ユーザータイプ
ユーザータイプ
組織は、さまざまな役割を持ち、固有のタスクを実行する多くの人々で構成されています。
ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 上で使用できる機能とアプリケーションの組み合わせである、複数のユーザー タイプを提供しています。組織での作業に必要なユーザー タイプを選択することで、柔軟にライセンスを構成できます。
たとえば、組織内の特定の人がマップを作成したりデータを編集したりする一方で、他の人は組織のマップやアプリケーションをセキュアな環境で表示したり操作したりすることができます。
※利用者 1 名に対し 1 つのユーザー タイプ ライセンスが必要です。
ユーザー タイプの構成要素
すべてのユーザー タイプにアイデンティティ、機能、アプリが含まれます。
- アイデンティティ（ID）：一意のユーザー名とパスワード
（機能、アプリ、および他のユーザーが自分と共有するコンテンツにアクセスするためのゲートウェイ） - 機能：ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise でできること（たとえば、コンテンツの作成、編集、表示）
- アプリ：ArcGIS Online および ArcGIS Enterprise と組み合わせて使用できるソフトウェア
ユーザー タイプの種類
※ArcGIS Enterprise 11.3 以前のユーザー タイプはこちらをご参照ください。
基本ユーザー タイプ
すべてのサブスクリプションには、ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise をアクティブ化および管理するために、少なくとも 1 つの基本ユーザー タイプが必要です。Creator、Professional、Professional Plus ユーザー タイプは、単独で購入することも、任意の基本ユーザー タイプまたは従属ユーザー タイプと組み合わせて購入することもできます。
Creator
マップやアプリを作成して共有したり、データを分析し傾向を探ることができます。
現地調査の管理者、指令係、GIS 担当、データ サイエンティスト、アナリスト、研究者などに適したユーザー タイプです。
Professional
Creator と同等の機能に加えて、ArcGIS Pro Standard を利用できます。
ArcGIS でミッションクリティカルな記録システムを設計、管理したり、組織全体の情報の品質と信頼性を向上させるデータ標準を確立するのに適したユーザー タイプです。
Professional Plus
Professional と同等の機能に加えて、ArcGIS Pro Advanced とエクステンションを利用できます。
高度なカートグラフィ (地図調製) の作成や、ビッグ データの規模までの総合的な分析の実施が可能です。独自のモデルを開発したり、事前構築済みの機械学習モデルやディープラーニング モデルを活用したりできます。
従属ユーザー タイプ
すべての従属ユーザー タイプは、少なくとも 1 つの基本ユーザー タイプと合わせて購入するか、既存の ArcGIS Online または ArcGIS Enterprise 組織に追加する必要があります。
Viewer
組織内で共有されたマップやアプリの閲覧が可能です。
作業の進捗をダッシュボードで監視できるため、CEO や経営幹部、マーケティング担当者などに適したユーザー タイプです。
Contributor
データ編集を行うことができ、マップや Web アプリ上でデータ編集作業が行えます。
営業担当や調査員が Map Viewer や Web アプリ上でデータを更新する場合などに適したユーザー タイプです。
Mobile Worker
データ編集機能に加えて、スマートフォンやタブレットにインストールして使う現地調査アプリを利用できます。
現地でオフライン作業を行う場合や高精度のデータ入力が求められる業務に適したユーザー タイプです。
ユーザー タイプ比較表
| Viewer | Contributor | Mobile Worker | Creator | Professional | Professional Plus |
|
|---|---|---|---|---|---|---|
| 機能 | ||||||
| 組織内に共有された マップやアプリの参照 |
○ | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
| データ編集 | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ | |
| フィールド アプリを 使用したデータ収集や 編集 |
○ | ○ | ○ | ○ | ||
| マップやアプリの作成 | ○ | ○ | ○ | |||
| フィーチャ解析の実行 | ○ | ○ | ○ | |||
| ラスター解析の実行 | ○ | ○ | ||||
| 組織サイトの管理 | ○ | ○ | ○ | |||
| ArcGIS Pro の使用 | ○ (Basic) |
○ (Standard) |
○ (Advanced + エクステンション) |
|||
| 含まれるクレジット (ArcGIS Online のみ) | ||||||
| クレジット数 | 0 | 250 | 250 | 500 | 500 | 500 |
| Viewer | Contributor | Mobile Worker | Creator | Professional | Professional Plus |
|
含まれるアプリと機能
- Viewer
- Contributor
- Mobile Worker
- Creator
- Professional
