凡例
入力 | ◎…直接参照/インポート可能 ●…直接参照可能 ○…インポート可能 |
出力 | ○…エクスポート可能 |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
シェープファイル(*.shp) | シェープファイルは、トポロジのない単純なフォーマットで幾何学上の位置や地理フィーチャの属性情報などを格納します。シェープファイルは、ArcGIS Desktop の基本的な空間データ・フォーマットです。また、フォーマットは公開されています。 | ◎ | ○ | |
ArcInfo カバレッジ |
ArcInfo カバレッジは、地理フィーチャのトポロジ・データ構造です。 カバレッジのフォーマットは、空間分析アプリケーションや大規模な地理データ管理アプリケーションに適しています。ArcInfo カバレッジのフォーマットは、デジタル・マッピング・アプリケーションや GIS アプリケーションで、最も広く使用されている空間データの 1 つです。 |
◎ | ○※ | ArcMap のみ対応 ※Advanced ライセンスが必要です。 |
Arc Interchange(*.e00) | ARC/INFO のカバレッジの交換ファイルフォーマットです。ARC/INFO ではカバレッジ、グリッド、TIN、INFO テーブルを交換ファイルに出力することができます。 | ○ | ○※ | ArcMap のみ対応 ※Advanced ライセンスが必要です。 |
ファイル ジオデータベース | ArcGIS のデータ モデルです。1 つのデータベースに複数のレイヤーを格納可能で、 レイヤー間のリレーションシップやジオメトリック ネットワーク、画像(ラスター)などデータ自体に振舞いを持たせることが可能となっています。ESRI 社独自のファイル フォーマットでデータを格納します。 | ◎ | ○ | |
パーソナル ジオデータベース(*.mdb) | ArcGIS のデータ モデルです。1 つのデータベースに複数のレイヤーを格納可能で、 レイヤー間のリレーションシップやジオメトリック ネットワーク、画像(ラスター)などデータ自体に振舞いを持たせることが可能となっています。Ms Access に格納します。 | ◎ | ○ | ArcMap のみ対応 |
マルチユーザー ジオデータベース | ArcGIS のデータ モデルです。1 つのデータベースに複数のレイヤーを格納可能で、 レイヤー間のリレーションシップやジオメトリックネットワーク、画像(ラス ター)など データ自体に振舞いを持たせることが可能となっています。凡例的な DBMS(オラクル、SQL サーバーなど)にデータを格納します。 | ◎ | ○※ | ※Standard または Advanced ライセンスが必要です。 |
SDC | SDC は空間ジオメトリと属性データを格納する読み取り専用の圧縮されたデータ構成です。 | ◎ | ||
ESRI GRID | GRID フォーマットは、32 ビットの整数グリッドおよび 32 ビットの浮動小数点 ラスター グリッドをサポートする ESRI 独自のフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
ESRI GRID stack | 複数のグリッド レイヤーを重ね合わせて GRID Stack を形成することでマルチバンドのグリッドのように解析を行なうことが可能です。 グリッドのセルサイズは一番粗いものにあわせられます。GRID Stack フォーマットは、スタック全体の属性テーブルを、GRID やカバレッジと同じように別のディレクトリで管理しています。 | ● | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 |
ESRI Band Interleaved by Line(*.BIL) | Band Interleaved by Line の略で、n 行 m 列 l バンドのデータに対して、すべてのバンドの n 行目のデータの後に、すべてのバンドの n+1 行目のデータを続けることを m 列分繰り返すという形式のフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
ESRI Band Interleaved by Pixel(*.BIP) | Band Interleaved by Pixel の略で、n 行 m 列 l バンドのデータに対して、すべてのバンドの m 列目のデータの後に、m+1 列目のデータを続けることを n 行回繰り返すという形式のフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
ESRI Band Sequential(*.BSQ) | Band Sequential の略で、n 行 m 列 l バンドのデータに対して、第 l バンドに対するすべての n 行、m 列のデータの後に第 n+1 バンドのデータが続いていくフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
TIN (ESRI) | TIN(Traingulated Irregular Network)はサーフェスを表現するために用いられるオブジェクトの種類の一つです。 TIN はサーフェスを重なりのない連続的な三角形の集合に分割します。三角形の各頂点が標高値を持っています。 | ◎ | ○ | 3D Analyst が必要です。 |
ArcIMS マップ サービス | ArcIMS で配信されたマップ サービスです。 | ● | ||
ArcGIS Server マップ サービス | ArcGIS Server で配信されたマップ サービスです。 | ● | ||
