loss パラメーターを追加
  • prepare_data メソッドの class_mapping パラメーターから MaskRCNN クラスへのサブセットのトレーニングをサポート
  • MaskRCNN モデルのパフォーマンスを評価するための指標を追加
  • MaskRCNN クラスに resnet18 および resnet34 バックボーンをサポート
  • PSPNetClassifier クラスに batchnorm unfreezing をサポート
  • パンクロマティック画像をサポート

その他機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート」(英語)をご参照ください。

 

 

1.7.0

 

ジオプロセシング関連のメソッドを非同期で実行可能にする GPJob クラスを追加

arcgis.features.analysis モジュールや、arcgis.network.analysis モジュール等の各メソッドに、future パラメーターが追加されました。True を指定することで、各メソッドを非同期実行する GPJob クラスのインスタンスが作成されます。

ProfileManagerInvitationManagerCertificateManager クラスを追加

ProfileManager で プロファイルを作成すると、パスワードが OS のパスワード マネージャーにセキュアに保存され、それ以外の認証情報がユーザーのホーム ディレクトリに .arcgisprofile というファイルとして保存されます。プロファイル作成後は arcgis.gis.GIS の profile パラメーターに作成したプロファイルを指定することで、通常のユーザー名やパスワードを指定せずにポータルにログインしたインスタンスを作成できます。InvitationManager はメールで行った組織への招待を管理し、現在出されている招待のリストの確認や削除を行うことができ、CertificateManager は ArcGIS Online の組織が信頼する証明書の管理を行うことができます。

GeoPackage をアイテムとして追加する機能をサポート

GeoPackage をアイテムとしてポータルに追加し、サービスを公開できるようになりました。

find_routes、find_closest_facilities メソッド等に解析結果のルート データを保存するオプションを追加

arcgis.network.analysis モジュールの find_routesfind_closest_facilities 等に save_route オプションが追加されました。True を指定するとルート データのファイル ジオデータベースを zip 化したものが出力されます。次項の create_route_layer メソッドのインプットとして使用することでルートレイヤーを作成することができます。

create_route_layers メソッドの追加

arcgis.features.manage_data モジュールに create_route_layers メソッドが追加されました。事前に作成されたルート データを入力するとルート レイヤーをポータル上に作成します。

generate_tessellation メソッドの追加

特定の範囲をカバーする正多角形のテッセレーション グリッドを生成します。形状は、三角形、四角形、六角形等をパラメータで指定することができます。

arcgis.learn モジュールに 4 つのクラスを追加

以下の4つのクラスが追加されました。

それぞれ、物体検出、画像セグメンテーション、構造化されていないテキストのエンティティ抽出に対応しています。 詳細は API リファレンスをご参照下さい。

SingleShotDetector クラスにpredict_video メソッドを追加

物体検出を行う SingleShotDetector クラスに動画の中の物体を検出するためのメソッドが追加されました。

 

その他にもRaster Analytics や GeoAnalyticsに関連する機能追加や、不具合修正が数多く行われています。詳細は、「リリース ノート」(英語)をご参照ください。

 

※: 現在のところ国内サポート時期は未定です。

 

1.6.2, 1.6.1

 

MapView での ArcGIS API for JavaScript 4.11 使用

ArcGIS API for JavaScript 4.11 を使用するように MapView が更新されました。

arcgis.features.hydrology モジュールを追加

集水域の作成、下流解析を行う水文解析のモジュールが追加されました。本モジュールでの解析には ArcGIS Online の標高データが用いられます。

arcgis.features.hydrology.watershed() による集水域の作成

 