- Professional Plus
Viewer
・Essential Apps
（コンテンツの表示のみ）
・ArcGIS AppStudio
・ArcGIS Dashboards
・ArcGIS Experience Builder
・ArcGIS Hub Basic ※¹
・ArcGIS Instant Apps
・ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud
・ArcGIS StoryMaps
・ArcGIS Web AppBuilder
・Classic Story Maps
・Configurable Apps
・Enterprise Sites ※²
・Map Viewer
・Organization Website
・Scene Viewer
・Office Apps
（コンテンツの表示のみ）
・ArcGIS Connectors for Power Automate
・ArcGIS for Excel
・ArcGIS for Power BI
・ArcGIS for SharePoint
・ArcGIS for Teams
・ArcGIS Field Maps
・ArcGIS Runtime
・ArcGIS Runtime Lite
Contributor
・Essential Apps
・ArcGIS AppStudio
・ArcGIS Dashboards
・ArcGIS Experience Builder
・ArcGIS Hub Basic ※¹
・ArcGIS Instant Apps
・ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud
・ArcGIS StoryMaps
・ArcGIS Web AppBuilder
・Classic Story Maps
・Configurable Apps
・Enterprise Sites ※²
・Map Viewer
・Organization Website
・Scene Viewer
・Office Apps
・ArcGIS Connectors for Power Automate
・ArcGIS for Excel
・ArcGIS for Power BI
・ArcGIS for SharePoint
・ArcGIS for Teams
・ArcGIS Field Maps
・機能
・ArcGIS GeoBIM
・ArcGIS Runtime
・ArcGIS Runtime Basic
Mobile Worker
・Essential Apps
・ArcGIS AppStudio
・ArcGIS Dashboards
・ArcGIS Experience Builder
・ArcGIS Hub Basic ※¹
・ArcGIS Instant Apps
・ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud
・ArcGIS StoryMaps
・ArcGIS Web AppBuilder
・Classic Story Maps
・Configurable Apps
・Enterprise Sites ※²
・Map Viewer
・Organization Website
・Scene Viewer
・Office Apps
・ArcGIS Connectors for Power Automate
・ArcGIS for Excel
・ArcGIS for Power BI
・ArcGIS for SharePoint
・ArcGIS for Teams
・Field Apps
・ArcGIS Field Maps
・ArcGIS QuickCapture
・ArcGIS Survey123
・ArcGIS Workforce
・ArcGIS Flight
・ArcGIS Tracker
・機能
・ArcGIS Location Sharing
・ArcGIS GeoBIM
・ArcGIS Runtime
・ArcGIS Runtime Basic
Creator
・ArcGIS Pro
・ArcGIS Pro Basic
・Essential Apps
・ArcGIS AppStudio
・ArcGIS Dashboards
・ArcGIS Experience Builder
・ArcGIS Hub Basic ※¹
・ArcGIS Instant Apps
・ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud
・ArcGIS StoryMaps
・ArcGIS Web AppBuilder
・Classic Story Maps
・Configurable Apps
・Enterprise Sites ※²
・Map Viewer
・Organization Website
・Scene Viewer
・Office Apps
・ArcGIS Connectors for Power Automate
・ArcGIS for Excel
・ArcGIS for Power BI
・ArcGIS for SharePoint
・ArcGIS for Teams
・Field Apps
・ArcGIS Field Maps
・ArcGIS QuickCapture
・ArcGIS Survey123
・ArcGIS Workforce
・ArcGIS Data Pipelines ※¹
・ArcGIS Field Maps Designer
・ArcGIS Flight
・ArcGIS Notebooks
・ArcGIS QuickCapture Web Designer
・ArcGIS Web Editor
・機能
・ArcGIS Image Hosting ※¹