ArcGIS Server フィーチャ サービス | ArcGIS Server で配信されたフィーチャ サービスです。 | ● | ||
ArcGIS Server イメージ サービス | ArcGIS Server で配信されたイメージ サービスです。 | ● |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
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DXF(*.dxf) | Autodesk 社の AutoCAD 等多くの CAD アプリケーションで採用されている CAD データの交換用フォーマットです。 | ◎ | ○ | |
DWG(*.dwg) | Autodesk 社の AutoCAD における標準ファイルフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
DGN(*.dgn) | Bentley Systems 社の MicroStation における標準ファイルフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
RVT(*.rvt) | Autodesk 社の Revit における標準ファイルフォーマットです。 | ◎ | ArcGIS Pro のみ対応 | |
SXF(*.sfc、*.p21) | CAD データ交換標準開発コンソーシアムが中心となって開発された CAD データの交換標準フォーマットです。 | ○ | ○ | ArcMap のみ対応 |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
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OGC GML Simple Features | Open Geospatial Consortium(OGC)標準規格に準拠したデータです。 | ◎ | ○ | ArcGIS Data Interoperability エクステンションをインストールすることにより利用可能です。 |
OGC WFS (Web Feature Service) |
OGC 標準規格に準拠した接続インターフェースです。Web 経由で、地理フィーチャを提供します。 | ● | ||
OGC WMS (Web Map Service) |
OGC 標準規格に準拠した接続インターフェースです。Web 経由で、サーバー上で作成したマップを提供します。 | ● | ||
OGC WCS (Web Coverage Service) |
OGC 標準規格に準拠した接続インターフェースです。Web 経由で、ラスター データとセル値をラスター カバレッジとして提供します。 | ● | ||
OGC WMTS (Web Map Tile Service) |
OGC 標準規格に準拠した接続インターフェースです。Web 経由で、タイル状に分割されたマップ レイヤーを、複数の縮尺でキャッシュ マップ タイルとして提供します。 | ● | ||
OGC GeoPackage | Open Geospatial Consortium(OGC)標準規格に準拠した SQLite ベースの GIS データ フォーマットです。 | ◎ |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
DM(*.dm) | 公共測量作業規定に基づくデータ形式フォーマットのことで、測量業界標準フォーマットです。 | ○ | ||
拡張 DM(*.dm) | 公共測量作業規定に基づくデータ形式フォーマットのことで、測量業界標準フォーマットです。 | ○ | ||
地籍フォーマット 2000 | 地籍フォーマット 2000 は数値地籍情報を記述した CSV 形式のファイルです。 | ○ | ○ | ArcMap のみ対応 |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
数値地図(国土基本情報)シェープファイル版(*.shp) | 国土地理院が整備してきた、基盤地図情報、数値地図シリーズ及び数値標高データをすべて統合し、さらに地図表現に必要な各種のデータ項目を加え、多様な属性情報も持たせた、総合的な地理空間情報です。 | ● | ||
数値地図(国土基本情報)GML 版(*.gml) | 国土地理院が整備してきた、基盤地図情報、数値地図シリーズ及び数値標高データをすべて統合し、さらに地図表現に必要な各種のデータ項目を加え、多様な属性情報も持たせた、総合的な地理空間情報です。 | ○ | ||
数値地図(国土基本情報20万)シェープファイル版(*.shp) | 国土地理院が整備している電子国土基本図(地図情報)のデータを編集して作成したものであり、縮尺 20 万分 1 相当の地図描画に対応したベクター データです。 | ● | ||
数値地図(国土基本情報20万)GML 版(*.gml) | 国土地理院が整備している電子国土基本図(地図情報)のデータを編集して作成したものであり、縮尺 20 万分 1 相当の地図描画に対応したベクター データです。 | ○ | ||
基盤地図情報 2500 | 2千500分1 地形図のデータから基盤地図情報項目(行政区画、道路、河川、海岸線、軌道の中心線)を抽出して作成したものです。 地理情報システム(GIS)の共通白地図データとしても使えます。 | ○ | ||
基盤地図情報 25000 | 2万5千分1 地形図のデータから基盤地図情報項目(行政区画、道路、河川、海岸線、軌道の中心線)を抽出して作成したものです。 地理情報システム(GIS)の共通白地図データとしても使えます。 | ○ | ||
基盤地図情報 (測量の基準点) |
