「ジオデザイン」は、Geography と Design を組み合わせた造語ですが、
皆さんはどのようなイメージを持たれるでしょうか?
最初にジオデザインという言葉を聞いた際は、
「空間をデザインする」
まちづくりにおいてインテリアコーディネーターのように建物を家具と見立てて
「街並みをデザインする」という意味だと思っていました。
しかし実際は、ジオデザインは「ジオ(地理)」と「デザイン(設計)」を合わせた造語で、
デザインの過程に地理的な分析を組み込むことを意味します。
これにより、地理的要因や環境条件、社会経済的要素を包括的に考慮し、
空間データを視覚化、分析し、シミュレーションすることで、
より適切な意思決定を支援する方法となります。
特に、都市計画、地域開発、環境管理などの分野での活用が進んでいます。
ジオデザインは、さまざまな要素を総合的に考慮しながら判断する手法ですが、
活用する立場(見方)が違うと考え方も変わってくるので、
合意形成を進める過程で GIS を活用して論理的に説得していく手法が良いと考えられています。
そこで、ハーバード大学大学院の Carl Steinitz (カール・スタイニッツ)名誉教授を迎えて
「Global Climate Geodesign Challenge (ジオデザインによる気候変動への地球規模での挑戦)」の講演会を開催します。
タイトル : Can We Make a Global Climate-Actions Design? and How Might We Do It?
発表者 : Carl Steinitz 氏
日時 : 2024 年 4 月 5 日(金) 15 時 ~ 17 時
形式 : ハイブリット形式
対面 : ESRIジャパン 永田町オフィス
対面でご参加される方は、会場である ESRIジャパンオフィス(塩崎ビル 5 F)へ直接お越しください。
オンライン : https://us02web.zoom.us/j/84727125518 (Zoom)
パスコード : 220629
オンラインでのご参加の方は、当日上記 Zoom の URL をクリックしてお入りください。
内容:炭素ガス削減のための技術支援システムを世界中のプロジェクトに応用し、
気候変動対策デザインを構築する取り組みです。
リヒテンシュタイン戦略開発研究所の取り組みを踏襲し、
地球温暖化に対するジオデザインの挑戦の成果や今後の計画について議論されます。
詳細はこちら : https://www.esrij.com/events/details/173660/
ジオデザインや地球温暖化に関心がおありの皆様、この機会にぜひご参加ください。
共に知識を共有し、持続可能な未来への行動について考えていきましょう。
参考
ArcGIS を使って優れた研究を行っている学生を表彰する
Esri Young Scholars Award の開催にあたり、候補となる学生を募集しています。
2024 年の Esriユーザー会は米国カリフォルニア州サンディエゴで開催します。
皆様のご応募お待ちしております。
詳細はこちら : https://www.esrij.com/news/details/172856/
申込締切 : 2024 年 3 月 31 日(日)
今年も GIS コミュニティフォーラムを開催します。
本イベントは、アカデミックな分野はもちろん、民間企業、行政機関のユーザーが一堂に会し、
GIS に関する意見交換を行う場として、多くの方々にご参加いただいております。
ぜひ、この機会にご参加ください。
会期 : 2024 年 5 月 23 日(木)・24 日(金)
※ 22 日(水)プレカンファレンス・セミナー
会場 : 東京ミッドタウン(六本木)
参加費 : 無料・事前参加登録制
プログラムは、2024 年 4 月初旬に公開/受付予定
コミュニティフォーラム概要はこちら : https://www.esrij.com/events/gcf/gcf2024/
同時にマップギャラリーも募集しています。
マップ部門、ストーリーマップ部門ともに
出展申込締切 : 2024 年 4 月 24 日(火)
提出締切 : 2024 年 5 月 7 日(火)
詳細および申込はこちら : https://www.esrij.com/news/details/173166/
新年度を迎えるにあたり、ご所属やメールアドレスなどに変更がある方は、
恐れ入りますが新しい連絡先をお知らせください。
また、アカデミックパックをお持ちで異動される場合は、
以下のリンクからユーザー登録の変更手続きをお願いいたします。
Esri 製品をお使いで部署異動に伴いユーザー登録情報の更新が必要な方は、
こちらをご利用ください。