Feature Analyst for ArcGIS

Feature Analyst for ArcGIS

フィーチャ抽出に特化したエクステンション

Feature Analyst for ArcGIS は、TEXTRON Systems 社によって開発された ArcGIS Desktop(ArcMap)上で動作するエクステンション製品です。
衛星画像や航空写真、スキャンした地図画像から半自動的にフィーチャを抽出する機能を提供します。

Feature Analyst for ArcGIS の主な機能

フィーチャ抽出・分類

道路、河川、建物、植生、水域などの抽出したいフィーチャのサンプルデータと画像の色やスペクトル特性、形状、空間的関連性から Feature Analyst 独自のアルゴリズムによる学習モデルでフィーチャ抽出・分類を行います。
左図:ソーラーパネルの抽出
画像提供:有限会社 大光電気

 

空間的関連性

Feature Analyst では、インプット・リプレゼンテーションというカーネルを定義し、空間的情報をフィーチャ抽出に利用します。
これによりターゲットとその周辺の情報を分析してターゲットをより的確に抽出することができます。

 

階層的学習機能

1 回目の抽出結果から正しい結果と間違った結果を学習させたり、サンプルを増やして追学習させたりすることによって抽出結果の精度を向上させることができます。
左図:ヘリコプターの抽出
サンプル収集 → 一次処理結果 → 結果の正誤学習 → 処理結果

 

フィーチャ モデル

フィーチャ抽出を行った処理フローは AFE ファイルとして保存することができます。同じ処理を行う際に、AFE ファイルを利用すると別のファイルに同じ処理を適用することができます。
また、AFE ファイルを ArcToolbox に組み込むことができ、ジオプロセシング ツールから Feature Analyst の機能を利用することができます。

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