測量法に規定する永久標識であり、電子基準点、三角点、多角点を公開している。このデータは、基盤地図情報の中なかで、国土地理院が管理する国家基準点を対象としています。 | ○ | ||
基盤地図情報 5m メッシュ (標高) |
地表を 5m 間隔で区切った方眼(メッシュ)中心点の標高を、家屋や橋、樹木等を取り除いた地表面データとして作成した高精度な数値標高モデル(DEM)です。 | ○ | ||
基盤地図情報 10mメッシュ (標高) |
地表を 10m 間隔で区切った方眼(メッシュ)中心点の標高を、家屋や橋、樹木等を取り除いた地表面データとして作成した高精度な数値標高モデル(DEM)です。 | ○ | ||
地理院タイル | 国土地理院が地理院タイルとして公開している背景地図です。 | ● |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
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Zmap-AREAⅡ (テキストデータ) |
ゼンリン社が販売する、広範囲を対象とした地図データです。Zmap-AREAII には「独自フォーマット」と「テキストデータ」の 2 種類の提供フォーマットがあり、弊社の Zmap-AREAII 対応ツールではテキストデータにのみ対応しています。 | ○ | ArcGIS リソース集でツールを提供 | |
Zmap-TOWNⅡ | ゼンリン社が販売する住宅地図データベースです。弊社の Zmap-TOWNII 対応ツールでは ZMD フォーマット レベル 1-3 ~ 1-5 に対応しています。 | ○ | ArcGIS リソース集でツールを提供 |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
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SIMA (測量データ共通フォーマット) | 日本測量機器工業会が標準化を行なった ASCII 形式の測量データのフォーマットです。 | ○ | ○ | ArcMap のみ対応 |
地図XML | 法務省の地図情報システムで利用されている地図のデータ形式です。 | ○ | ||
G-XML 2.0(*.xml) | 空間情報を XML に準拠した形で記述・通信・交換するための記述規格です。 | ○ | ArcMap のみ対応 | |
JMC マップ | (財)日本地図センターが刊行している 1/200000 相当のベクター データです。 | ○ | ArcMap のみ対応 | |
KML(*.kml、*.kmz) | KML(Keyhole Markup Language)は、Google Earth や Google マップに表示するポイント、線、イメージ、ポリゴン、およびモデルなどの地理的特徴をモデリングして保存するための XML 文法および XML ファイル形式です。 | ◎ | ○ | |
VPF | 米国国防総省の標準フォーマットで、NIMA が、様々な縮尺のデジタルベクタープロダクトに VPF を使用しています。VPF は、DIGEST(Digital Geographic Information Exchange Standard)として国際的空間基準の一つにも位置づけられています。VPF は、ダイレクトにデータを使用できるように考えられた大きな地理データベースのための標準フォーマットです。 | ◎ | ○※ | ※Advanced ライセンスが必要です。 |
netCDF(*.nc) | netCDF(network Common Data Form)は、気温、湿度、気圧、風速などの多次元な科学的データを格納するためのファイル フォーマットです。 | ○ | ○ | |
SDTS | Spatial Data Transfer Standard は米国の空間データ交換標準フォーマットです。 異なるデータタイプやモデル間での空間データの交換を可能にする空間データの概 念的定義 や統合モデル、レコードレベルのコード体系を示しています。 ArcGIS では Point データまたは Grid のみ対応しています。 | ○ | ○※ | ※Advanced ライセンスが必要です。 |
S-57 | 国際水路機関 (IHO:International Hydrographic Organization) により開発された” IHO ディジタル水路データ転送基準”に準拠した 電子海図のデータです 。 | ○ | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 |
AGF | Atlas GIS のファイルフォーマットです。 | ○ | ○ | |
DFAD | weapons systems simulator データに使用される National Imagery and Mapping Agency のフォーマットです。 | ○ | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 |
DLG | USGS が定めたもので輸送や、水文学、等高線、公共測量などの平面の基図となる情報を提供しています。 ノード、ライン及びエリアを持つトポロジ的なフィルで、トポロジを維持するには、インポート後に BUILD や CLEAN を行わなければなりません。 | ○ | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 |
ETAK | ETAC,Ink から入手可能な ASCⅡ 形式のディジタル道路中心線データです。各レコードは、アドレス、行政、国勢調査および ZIP コードの境界情報を持つ一本の線状フィーチャを表現します。また、道路の分類名も持っており、地域によっては主要なランドマーク・フィーチャも持ちます。 | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 | |