UnetClassifier の追加

衛星画像等を U-net と呼ばれるディープ ラーニングの手法を用いてピクセルごとに分類するクラスが追加されました。

U-net を用いた画像分類 (画像セグメンテーション) モデルの学習

find_hot_spot() メソッドに shape_type パラメーターを追加

ホットスポット分析を実行する際に、集計に用いるポリゴンの形状を四角形 (フィッシュネット) か、六角形で選択できるようになりました。

六角形で集計した際のホットスポット分析

arcgis.features.analysis モジュール等のメソッドに estimate オプションを追加

解析に必要なクレジットの使用量を推計できるようになりました。

arcgis.gis.UserManager クラスにlicense_types プロパティを追加

利用可能なライセンスタイプを把握できるプロパティが追加されました。

SingleShotDetector クラスに location_loss_factor パラメーターを追加

Single Shot Detector で物体検知の学習モデルを作成する際、バウンディングボックスの位置精度の重み付けを調整できるようになりました。

SingleShotDetector クラスに mAP (mean average precision) を算出するメソッドを追加

物体検知の学習モデルの精度を算出するメソッド (average_precision_score()) が追加されました。

その他の新機能など

  • イメージ レイヤーのモザイク ルールを表示するプロパティ (mosaic_rule)の追加

  • ArcGIS Notebook Serverを管理するためのクラスの追加

その他機能拡張/不具合修正情報

  • clone_items() に関する複数の不具合修正等

  • ユーザーを無効化するメソッド disable_users() を使用するとエラーとなる不具合の修正

  • Survey123 のレポートを作成する generate_report() メソッドの不具合の修正

  • フィーチャのジオメトリに null を含んでいた場合の FeatureSet.sdf の不具合修正

 

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート」(英語)をご参照ください。

 

※:現在国内未サポートの製品です。

 

1.6.0

 

ポイントクラスターの検索

ポイントの集まり (クラスター) を色分けして、ポイントの分散傾向を表示する [ポイント クラスターの検索] を使用できるようになりました。クラスターに含まれないポイントはノイズに分類されます。

[ポイントクラスターの検索] によるポイントのクラスタリング

 

Webhook をサポートするクラスの追加

特定のイベントが発生した際に自動的に通知などを送ることができる Webhook をサポートするクラス (arcgis.gis.admin.WebhookManager / arcgis.gis.admin.Webhook) が追加されました。 ポータル上のアイテム、ユーザー、グループなどに予め設定したイベントが発生すると、指定した URL にリクエストが送信されます。

Microsoft Flow のようなサービスと組み合わせることで、ポータル上でイベントが発生した場合に自動的にポータルの管理者にメールが送信されるようにするなど、別のアクションへつなげることが可能です。

* ArcGIS Enterprie 10.7※1 以上が必要です。

 

ディープ ラーニングをサポートするモジュールの追加

外部のディープラーニング用フレームワークを用いて画像分類や 物体検知を行うためのモジュール (arcgis.learn) が追加されました。学習用データの作成、ディープ ラーニング モデルの作成、適用等が可能です。

Single Shot Detector による物体検知

* TensorflowPyTorch などの外部のディープ ラーニング用フレームワークのインストールが必要です※2

* 一部の機能は、ArcGIS Enterprise 及び ArcGIS Image Server (どちらも Ver. 10.7※1 以上) 並びに Raster Analytics※3 の機能が必要です。

 

その他の新機能など

 

その他の機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート 」(英語)をご参照ください。

 

※1:今後国内サポートを予定しています。

※2:各ディープ ラーニング用フレームワークの詳細はそれぞれの Web サイトをご参照ください。

※3:現在のところ国内サポート時期は未定です。

 

1.5.3

 

不具合修正情報

本バージョンでは、API for Python 1.5.2 を使用して ArcGIS Enterprise 環境に対して gis.users.create() メソッドを利用して、新たなユーザーアカウントを作成しようとした際にエラーとなる不具合が修正されました。詳細は、「リリース ノート 」(英語)をご参照ください。

 

1.5.2

 

ArcGIS Online の新しいユーザー タイプのライセンス体系に対応

2018 年 12 月の ArcGIS Online のアップデートで新しく登場したユーザー タイプのライセンス体系に対応しました。どのユーザー タイプでもご利用いただけますが、データの作成や編集の機能などは、新しいユーザー タイプに依存します。新しいユーザー タイプで使用する場合はバージョンアップしてご利用ください。

ArcGIS Online の新しいユーザー タイプ

 

