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ESRIジャパン GISメルマガ 2014年7月24日号

 

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イベント情報
お知らせ
国内外GISニュース
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ESRIジャパン便り
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   イベント情報
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◆GISコミュニティフォーラム in 北海道/中部/関西/九州

本年も北海道、中部(名古屋)、関西、九州でGISコミュニティフォーラムを開催する運びとなりました。参加登録及び詳細は、8月上旬よりご案内いたします。 

<北海道>
日程:2014年9月25日(木) 
時間:10:30~17:30(受付開始 10:00)
会場:ACUアキュ(札幌市中央区)

<中部>
日程:2014年9月18日(木) 
時間:10:30~17:30(受付開始 10:00)
会場:ウインクあいち(名古屋市中村区)

<関西>
日程:2014年10月16日(木)
時間:10:30~17:30(受付開始 10:00) 
会場:梅田スカイビル(大阪市北区)

<九州> 
日程:2014年10月2日(木) 
時間:10:30~17:30(受付開始 10:00) 
会場:アクロス福岡(福岡市中央区) 

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◆ ArcGIS Onlineの無料体験セミナー

Esri社がホストするクラウドサービス「ArcGIS Online」の便利な使い方を、実際の操作で体験していただく無料セミナーを開催いたします。住所情報からポイントデータ作成、ルート検索、作成したマップのオンライン共有など是非この機会にご参加ください。

日程:2014年7月29日(火) 
時間:14:00-16:00(受付開始 13:30)
会場:ネクストワークス ラーニングセンター(東京・目黒駅から徒歩1分)

参加登録はこちらから

 

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   お知らせ
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 ◆ Esri CityEngine 2014.0 リリースのお知らせ

2014年7月1日に Esri CityEngineの最新バージョン 「Esri CityEngine 2014.0」を、国内リリースいたしました。 最新版の 2014.0 では、前バージョン 2013.1 の不具合修正と機能改善に加え、新たな機能やサポートが追加されています。 
  

また、CityEngine SDK Examplesとして新たにAutodesk MayaやUnity用のプラグインがGitHub ( https://github.com/Esri/esri-cityengine-sdk) に公開されCGソフトウェアのユーザにもより利用しやすくなりました。(※CityEngine SDK Examplesはサポート対象外です)

また、CityEngineドキュメントを拡充中です! 

※この他サポートサイト(要ログイン)にもFAQや日本語チュートリアルがあります

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Esri Maps for MicroStrategy リリースのお知らせ 

MicroStrategy Web Universal のプラグインである本製品は、開発は不要で、地図ウィジェットの構成を画面上で設定するだけで、MicroStrategy で取得したデータを地図上に可視化できます。それにより、従来では得ることが難しかった位置的な関係やパターンを、地図というわかりやすい表現で理解することができるようになります。

地図上から得られた視点で分析・評価するとき、地図上のデータから図表を更新したり、関連する詳細レポートや集計レポートを表示したりすることができます。組織の保有する様々なデータから必要な情報を簡単に取得し、図表で可視化できる BI と地図を組み合わせることで、新たなビジネスチャンスや課題を捉えることができます。

製品の詳細につきましては、こちらをご参照ください。

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◆ ArcGIS 10.2.2 リリースのお知らせ

ArcGIS の最新バージョン「ArcGIS 10.2.2」(対象製品:Desktop、Engine、Server)のリリースを 8月上旬に予定しています。ArcGIS 10.2.2 は不具合修正などの品質向上をメインとしていますが、以下のような新機能があります。

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◆ マップギャラリー

入賞作品の紹介 ~ 第1位 ~

「あなたの名前を見つけられますか?」
(立命館大学 文学研究科・歴史都市防災研究所・アートリサーチセンター)

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北九州市がGISテクノロジーの地域共同利用による住民サービス向上を進めるユーザとしてSAG賞を受賞

SAG賞は、米国Esri社が世界30万以上の企業・政府機関・自治体・大学・研究機関等から、先進的かつ革新的なGISの取り組みにより、コミュニティや社会の変革に貢献した団体を表彰するものです。北九州市の地図を使ってコミュニケーションを図ることのできる地域情報ポータル「G-motty(ジモッティ)」が評価されました。

 

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  国内外GISニュース
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◆ 海洋水質管理業務のワークフローを効率化

課題

導入効果

 

 

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  活用事例紹介
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 ◆【米国カルフォルニア州】

  一刻を争う火災現場にリアルタイムデータを配信

 

◆【瀬戸内パイプライン株式会社】

  天然ガスパイプライン建設工事(水島福山幹線プロジェクト)における GISの効果的活用

 

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最近掲載した記事をご紹介します

 

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“GIS” の由来と 2014 年 Esri ユーザ会

先週、7月14日から18日までの5日間、2014 Esri User Conference(以下、ユーザ会)が米国カリフォルニア州サンディエゴで開催されました。このユーザ会はGISでは世界最大規模のイベントで、今年は全世界から16,000人が参加しました。ESRIジャパンのスタッフも最新動向を調査するために参加し、今回は参加者の羽田から、思い入れのあるエピソードをご紹介します。


唐突ですが、なぜ『地理情報システム(Geographic Information Systems)』と呼ばれているかご存じでしょうか?

1963年、世界ではじめて地図を使った情報システムがカナダで誕生しました。その名は『Canadian Geographic Information System(カナダ地理情報システム)』。なぜ『地図』や『空間』ではなく『地理』と名付けられたのか。それはこのシステムを構築した責任者が地理学出身で、『地理(Geography)』にとても愛着を持たれていたからです。氏の名前はロジャー トムリンソン(Roger F. Tomlinson)。これが所以でトムリンソン氏は “GIS の父” と呼ばれるようになります。トムリンソン氏は GIS に関する数々の業績を残し、また米国Esri ジャック デンジャモンド社長とも親交が深く、毎年ユーザ会に参加されてました。しかし今年は氏の姿を拝見できませんでした。

2014年2月9日、トムリンソン氏は 80 歳でその生涯を閉じられたのです。これは私にとってとてもショッキングなニュースでした。もし、次回ユーザ会に参加することができるならば、再びトムリンソン氏を拝見したかったのですが、それを叶えることはもうできません。

ユーザ会初日のプレナリー セッションは、トムリンソン氏の功績を紹介するムービーで締めくくられます。どこかで取り上げられるとは思っていましたが、初日のクロージングでとは感慨深かったです。

プレナリー セッションよりロジャー トムリンソン氏の追悼ムービー
プレナリー セッションよりロジャー トムリンソン氏の追悼ムービー

また、トムリンソン氏の業績をたたえるコーナーも用意されてました。記帳場もあり、寄せられたメッセージを読むと多くの人が愛していたことが伺えます。私もその一人です。トムリンソン氏がいなければ、私は “GIS”という仕事に就くことはなかったことでしょう。

 

ロジャー トムリンソン コーナー
ロジャー トムリンソン
コーナー

ロジャー トムリンソン コーナー
記帳場に寄せされた
メッセージ

掲載種別

掲載日

  • 2014年7月24日