IGES | システム間で CAD データを交換するために使用されているファイルです。IMGINE では、非圧縮フォーマットのバージョン 3.0 をインポートできます。IMAGINE のインポート処理は、ラインとポイントの属性データもインポートし、対応する ACODE と XCODE を持つ INFO ディレクトリを作成します。インポートした IGES ファイルを IGES フォーマットにエクスポートする 場合は、これらの情報もエクスポートされます。※Advanced ライセンスが必要です。 | ○ | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 |
TIGER | Topologically Integrated Geographic Encoding and Referencing file の略で U.S. Census Bureau のライン・ネットワーク製品です。SDTS に準拠したフォーマットになっています。 | ○ | ○ | Advanced ライセンスが必要です。 |
VRML、GeoVRML(*.wrl) | VRML (Virtual Reality Modeling Language )は、シリコングラフィックス社等が Web 上で 3D データを利用するために共同開発したものです。インターネット上で、3D モデル、シーン構成、アニメーション、サウンドなどを実現します。 | ○ | ○※ | 3D Analyst が必要です。※ArcMap のみ対応 |
JSON | JavaScript におけるオブジェクトの表記法を応用したテキスト ベースのデータ形式。 | ○ | ○ |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ADRG (ARC Digitized Raster Graphics) |
以前は、DefenseMappingAgency(DMA)と呼ばれていた NIMA からのデータです。 主に軍事用に使用され、契約者のみが使用できます。タイルサイズ 256×256、フレーム 1536×1536 で、 シュードカラーのルックアップテーブルを持つものと持たないものがあります。 このデータは、WGS84 に基づいて ARC システムに投影されています。 | ◎ | ||
ASCII Grid | ArcInfo ASCII Grid フォーマットは ArcInfo Grid 交換ファイルです。 | ◎ | ○※ | ※Spatial Analyst が必要です。 |
BAG (Bathymetric Attributed Grid) |
Bathymetric Attributed Grid は、海底データを格納するための非プロプリエタリなファイルフォーマットです。 | ◎ | ||
BIL, BIP, BSQ (Band Interleaved by Line, Band Interleaved by Pixel, Band Sequential) |
BIL, BIP, BSQ フォーマットの画像データを非圧縮した状態で読み込み/書き込みできるフォーマットです。ASCII 形式のヘッダファイルを作成することで、モノクロ画像、グレースケール画像、マルチスペクトル画像を、他のフォーマットに変換せずに直接利用できます。ヘッダファイルには、画像データのレイアウト情報が格納されます。 | ◎ | ○ | |
BT (Binary Terrain) |
Binary Terrain フォーマットは、Virtual Terrain Project(VTP)により作成された標高データをより最適に格納するためのフォーマットです。BT フォーマット は、ファイル サイズと空間参照の定義の面で柔軟に対応できるように設計されています。 | ◎ | ||
BMP, DIB, Microsoft Windows Bitmap (Bitmap, Device-Independent Bitmap) |
BMP ファイルは、Windows 標準のペイント系グラフィックデータです。1 ピクセルあたり 1、4、8、24 ビットに対応しています。 ほとんどの場合は無圧縮です。一般的に、写真やクリップアートなどを格納し、Windows プラットフォーム 上の異なるアプリケーションでデータを使用できます。 | ◎ | ○ | |
BSB | MapTech、NOAA によるラスター海図に使用される圧縮ラスター フォーマットです。 | ◎ | ||
CADRG / ECRG (Compressed ADRG / Enhanced Compressed ADRG) |
RPF フォーマットから派生したフォーマットです。加えて、ADRG と同じ圧縮技術を使用しています。NGA により配布されています。CADRG/ECRG の地理座標は ARC システムをもとにしており、地球を 18 の緯度バンド/ゾーンに分割しています。データには、ラスター画像とスキャニングされた文書などその他のグラフィックが含まれます。CADRG は、55:1 の圧縮率を得ることができます。ECRG は、JPEG 2000 圧縮を使用し、20:1 の圧縮率を得ることができます。 | ◎ | ||
CIB (Controlled Image Base) |
NGA が提供するパンクロマティック(グレースケール)の正射投影画像です。 DOQ(Digital Orthographic Quadrants)と似たデータで背景画像やシンプルなマップとしての利用用途を目的としてます。 | ◎ | ||
