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ジオデータベース

RDBMS への格納

リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)への格納

マルチユーザー ジオデータベースはアプリケーション層(例:ArcGIS ソフトウェア)の拡張されたロジックと振る舞いをストレージ層(例:RDBMS ソフトウェア)の最上位に実装します。マルチユーザー ジオデータベースの空間データを管理する機能を ArcGIS と RDBMS ソフトウェア間で共有します。

リレーショナルデータベース管理システム(RDBMS)は単純で規則的な表形式での情報の格納と管理機能を提供します。マルチユーザー ジオデータベースは空間データを管理する上で必要ないくつかの機能に RDBMS の機能を利用します。例えば物理的なデータのディスクへの格納、属性のデータ型の定義、問い合わせ処理、マルチユーザーによるトランザクション処理などは RDBMS に任されます。

RDBMS を使用したマルチユーザー ジオデータベースは以下の機能を提供します

  • サポートされている RDBMS の中から最適な RDBMS を選択できます。
  • 一般的な RDBMS の技術に関する管理ノウハウや IT の知識、経験をそのまま応用できます
  • 空間データの効率的な格納と相互運用性に優れた空間タイプを利用できます

ArcSDE テクノロジ

ArcGIS 9.2 より前のバージョンでは、Esri は ArcSDE:Arc Spatial Database Engine (SDE) をコア製品としていました。ArcGIS 9.2 から ArcSDE は独立した製品ではなくなりました。ArcSDE はテクノロジとしてデスクトップ GIS(ArcGIS EngineArcGIS for Desktop)および ArcGIS for Server に統合されました。

ArcSDE テクノロジは GIS クライアントと RDBMS との間のゲートウェイとしての機能を提供します。ArcSDE は以下の RDBMS と共に空間データの格納、アクセス、管理機能を提供します。

  • IBM DB2
  • Oracle
  • PostgreSQL
  • Microsoft SQL Server および SQL Server Express

ArcSDE テクノロジは以下のようなロングトランザクションの管理やバージョンを使用したワークフローが必要な場合に重要です。

  • マルチユーザー環境をサポートする
  • 分散環境で編集する
  • 複数の RDBMS アーキテクチャを横断して連携したレプリカを管理する
  • 履歴管理機能を利用する

空間データを表現するために定義されるそれぞれの RDBMS のスキーマやアプリケーションのためのデータの振る舞いや整合性、その他必要なユーティリティなどのロジックは ArcGIS によって保持されます。

ジオデータベースのアプリケーション ロジック

RDBMS はシンプルなデータタイプと表を管理し、ArcSDE テクノロジは GIS クライアントと RDBMS 間の通信を可能にする一方で、アプリケーションはさらに複雑なオブジェクトの振る舞いと整合性制約の実装を必要とします。ArcObjects はこの振る舞いを実現しているアプリケーションロジックであり、ArcGIS の基本となるソフトウェアコンポーネントのライブラリです。

空間タイプ

空間タイプはポイント、ラインおよびポリゴンなどの空間データをサポートし表現するオブジェクト型です。ランドマークの位置、道路、土地区画などの空間データを列に格納することができます。

  • 空間タイプは空間クエリや空間的な機能などをサポートする空間インデックスを提供します
  • 空間タイプは GIS データのシームレスなコンポーネントです
  • 空間タイプは SQL レベルの空間クエリによる柔軟な操作を提供します
空間タイプのサポート

注意:Esri では Microsoft SQL Server および  Oracle で空間データのバイナリ格納もサポートしています。

Microsoft Geometry for SQL Server
Geography for SQL Server
Oracle Esri for Oracle
Oracle Spatial
IBM DB2 DB2 Spatial Extender
PostgreSQL Esri for PostgreSQL
PostGIS
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