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ここ数十年で最も大型と言われたハリケーン マシューは、中米ハイチで死者800人超、130万人が被災するという大きな被害を与えました。
※画像をクリックするとストーリーマップへ飛びます。
今回のような大型ハリケーンが来れば、誰もがその脅威にさらされることに違いありません。但し、災害に対してより脆弱なコミュニティというのはあります。災害に対するコミュニティの脆弱性について、社会的・環境的要因から見ていきましょう。
本マップは ArcGIS Online の「ストーリー マップ カスケード」といテンプレートを使用して作成しています。
災害が起きた際に、より安全な場所に避難する手段を持っていることは重要です。
地図上の青色のラインは、フロリダ州マーティン・L・キング・ジュニア病院のサービスエリアを表しています。茶色の濃淡で示しているのは、ハリケーンの軌道上にあり、車を持っていない世帯の多い地域です。濃い色ほど移動手段を持っていない、脆弱性の高い地域であることを示しています。
環境的要因から見れば、沿岸地域ほどハリケーン被害に対して脆弱性は高いはずですが、下の地図を見て分かる通り、脆弱性はむしろ内陸部コミュニティの方が高くなっています。この違いは、社会的要因、特に貧困に起因します。沿岸地域のコミュニティは富裕層が住む地域で、災害に対して事前に十分な対策がとれており、かつ災害時には素早く避難することができるからです。
地図上の青色のラインは、ノースカロライナ州のニューハノーバー地域保健センターのサービスエリアを表しています。濃い茶色は貧困地域を示しています。
緊急事態では、慢性疾患を持っている人はより高いリスクに晒されます。糖尿病や喘息、高血圧を抱えている患者は、常時薬を処方しています。大量の薬を自宅に残したまま避難した場合や、停電の際にはインスリンは冷蔵を要するため、薬の供給が断たれる危険性があるからです。
地図上の青色のラインは、サウスカロライナ州ビューフォート – ジャスパーハンプトン総合保健サービスのサービスエリアを表しています。濃い色で表した地域は慢性疾患患者が多い地域です。
言葉の壁は緊急対応のあらゆる場面においてコミュニケーションの妨げとなります。救急処置を行うテントで医師の言葉が分からなかったり、避難指示のアナウンスが分からなかったり言葉の壁がリスクとなり得ます。
地図上の青色のラインはジョージア州のカーティスV.クーパープライマリ医療センターのサービスエリアを表しています。濃い色で表した地域は英語が分からない人口の多い地域です。