DIGEST ASRP, USRP (Digital Geographic Information Exchange Arc Standard Raster Product, UTM/UPS Standard Raster Product) |
北大西洋条約機構(NATO)が軍事的な利用を目的として規格化し、NATO 軍で一般的に利用されているデータです。 DIGEST データは、全世界をシームレスにカバーしたグラフィック プロダクトの複製です。ASRP データは、ARC システムに変換されており、地球を 18 の緯度ゾーンに分割しています。USRP データは、UTM(Universal Transverse Mercator)または UPS(Universal Polar Stereographic)座標系に投影されています。どちらのデータもデータむは WGS 84 を採用しています。 | ◎ | ||
DIMAP (Digital Image Map) |
DIMAP フォーマットはパブリックドメインのオープン形式ですが、このデータの主目的は SPOT 衛星データの配布です。DIMAP は、GeoTIFF ファイルとメタデータファイルで構成されています。 | ◎ | ||
DTED (Digital Terrain Elevation Data)Level 0, 1, 2 |
NGA(National Geospatial-Intelligence Agency)により提供されている緯度経度 1 度間隔に配置されている標高ポイントです。 | ◎ | ○ | |
ECW (Enhanced Compressed Wavelet) |
ERDAS 社(ER Mapper)の ECW はプロプリエタリフォーマットです。JPEG 2000 に似ており、ウェーブレット手法を利用した非可逆圧縮を利用しています。ECW フォーマットは、ArcGIS Desktop で利用することができますが、このフォーマットのデータを公開する場合に制限があります。 詳細は ESRI ナレッジベース 記事 ID 32824 をご覧ください。 | ◎ | ||
EOSAT FAST | EOSAT(Earth Observation Satellite)FAST フォーマットのうち FAST-L7A(Landsat TM)および FAST Rev. C.(IRS)をサポートしています。 | ◎ | ||
ENVI ヘッダ フォーマット | ITT VIS のリモートセンシング用解析アプリケーション ENVI の画像フォーマットです。ENVI は、ソフトウェアが必要とする画像情報をヘッダファイルとして持っています。 | ◎ | ○ | |
ER Mapper | ER Mapper は、リモートセンシング画像処理ソフトウェアです。ER Mapper フォーマットはこのソフトウェアにより作成されるプロプリエタリ フォーマットです。 | ◎ | ||
EADAS 7.5 GIS/LAN | LAN フォーマットは、ERDAS IMAGINE 7.x で使用されていた画像フォーマットです。単バンドまたはマルチバンドで連続階調データを格納できます。 GIS ファイルは、LAN(Erdas7.x) と同様のフォーマットですが、単バンドの主題画像を格納します。 | ◎ | ||
ERDAS IMAGINE | 連続階調ラスター レイヤーや主題ラスター レイヤーを格納する画像フォーマットです。ERDAS IMAGINE で作成され、単バンドもしくはマルチバンドの連続階調画像および主題画像を格納できます。 | ◎ | ○ | |
ERDAS RAW | ERDAS RAW フォーマットは、ASCII 形式のファイルに画像のレイアウトを定義することで、表示に対応されていない画像データを直接読み込むことができます。 | ◎ | ||
Floating Point Raster File | バイナリ形式に浮動小数型でラスターの値を格納しています。 | ◎ | ||
VRT (GDAL Virtual Format) |
GDAL(Geospatial Data Abstraction Libaray)によって作成されるファイルフォーマットです。他のデータから仮想データを作成し GDAL で読み込むことができます。 | ◎ | ||
GIF (Graphic Interchange Format) |
GIF は、米国の CompuServe 社が設計を行なった画像フォーマットです。256 色までの画像をあつかうことが可能で、一般的に小さい容量の画像を格納するのに使用されます。 | ◎ | ○ | |
GRIB | GRIB(Gridded Binary Format)は、気象情報のアーカイブデータを格納、通信、処理するためのデータフォーマットです。WMO(World Meteorological Organisation)により、標準フォーマットとしてのデザインとメインテナンスが行われています。 | ◎ | ||
GPV(GRIB2形式) | 気象庁が提供している GPV(Grid Point Value)のうち GRIB2 形式に対応。 GRIB2 とは国際気象通報式FM92 GRIB 二進形式格子点資料気象通報式(第 2 版)の略称です。データに関する詳しい情報は、(財)気象業務支援センター様のホームページをご覧ください。 | ○ | 気象庁が提供している一部のデータに限定。詳しくはこちら | |
Golden Software Grid(*.grd) | Golden Software Grids の 3つの種類のフォーマットに対応しています: GSAG(Golden Software ASCII GRID)、GSBG(Golden Software Binary Grid)、GS7GB(Golden Software Surfer 7 Binary)。 | ◎ | ||
HDF 4 (Hierachical Data Format) |
