ENVI には、特定の解析処理用のモジュール製品を提供しています。
モジュールは、基本となる ENVI ライセンスと同時に購入するか、既存の ENVI に追加して利用できます。

Feature Extraction (FX)

オブジェクト分類によるフィーチャ抽出をワークフロー形式で容易に行える機能です。また、LIDAR データから建物や樹木、送電線を抽出することができます。

Atmospheric Correction

MODTRAN ベースの FLAASH と Quick Atmospheric Correction(QUAC)の両方を利用できる、マルチスペクトル/ハイパースペクトルに対応した大気補正処理が行える機能です。

DEM Extraction

ステレオペア画像から精度の高い DEM を簡単に作成する機能です。

ENVI Photogrammetry

ステレオペアまたは複数の画像から 3 次元の点群データと DSM(数値表層モデル)が作成できる機能です。

NITF

JITC(The Joint Interoperability Test Command)の Level 7(最高レベル)認証を受けている ENVI で NITF データの取り扱いを可能にする機能です。

SARscape

合成開口レーダ(SAR)データの読み込み、処理、解析、出力を可能にする機能です。干渉(インターフェロメトリー)処理や DEM 抽出など高度な解析処理が行えます。
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Crop Science

衛星画像やドローンで取得したマルチスペクトル画像から作物の数量や個々の健康状態の把握、圃場内のエリア分析を可能にする機能です。

Deep Learning

TensorFlowTM を使用してディープラーニングモデルの学習を行い、画像分類や物体検出を行う機能です。
画像提供:NV5 Geospatial社