ビッグデータを直感的に理解

IoT(Internet of Things)では、実際に「どこか」に存在しているモノとインターネットがつながります。モノの様々な状態を取得し、サービスに活用するにあたっては「位置」いう要素は欠かせません。テレマティックス、コネクテッドカー、自動運転といった自動車分野は元より、様々な乗り物、モバイル機器、人、物資など、その対象はとても広域です。
地図は可視化、分析、他データとの重ね合わせ、インターフェースのツールとして、貴重な気づきを得ることができます。

特徴

リアルタイムデータ

動体の移動状況や設備の稼働状況などリアルタイムに送られてくる様々な種類のデータを簡単に取り込み事が可能です。

可視化

取り込まれたリアルタイムのデータを地図上に簡単に表示することで、離れた場所からでも状況を把握できます。

通知

設備の故障や目標地点への到達など、知りたい条件が合致した時に、適切な通知を送ることで重要な事象を確実に把握できます。

ArcGIS の主な活用方法

カーナビの走行データを分析・可視化

自動車の走行データ(フローティングカーデータ)をリアルタイムに収集し、地図上で分析・視覚化することで、精度の高い渋滞情報や二酸化炭素排出量が多い地点がすぐに把握できます。
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道路の通行人認識で危険個所を可視化

車載カメラやセンサーから得られる画像やテレマティクスのデータをArcGIS に取り込むことで、人に衝突しそうな地点を可視化・分析により、街中に潜む危険箇所を把握することができます。
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プリンターのインク消耗状況を可視化

プリンターのインクが少なくなってきたらセンサーがそれを感知し、自動的に補充用のインクの購入手続きが行われ、補充用のインクを配送するサービスが考えられていますが、こうしたサービスのオペレーションも、GIS と組み合わせることでより効率的に行うことができるようになります。
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IoT で屋内の位置情報を把握

ヒートマップにより、店内の顧客の滞留状況を直感的に把握することが可能になり、商品、POP 広告、サイネージなどの配置改善に向けた施策の検討につなげることができます。
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活用事例

ソリューション

ArcGIS Velocity

モノのインターネット(IoT)プラットフォーム、その他API やデータソースなどからデータを取り込むことができます。 また、リアルタイムのデータフィードを処理、視覚化、分析することができます。これら機能を使用して、リアルタイムの空間データを活用し、資産のリモートモニタリング、予知保全、プロセスの最適化などの重要な運用上の決定をおこないます。

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ArcGIS GeoEvent Server

ArcGIS Enterprise と GeoEvent Server を使うことで、さまざまなタイプのリアルタイムデータに接続が可能になります。車や人などが持つGPS センサーからSNS のストリームデータなど刻々と流れてくるデータを取り込み、リアルタイムに地図上で確認することができます。また、移動体が特定エリアへ侵入したり、装置の異常発生などの特定条件に合致するデータを検知した時には、メール通知などのイベントで知らせることが可能になります。

ArcGIS GeoEvent Server
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ArcGIS Online

ArcGIS Online を使うことで、最新の情報を全社で簡単に共有できます。世界中のどこにいても、すぐに最新の情報が手に入り、素早い対応が可能になります。ArcGIS Online のデータは、Esri 社のセキュアなクラウドで管理され、世界中のどこからでもアクセスが可能です。

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