Hierarchical Data Format(HDF)4 は、多次元データを格納するために使用される自己定義ファイル フォーマットです。 | ◎ | ||
HDF 5 (Hierachical Data Format) |
HDF フォーマットの次世代標準形式です。 | ◎ | ||
IDRISI Raster Format(RST) | IDRIS Raster Format (RST) は IDRISI のネイティブ フォーマットです。 | ◎ | ||
CIT/COT (Intergraph Raster Files) |
Intergraph 社のラスター ファイル フォーマットです。CIT は、16 ビットデータを格納し、COT は符号なし 8 ビットデータを格納します。 | ◎ | ||
ISIS (Integrated Software for Imagers and Spectrometers) |
ISIS Cube フォーマットは USGS(米国地質調査所)によって提供されている惑星画像をマッピングするための形式です。バージョン 2 とバージョン 3 に対応しています。 | ◎ | ||
JAXA PALSAR (Japanese Aerospace eXploration Agency) |
宇宙航空研究開発機構 (JAXA) により作られた CEOS フォーマットです。ALOS PALSAR データを格納しています。レベル 1.1 とレベル 1.5 に対応しています。 | ◎ | ||
JPEG/JFIF (Joint Photographic Experts Group/Joint File Interchange Format) |
ITU-TS(国際電気通信連合:旧CCITT)とISO(国際標準化機構)で定めたカラー静止画像の圧縮、展開を決める規格です。規格を制定した標準作成委員会(Joint Photographic Expert Group)がそのまま規格の名前になっています。 フルカラーもしくはグレースケールの画像を格納できます。 | ◎ | ○ | |
JPEG 2000 | 容量の大きい画像の品質を保てる圧縮技術を利用しています。縮尺に関係なく高い圧縮率かつ高速に画像にアクセスできます。 | ◎ | ○ | |
BLX/XLB (Magellan Mapsend Format) |
Magellan の BLX/XLB フォーマットは主に地形データを格納するために利用されます。使用するタイルサイズは 128 ピクセル x 128 ピクセルの倍数、座標系は WGS84 と規定されています。データの並びがリトルエンディアンの場合、ファイルの拡張子は BLX となります。ビッグエンディアンの場合は、 XLB という拡張子が付きます。 | ◎ | ||
PCRaster(MAP) | PCRaster(*.map)は、PCRaster のラスター フォーマットです。 | ◎ | ||
Map Service Cache | PCRaster(*.map)は、PCRaster のラスター フォーマットです。 | ◎ | ||
MrSID (Multi-Resolution Seamless Image Database) |
ウェーブレット変換ベースの圧縮アルゴリズムを用いたフォーマットです。 LizardTech により開発され、大容量データの高品質、高圧縮、高速表示を可能にします。 | ◎ | ||
NITF (National Imagery Transmission Format) |
National Imagery Transmission Format Standard の略で、複数の標準と仕様から定義されたフォーマットです。画像、注記、メタデータを異なるシステム間でのインターオペラビリティとデータ交換を可能にします。フォーマットの仕様は NGA により開発されています。 | ◎ | ○※ | ※NITF for ArcGIS が必要です。 |
NLAPS (National Land Archive Production System) Data Format |
NLAPS Data Format は、USGS(米国地質調査所)によって配布されている Landsat MSS と Landsat TM のデータの 1 つです。 | ◎ | ||
PCIDSK(PIX) | PCIDSK は、PCI Geomatics のラスター フォーマットです。 | ◎ | ||
PDS (Planetary Data System) |
PDS(Planetary Data System)は NASA により管理されているフォーマットで、NASA(National Aeronautics and Space Administration)惑星ミッションで取得したデータのアーカイブと配布に使用されます。PDS バージョン 3 に対応しています。 | ◎ | ||
PNG (Portable Network Graphics) |
Portable Network Graphics の略で W3C で考えだされた GIF に代わる画像フォーマットです。 機種に依存せず、法的に問題がなく(ライセンスフリー)、高圧縮率で標準的な可逆圧縮の画像ファイルです。PNG の色数は、モノクロ画像から 64 ビットのカラー範囲まで対応しています。 256 色のインデックスカラーや 16 ビット画像への 100% 可逆圧縮などに対応しています。 | ◎ | ○ | |
RADARSAT-2 | RADARSAT-2 の配布データ形式です。2007 年 12 月に打ち上げられたカナダの地球観測衛星で、C バンドの合成開口レーダー(SAR)を搭載しており、Radarsat-1 の後継機です。高解像度、多偏波、左右両サイドの撮影が可能などの特徴を持っており、農業、災害管理、海上・森林モニタリングなど多様な分野での利用が想定されています。 | ◎ | ||
