組織のデータと気象情報を融合し確実な意思決定を
気象予測技術の進化、そして IoT や AI 技術等の進展によりビッグデータ化する気象データは、あらゆる産業における課題解決と意思決定に必要不可欠な要素になりつつあります。気象データはリアルタイムな状況把握のためのライブ情報から、位置・物理量・時間の多次元情報を持つデータまで様々な形態で流通しています。ArcGIS はこれらの気象データを地図上に展開し、官公庁や企業が保有するデータと組み合わせることにより新たな洞察や意思決定に貢献します。
概要
防災気象情報
リアルタイム気象データとして、気象庁が配信する各種防災気象情報(解析雨量、土砂災害・浸水害・洪水警報の危険度分布、気象警報・注意報、台風情報など)を配信。
→ 気象オンラインサービス(ゲヒルン版)特長
データ相互運用性
気象庁由来のデータ、NetCDF、GRIB2 などの多次元データの読み込みに対応し、データ変換の省力化に貢献します。
豊富なコンテンツ
気象オンラインサービス、Living Atlas のグローバルな気象・海象データなど、ArcGIS を介して国内外の様々なオンラインコンテンツを提供します。
管理・配信
時々刻々と取得され大規模化する気象データを時系列にカタログ化し、オンデマンドで必要なデータを配信します。
事例
3D 航空気象ビジュアライザーの設計と評価における ArcGIS API for Javascript の活用
チューリッヒ工科大学は、航空気象に関する直観的な 3D 可視化表現の不足に対処するため、国際線を運行している航空会社と協力して、ArcGIS API for JavaScript を使用して気象予報データを ArcGIS API for JavaScript を使用して気象予報データを 3D Web アプリケーションに表示するプロトタイプを開発しました。
詳細はこちらボストンマラソン安全対策の要はリアルタイムデータと地図による情報共有
50 万人を超える観衆が集まるボストン・マラソンでの強固な安全管理体制の構築に向け、ランナー、緊急車両、気象などのリアルタイムデータを運営に関わる 60 機関が ArcGIS Online を利用して情報共有を行いました。
詳細はこちらソリューション
ArcGIS Online
ArcGIS Online は、すぐに使えるオンラインデータ、マップ、アプリケーションを提供するクラウド GIS サービスです。降水ナウキャストやグローバル台風情報といったリアルタイム気象データ、静的な災害リスクデータ、官公庁や自治体のオープンデータなどの豊富なオンラインコンテンツと組織の保有データとを地図に展開し、Web マップとアプリを使ってステークホルダーへの速やかな情報共有が可能です
詳細はこちらArcGIS Pro
一般に、気象データや海洋データは多次元データ(NetCDF, GRIB, HDF 等)として情報を格納します。ArcGIS Pro は、多次元データにダイレクトにアクセスし、時間、深度、気圧などの各変数に基づく可視化や分析が可能です。
詳細はこちらArcGIS Image Server
大量の画像や多次元データの管理に最適なデータモデルであるモザイク データセットを ArcGIS Enterprise よりイメージ サービスとして公開する機能を提供します。イメージ サービスは、多次元データの変数を用いた動的なレンダリングやオンデマンドの簡易画像処理を Web サービスとして提供でき、気象・海象データを用いたオンラインでの解析や分析の源泉情報として利用できます。
詳細はこちらLiving Atlas
全世界の気象、台風予報、風況、海面温度など、ArcGIS 上で利用できる様々な気象・海象データを提供しています。意思決定を支援するデータとして、すぐに利用できるデータがそろっています。
詳細はこちらお問い合わせ
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