クラウド型 商圏分析 GIS| ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps
ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps は、意思決定のための人口統計解析・空間解析を可能にするクラウド型 GIS アプリケーションです。自社保有データと国内外の最新統計データを用いて商圏分析を行い、解析結果を手軽に共有できます。
特長

分かりやすいユーザー インターフェイス・簡単な操作性で、GIS 初心者でもすぐに商圏分析を開始することができます。また、初心者向けから上級者向けまでを網羅した操作ガイド「ガイド ツアー」では、表示されるヒントに従って操作を進めることで、一連の操作を学ぶことができます。

日本国内に留まらず、170 か国以上の海外のデータにアクセスできます。人口統計データや住所データ、道路ネットワークに加え、目標物ポイントも標準で利用できます。
データの詳細

パソコンに加え、タブレットやスマートフォンからもアクセス可能です。また、モバイル専用のアプリも活用することで、どこにいても手軽に解析を開始できます。

自社保有の独自データやオプション データを取り込むことで、独自の変数として利用できます。作成した変数をもとに集計を行ったり、インフォグラフィックスに組み込むことも可能です。

分析結果やカスタマイズしたレポートやインフォグラフィックスを組織内で共有できます。共有した結果を Web アプリなどの多様な環境で幅広く活用することで、意思決定者への情報共有が円滑になります。
-
誰でも使える簡単な操作性
-
国内・海外の豊富なコンテンツを提供
-
マルチ デバイスでどこでも解析
-
独自データの取り込み・活用
-
分析結果の共有
主な機能
多様な商圏作成
リング商圏や自動車商圏、手書き商圏、区画商圏などさまざまな商圏を作成できます。
また、店舗から指定した人口などに達するまでの最小範囲を定義する「限界値商圏」など、高度な商圏も作成できます。
統計情報の表示・絞り込み
解析エリア内の人口や世帯などの統計情報を色分けしてマップに表示したり、指定した条件に一致する区画エリアのみを絞り込んで表示したりと、簡単に見栄えの良いマップを作成することができます
インフォグラフィックス
インフォグラフィックスは、グラフやチャートを対話的に操作できる商圏レポートで、市場の状況を直感的に把握できます。標準テンプレートが用意されているので、ユーザーは事前準備なしですぐに利用でき、作成したレポートは PDF や Excel 形式でエクスポートできます。
自社データ・サードパーティ データの取り込み
自社や競合の店舗データを、緯度経度や住所情報を元に GIS データに変換して取り込めます。 また、自社データやサードパーティ データをアプリに組み込み、マッピングや集計、商圏レポートのカスタマイズに利用できます。
利用可能なデータ
オンライン データ
インターネットを通じて配信する、世界 170 以上の国や地域の人口統計・住所・道路ネットワークなどのデータです。ArcGIS Online のサービスクレジットを消費します。
詳細はデータをご確認ください。
人気のオプションデータ
人流データ オンラインサービス (KDDI Location Data 版)
KDDI 社製の人流データをオンライン経由で提供します。レポート テンプレートも付属するため、すぐに商圏分析に活用できます。
ライセンス
ArcGIS Business Analyst Web App には Advanced と Standard のライセンス レベルがあります。主な特長の違いは以下の通りです。機能レベルの比較は、機能比較表をご確認ください。
ライセンス レベル | 主な特長 | こんな人におすすめ |
---|---|---|
Advanced |
|
Standard ライセンスで利用可能な機能に加えて、
|
Standard |
|
|
※ どちらのライセンス レベルも ArcGIS Business Analyst Mobile App は利用できます。
ArcGIS 製品上でのインフォグラフィックスの活用

ArcGIS Business Analyst Web App Advanced で構築した独自のカスタム インフォグラフィックスは組織内で共有して各種アプリ上で利用できます。たとえば、ノーコードで Web アプリを構築できる ArcGIS Experience Builder で利用することで、 ArcGIS Business Analyst ライセンスを持たないユーザーもカスタム インフォグラフィックスを利用可能です。詳細な設定方法はリソースをご確認ください。
お問い合わせ
高度な商圏分析を実現するデスクトップ型 商圏分析 GIS

ArcGIS Business Analyst Pro
大規模データ処理やハフモデル等の高度な商圏分析機能が必要な場合、デスクトップ型 商圏分析 GIS の「ArcGIS Business Analyst Pro」がおすすめです。
よくあるご質問
-
- 解析の際にクレジットは消費されますか?
- はい、ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps では解析やエクスポート機能でクレジットが消費されます。クレジットを消費する機能についての詳細は、Business Analyst へのアクセス – クレジットをご参照ください。
-
- 利用できるデータにはどのようなものがありますか?
- 日本をはじめとして、南北アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オーストラリア、アフリカの 170 以上の国と地域のデータを利用いただけます。データの種類は人口、世帯、収入、年齢、教育、消費、購買力などと多岐に渡ります。詳細は、「オンライン データ」をご参照ください。
-
- 自分が持っている独自データを解析に利用できますか?
- 店舗や施設のデータの CSV や Excel ファイルに加え、シェープファイルをインポートすることができます。また、独自の統計データをお持ちであれば、事前に ArcGIS Online のフィーチャ サービスとして公開することでご利用いただけます。
さらに、ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps Advanced ライセンスをお持ちであれば、インポートしたデータが持つ数値情報をカスタム変数として登録し、集計や商圏レポートのカスタマイズに利用することができます。
-
- インフォグラフィックスとはどのようなものですか?
- インフォグラフィックスは、グラフやチャートを動的に表現することのできる新しい形の商圏レポートです。インフォグラフィックス テンプレート集にて、サンプルを操作して実際の操作感をお試しいただけます。また、ArcGIS Business Analyst 製品をご契約中ユーザー様は、テンプレート集の利用申し込みをしていただくことで、公開されているサンプル テンプレートを解析にご利用いただけます。詳細は「商圏レポート」をご参照ください。
-
- ArcGIS Business Analyst Web and Mobile には、どのようなアプリケーションやデータが含まれますか?
-
ArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps は、以下のアプリケーションと解析用のデータで構成されます。