RPF (Raster Product Format) |
National Geospatial-Intelligence Agency とアメリカ軍によって軍事利用のために生成された(圧縮または未圧縮の)矩形ピクセル配列で構成されるデータ形式です。CADRG、ADRG、CIB のベースとなるフォーマットです。 | ◎ | ||
GFF (Sandia Synthetic Aperture Radar) |
米国のサンディア国立研究所 により作成された複素数型の SAR 画像データを格納するフォーマットです。 | ◎ | ||
SRTM (Shuttle Radar Topography Mission) |
SRTM の HGT フォーマットは、シャトル レーダー トポグラフィー ミッション(SRTM)によって取得された標高データを格納するための形式です。SRTM-3 および SRTM-1 バージョン 2 のファイルに対応しています。 | ◎ | ||
SDTS DEM (Spatial Data Transfer Standard Digital Elevation Model) |
SDTS(Spatial Data Transfer Standard)は USGS(米国地質研究所)により作成されたフォーマットです。異なるシステム間で地理空間データの情報を損なわずにデジタルで交換するためのフォーマットです。 | ◎ | ||
SUN Raster | Sun Raster 形式は、Sun Microsystems 社が、ワークステーション上の画像ファイルの標準規格として開発した形式です。Sun のモニタディスプレイから取得されるラスターデータです。 | ◎ | ||
TIFF/GeoTIFF (Tagged Image File Format) |
ldus 社と Microsoft 社によって開発されたビットマップファイル用のフォーマットです。TIFF を読み書きするアプリケーションでは、自分では扱えないデータタグは単に無視するため、プラットフォームに(比較的)依存しない画像フォーマットといえます。 TIFF フォーマットは、白黒画像、グレースケール、擬似カラー、トゥルーカラーの全てをサポートしており、データの圧縮も可能です。更に、BigTIFF 形式にも対応しています。 | ◎ | ○ | |
Terragen terrain | Terragen Terrain フォーマットは Planetside ソフトウェアにより作成され、地形データを格納しています。 | ◎ | ||
USGS DEM (United States Geological Survey Digital Elevation Model) |
USGS(アメリカ地質調査所)が配布しているASCII フォーマット(Fixed-block フォーマット)の標高データです。均等間隔に配置された標高の情報を持つラスター グリッドから構成されています。高さの情報は USGS の地形図から得ています。 | ◎ | ||
XPixMap(XPM) | XPixMap(XPM)は、ASCII イメージ、C ライブラリから構成されるフォーマットでカラー イメージを格納します。 | ◎ | ||
RAW | CCD より得られる情報を圧縮・加工をまったくしないフォーマットです。 | ◎ |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
MDB(MS Access) (*.mdb) |
Microsoft 社の提供する RDBMS です。 | ◎ | ○ | ArcMap のみ対応 |
XLS(MS Excel) (*.xls) |
マイクロソフトのエクセルのテーブルを直接読み込むことができます。9.2 よりも前のバージョンでは OLE DB 接続で読み込む必要がありましたが、9.2 からは直接読み込めます。10.2 からは属性テーブルをエクスポートできます。 | ◎ | ○ | |
XLSX(MS Excel) (*.xlsx) |
マイクロソフトのエクセルのテーブルを直接読み込むことができます。9.2 よりも前のバージョンでは OLE DB 接続で読み込む必要がありましたが、9.2 からは直接読み込めます。 | ◎ | 〇※ | ※ArcGIS Pro のみ対応 |
DBF(dBASE) (*.dbf) |
米ボーランド社の dBASE のファイルフォーマットです。シェープファイルの属性テーブル の形式は dBASE-Ⅳ を使用しています。(メモフィールドはサポートしていません)dBASE の制限事項として、最大フィールド数 255、最長フィールド名 10 バイト、文字型フィールドの最大文字数 254 バイトとなっています。 | ◎ | ○ | |
テキストファイル(*.txt,*.csv) | 文字データだけで構成されたファイル。CSV ファイルは、1 行の中でカンマ”,”を区切り記号として複数要素のデータを記録するフォーマットです。 スプレッドシートアプリケーションや RDBMS などが、他のアプリケーションとデータを交換する ための汎用フォーマットとして利用されています。 | ◎ | ○ | |
INFO | INFO はカバレッジや GRID の属性情報、テーブルデータを管理するデータベース管理システムです。 | ◎ | ○※ | ArcMap のみ対応 ※Advanced ライセンスが必要です。 |
OLE DB | Microsoft 社によって開発された、データベースの種類によらず統一的に アクセスするためのインターフェースです。 ODBC も OLE DB の一部であり、リレーショナルデータベースにアクセスする手段を提供しています。 | ◎ | ||
