ArcGIS Online や Portal for ArcGIS(以降両者合わせてポータル)を活用することで、ポータル上の様々な背景地図や外部の GIS データを簡単に利用できます。さらに自社で保有しているデータも必要に応じて GIS サービスとして公開することで、データの活用の幅がさらに広がります。

GIS データの活用
ポータルを利用すれば、統計情報などの豊富な外部 GIS データの利用に加え、自社で保有しているデータを GIS サービスとして公開し、組織内で効果的に共有することができます。この機能により、IBM Cognos 上で地理的特性を逃すことなく活用することが可能です。

GIS サービスの共有
Esri Maps for IBM Cognos で作成したレイヤーを ポータル上で GIS サービスとして共有することができます。IBM Cognos で生成された情報資産を GIS データとしてすぐに展開することができます。これにより、ArcGIS for Desktop を含むさまざまな ArcGIS クライアントで利用することができ、位置情報に関してさらに深堀りして分析を行うことができます。

フィルタによる条件検索
ポータルから追加した GIS データも、いくつかの属性が含まれています。Esri Maps for IBM Cognos はその追加したデータに対して、目的の条件でフィルターを適用することができます。たとえば、人口に関する GIS データを追加している場合、年齢区分の条件でフィルターを実行することで、対象とする年齢区分の人口に関するマップとして地図上で確認し、分析に役立てることができます。