マップ ウィジェットにスクリーンショットを取得する機能を追加

Jupyter Notebook / Jupyter Lab では、表示した地図のスクリーンショットを取得できる機能(MapWiew.take_screenshot)が追加されました。現在表示している範囲の地図を残しておきたい場合に画像として端末に保存することができます。

マップ ウィジェットからスクリーンショットを取得する

 

Web GIS 操作履歴を取得する

Web GIS の管理者権限で使用できるモジュールにメンバーの操作履歴を CSV  ファイル形式として取得できる機能(ArcGISOnlineManager.history / PortalAdminManager.history)が追加されました。メンバーのログインやアイテムなどの作成履歴を取得できます。データ作成頻度の高いユーザーやログインして活発に使用しているユーザーを割り出すなど、Web GIS をより効率的に使用する手段として利用できます。
次の画像は、取得結果をグラフ描画の Python ライブラリを用いてグラフ化しています。

ログイン履歴を抽出してグラフ化(グラフは汎用ライブラリを使用)

 

その他の新規機能など

  • Web GIS
  • データ操作
    • フィーチャレイヤーが持つ属性情報の中で、ユニークなデータのみを抽出する機能(FeatureLayer.get_unique_values)を追加しました。
  • 解析
    • Web GIS の解析機能である「レイヤーへの情報付加」の解析に使用される ジオエンリッチメント(geoenrichment.enrich)の解析に、”study_area”パラメータが追加され、任意の位置を指定して解析ができるようになりました。この解析は、解析後に新たなレイヤーを作成せず、データのみを一時的に使用したい場合に使用します。

その他の機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート 」(英語)をご参照ください。

 

1.5.1

 

マップウィ ジェットのレジェンド(凡例)を表示

Jupyter Notebook / Jupyter Lab で表示できる地図(マップウィ ジェット)で、ArcGIS Online などで設定したシンボルの凡例を表示することができようになりました。表示の有無を切り替えることも可能です。

マップウィジェットのレジェンド(凡例)表示

 

ArcGIS Survey123 に対応するモジュール追加

ArcGIS Survey123 で収集したデータをローカルにダウンロードすることができます(ファイル ジオデータベース/ CSV / シェープファイル の形式が指定可能)。入力データのバックアップや、複数の調査結果を科学的な Python ライブラリを使用するなどして新たな観点で集計し比較してみることができます。

任意の Survey(調査)をローカルへダウンロードすることができます

 

その他の新規機能

  • 表示
    • 位置情報を持たないテーブルデータを追加する(WebMap.add_table):Jupyter Notebook / Jupyter Lab 上で表示した地図へ、テーブル情報も追加しクエリなどの機能で使用できるようになりました。
  • Web GIS
    • ArcGIS GIS Server の管理者権限による サービスディレクトリのプロパティを表示する機能(Machine.ssl_certificates)を追加しました。
    • ユーザー、グループのホームページの URL を作成する機能(Group.homepage/User.homepage)の追加:アカウントを持たないユーザーでも、アクセスしユーザーやグループの概要を参照することができます。
  • データ操作
    • フィーチャ レイヤーに対する検索(FeatureLayer.query)に PandasDataFrame 形式で結果を返すためのパラメータを追加しました。
    • フィーチャ レイヤーに対する検索(FeatureLayer.query)に任意の属性情報の項目で結果を返すためのパラメータを追加しました。
    • ジオメトリオブジェクト(Polygon/Polyline /Point)の SVG サポートを追加しました。
    • エイリアス、個別値ドメインを保持してフィーチャ レイヤー ビューを複製(クローン)できる機能(ContentManager.clone_items)を追加:Web GIS では、ホスト フィーチャー サービスのビュー の作成が可能ですが、ビューで保持しているエイリアスと個別値ドメインの情報も保持したままのビューを複製(クローン)できるようになりました。

その他の機能拡張/不具合修正情報

その他の新機能や機能拡張、既知の制限事項等の詳細は、「リリース ノート 」(英語)をご参照ください。