SQLite | サーバーとして動作させるのではなく単独のアプリケーションとして動作させることが可能なリレーショナル データベース。 | ○ | ○ |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
---|---|---|---|---|
3D Studio Max(*.3ds) | オートデスク社の 3DS Max で作成された 3D データファイルです。 | ○ | 3D Analyst が必要です。 | |
SketchUp(*.skp) | SketchUp で使用される 3D ファイルです。ArcGIS Desktop では、SketchUp 6 までに対応しています。 | ○ | 3D Analyst が必要です。 ArcMap のみ対応 | |
VRML , GeoVRML(*.wrl) | VRML (Virtual Reality Modeling Language )は、シリコングラフィックス社等が Web 上で 3D データを利用するために共同開発したものです。インターネット上で、3D モデル、シーン構成、アニメーション、サウンドなどを実現します。 | ○ | ○※ | 3D Analyst が必要です。※ArcMap のみ対応 |
OpenFlight(*.flt) | MultiGen 社が考案した 3D モデル ファイル形式です。 | ○ | 3D Analyst が必要です。 | |
COLLADA(*.dae) | 3D モデル ファイルの交換用フォーマットです。 | ○※ | ○ | ※3D Analyst が必要です。 |
TIN(ESRI) | TIN (Traingulated Irregular Network) はサーフェスを表現するために用いられるオブジェクトの種類の 1 つです。 TIN はサーフェスを重なりのない連続的な三角形の集合に分割します。三角形の各頂点が標高値を持っています。 | ◎ | ○ | 3D Analyst が必要です。 |
LandXML | 土木・測量業界におけるオープンなデータ交換フォーマットです。ArcGIS Desktop では、LandXML ファイルを TIN サーフェスとしてインポートすることができます。 | ○ | 3D Analyst が必要です。 | |
KML(*.kml、*.kmz) | KML(Keyhole Markup Language)は、Google Earth や Google マップに表示するポイント、線、イメージ、ポリゴン、およびモデルなどの地理的特徴をモデリングして保存するための XML 文法および XML ファイル形式です。 | ◎ | ○ | |
DXF(*.dxf) | Autodesk 社の AutoCAD 等多くの CAD アプリケーションで採用されている CAD データの交換用フォーマットです。 | ◎ | ○ | |
DWG(*.dwg) | Autodesk 社の AutoCAD における標準ファイルフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
DGN(*.dgn) | Bentley Systems 社の MicroStation における標準ファイルフォーマットです。 | ◎ | ○ | |
RVT(*.rvt) | Autodesk 社の Revit における標準ファイルフォーマットです。 | ◎ | ArcGIS Pro のみ対応 |
フォーマット | 概要 | 入力 | 出力 | 備考 |
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EMF | IEMF (Enhanced Metafile Format)は Windows OS で印刷の際に使われるスプール ファイル フォーマットです。 | ○ | ||
EPS | EPS (Encapsulated PostScript)はPostScript 形式のデータです。 | ○ | ||
PDF (Portable Document Format)は、Adobe 社が開発したフォーマットです。 | ○ | |||
PostScript | Adobe Systems 社によって開発されたページ記述言語 (Page Description Language)で 印刷物の出力など、特に高解像度を要求する印刷処理で一般に利用されています。 アウトラインフォントの印字や文字の変形、図形の描画など、非常に高い機能を持ちます。 | ○ | ||
SVG | SVG (Scalable Vector Graphics)はXML で記述されたベクターグラフィックです。 | ○ | ||
AI | AI (Adobe Illustrator PostScript)は Adobe Illustrator のファイル フォーマットです。 | ○ | ArcMap のみ対応 | |
ジオタグ付き写真 | GPS 機能付きのカメラや携帯端末などで撮影した位置情報(Exif)情報付きの写真です。 | ○ | ||
GPS データ(*.gpx) | XML スキーマで定義された GPS データの交換フォーマットです。 | ○ | ||
LAS 1.0 ~ 1.3、および 1.3 準拠の LAS 1.4 | ASPRS(American Society for Photogrammetry and Remote Sensing)によって定義された LIDAR 計測データの標準交換フォーマットです。 LIDAR 測量のメタデータ情報と各レーザー パルスのレコードが格納されたバイナリ形式のデータです。 | ◎※ | ||
GEOSPACE CDS 背景地図 | NTT空間情報株式会社が提供するインターネット配信サービスのコンテンツです。 | ● | ||
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