・ArcGIS GeoBIM
・ArcGIS Runtime
・ArcGIS Runtime Standard
Professional
・ArcGIS Pro
・ArcGIS Pro Standard
・Essential Apps
・ArcGIS AppStudio
・ArcGIS Dashboards
・ArcGIS Experience Builder
・ArcGIS Hub Basic ※¹
・ArcGIS Instant Apps
・ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud
・ArcGIS StoryMaps
・ArcGIS Web AppBuilder
・Classic Story Maps
・Configurable Apps
・Enterprise Sites ※²
・Map Viewer
・Organization Website
・Scene Viewer
・Office Apps
・ArcGIS Connectors for Power Automate
・ArcGIS for Excel
・ArcGIS for Power BI
・ArcGIS for SharePoint
・ArcGIS for Teams
・Field Apps
・ArcGIS Field Maps
・ArcGIS QuickCapture
・ArcGIS Survey123
・ArcGIS Workforce
・ArcGIS Advanced Editing ※²
・ArcGIS Data Pipelines ※¹
・ArcGIS Field Maps Designer
・ArcGIS Flight
・ArcGIS Notebooks
・ArcGIS QuickCapture Web Designer
・ArcGIS Web Editor
・機能
・ArcGIS Image Hosting ※¹
・ArcGIS Image Analysis ※¹
・ArcGIS GeoBIM
・ArcGIS Runtime
・ArcGIS Runtime Advanced
Professional Plus
・ArcGIS Pro
・ArcGIS Pro Advanced
・ArcGIS 3D Analyst
・ArcGIS Data Reviewer
・ArcGIS Geostatistical Analyst
・ArcGIS Image Analyst
・ArcGIS Locate XT
・ArcGIS Network Analyst
・ArcGIS Publisher
・ArcGIS Spatial Analyst
・ArcGIS Workflow Manager
・Essential Apps
・ArcGIS AppStudio
・ArcGIS Dashboards
・ArcGIS Experience Builder
・ArcGIS Hub Basic ※¹
・ArcGIS Instant Apps
・ArcGIS Maps for Adobe Creative Cloud
・ArcGIS StoryMaps
・ArcGIS Web AppBuilder
・Classic Story Maps
・Configurable Apps
・Enterprise Sites ※²
・Map Viewer
・Organization Website
・Scene Viewer
・Office Apps
・ArcGIS Connectors for Power Automate
・ArcGIS for Excel
・ArcGIS for Power BI
・ArcGIS for SharePoint
・ArcGIS for Teams
・Field Apps
・ArcGIS Field Maps
・ArcGIS QuickCapture
・ArcGIS Survey123
・ArcGIS Workforce
・ArcGIS Advanced Editing ※²
・ArcGIS CityEngine
・ArcGIS Data Pipelines ※¹
・ArcGIS Field Maps Designer
・ArcGIS Flight
・ArcGIS Notebooks
・ArcGIS QuickCapture Web Designer
・ArcGIS Web Editor
・機能
・ArcGIS Image Hosting ※¹
・ArcGIS Image Analysis ※¹
・ArcGIS GeoBIM
・ArcGIS Runtime
・ArcGIS Runtime Advanced
※¹ ArcGIS Online のみで利用可能
※² ArcGIS Enterprise のみで利用可能
価格
ArcGIS Online ユーザー タイプ
ArcGIS Enterprise ユーザー タイプ
よくあるご質問
-
- ユーザー タイプの構成例を教えてください。
- ある民間企業では、20 人の Creator が、データを視覚化および解析してサイトの位置を特定し、販売テリトリーを定義し、店舗の業績を評価します。300 人の Contributor が、競争力のある価格情報を追加し、営業マップを更新し、顧客情報を収集します。2,000 人の Viewer（営業チームや役員など）が、マップとアプリでこの情報を確認します。
ある地方自治体では、6 人の Creator が、検査などの内部プロジェクトや、交通量や天候などのような状況のコミュニティへの周知のためにマップとアプリを作成します。保守要員などの 30 人の Mobile Worker が、Creator が作成したアプリを使用して、検査の実施、道路状況の更新、プロジェクト情報へのアクセスを行います。5 人の Viewer が、地域の情報とプロジェクトのステータスを効果的に表示するダッシュボードを閲覧します。