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マップギャラリー2021 マップ部門 第 2 位 『「伊能図」完成から 200 年!GIS で江戸から令和までの国土変化を探る』

 
マップギャラリー

第 17 回 GISコミュニティフォーラム オンライン(2021 年 5 月 20 日・21 日 東京ミッドタウンより配信)にて開催されたマップギャラリーでは、様々な題材をテーマに作成されたマップ、およびストーリーマップの展示を行い、フォーラム参加者に投票いただきました。

各部門で入賞した作品を紹介します。

 

 

2位

「伊能図」完成から 200 年!
GIS で江戸から令和までの国土変化を探る

M13_筑波大学


※画像をクリックすると大きいサイズで表示されます。

作成者

筑波大学
岩井 優祈 氏|村山 祐司 氏

受賞コメント

このたびは輝かしい賞を頂戴し光栄に存じます。地理情報科学の発展に少しでも貢献できるよう,より一層精進してまいります。

作品紹介

「伊能図」とは、伊能忠敬(1745 年-1818 年)らによって作製された地図の総称である。本研究では、伊能大図(1:36,000)を GIS の技術でデジタル化し、国土地理院が提供する「地理院地図」に布置・再現した「デジタル伊能図」を用いて、1821 年から 2021 年までの 200 年間にわたる国土の地理的変化を ArcMap で分析した。長期にわたる国土変容を科学的に追究できるのは、全国スケールで地理空間情報が詰まった伊能図の強みといえる。また、本研究の成果は「200 年間の地域変化がなぜ生じたのか」という要因を探求する学習にも応用できる。「地理総合」の教材としても、伊能図と GIS のコラボレーションは効果を発揮する。

 

 

関連リンク

ストーリーマップ部門 入賞作品

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掲載種別

掲載日

  • 2021年7月9日