ライセンス体系
ArcGIS Drone2Map には、Standard と Advanced の 2 つのライセンスがあります。要件にあったライセンスを選択してください。
また、ArcGIS Drone2Map は、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise のプレミアム アプリケーションですので、ご利用には、Drone2Map のライセンスとは別途 ArcGIS Online(組織向けプラン)または Portal for ArcGIS(ArcGIS Enterprise)の Creator または GIS Professional ユーザータイプが必要です。
ArcGIS Online 版 ArcGIS Drone2Map にはクレジットは付属しません。ArcGIS Online に付属するクレジットをご利用ください。

ライセンス機能比較
・Standard:Standard ライセンスでは、2D データの作成が可能で、高解像度のトゥルーオルソ※1と数値表層モデルおよび数値地形モデルを作成することができます。
・Advanced:Advanced ライセンスでは、2D データと 3D データの作成が可能で、Standard 機能と高品質な 3D 点群、3D テクスチャ メッシュを作成することができます。
機能 | プロダクト/機能詳細 | Standard | Advanced |
---|---|---|---|
2D データの出力 | トゥルーオルソ 数値表層モデル 数値地形モデル 熱赤外オルソモザイク マルチスペクトル オルソモザイク |
〇 | 〇 |
3D データの出力 | 点群 | 〇 | |
テクスチャ メッシュ | 〇 | ||
共有 | 2D データの共有 | 〇 | 〇 |
3D データの共有 | 〇 | ||
分析 | 計測※2、スペクトルプロファイル、 断面図※3、指数演算 |
〇 | 〇 |
編集 | カメラモデル、画像高度、 マップメモ等のフィーチャ レイヤー |
〇 | 〇 |
クリップ | 描画またはポリゴン フィーチャによるクリップ | 〇 | 〇 |
ラスターの編集 | オルソモザイクの編集 | 〇 | 〇 |
トゥルーオルソの編集 | 〇 | ||
標高データの編集 | 〇 | ||
前処理 | 水域マスク、修正フィーチャ | 〇 |
※1:地形や建物などを垂直方向に補正したオルソモザイクです。
※2:計測はプロジェクトで生成した数値表層モデルに対して利用できます。
※3:断面図はプロジェクトで生成した数値表層モデルまたは数値地形モデルに対して利用できます。
よくあるご質問
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- ArcGIS Drone2Map は ArcGIS Desktop のエクステンションですか?
- Drone2Map はエクステンションではありません。
スタンドアロンの 64 ビット Windows デスクトップ アプリケーションで、ArcGIS Pro と並列的に利用できます。
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- すでに持っている ArcGIS Online の Creator ユーザー タイプに割り当てて利用することができますか?
- はい、できます。
ただし、ご利用の Creator の有効期限を超えてご利用いただけません。
ご利用の Creator の契約期日に合わせた期日調整が必要となる可能性がございます。
詳細は、お問い合わせください。
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- ArcGIS Online 版 ArcGIS Drone2Map を利用するとサービス クレジットはどのようなことに、どの程度消費されますか?
- Drone2Map を利用する上で、サービス クレジットが消費されるのは、Drone2Map から 2D データを共有する際のタイル生成時と ArcGIS Online 上に共有したデータのストレージに対してです。
消費量はデータ量に依存いたします。詳しくは、クレジットの詳細ページをご参照ください。
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- ArcGIS Enterprise 版を利用中にバージョンアップが行われた場合、どのようにしてアップグレードしますか?
- ArcGIS Online 版では、インターネットを通じて更新の通知を受けることができますが、ArcGIS Enterprise のようにオンプレミス環境の場合は、My Esri より Drone2Map のソフトウェアをダウンロードしてアップグレードします。