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浮世絵マップ:歌川広重「東海道五十三次」

 

東海道五十三次を歩く

ArcGISブログ 2015年2月13日(金)記事の転載

江戸と京都を結ぶ道として、江戸時代の大動脈であった東海道を歌川広重の浮世絵と共に巡ります。また道中の標高がわかるストーリーマップも合わせてご紹介いたします。

歌川広重「東海道五十三次」

 ※画像をクリックするとマップに飛びます

解説

東海道五十三次をスマートフォンで見る
スマートフォンなどで見た場合

マップツアーテンプレートを使用したストーリーマップでは各宿場の本陣の推定位置が地図上にプロットされ、それと連動して浮世絵が表示されます。また旧東海道のラインが表示されるようになっていますので、GPS機能が搭載されたスマートフォンなどでご覧いただいた場合は、左上に表示される「現在地マーク」(画像赤枠で表示)をタップすれば、現在の位置も表示されるので、街道歩きのお供にもご利用いただけるのではないでしょうか?

また今回は標高グラフ テンプレートを使用したストーリーマップも作成しました。地図上の旧東海道のラインをクリックすると、下に標高の断面図が表示され、グラフ上のカーソルの位置が地図上に「×」マークとして表示されます。また、旗印のポイントをクリックすると東海道五十三次の各宿場の浮世絵を表示できます。ラインの色は、1kmごとの平均傾斜角を表しており、赤い色になるほど傾斜が急になっていることを表しています。

 

旧東海道標高マップ

※画像をクリックするとマップに飛びます

これを見ると、箱根の山が街道の他の場所に比べていかに急峻かが見て取れます。『箱根の山は 天下の嶮』とはよく言ったもので、確かに徒歩で東海道を行くと浮世絵に描かれたようなそそり立つ山に感じたのかもしれません。

この2つのアプリケーションはいずれも宿場のポイントと旧東海道のラインで構成したオンライン マップを参照していますが、適用するテンプレートを変えることで、ここでご紹介したような異なるアプリケーションを作成できます。ArcGIS Online ではすぐに利用いただけるアプリケーション テンプレートが準備されていますので、簡単にこのようなアプリケーションを作成できます。皆さんも是非さまざまなテーマでストーリーマップを作成してみてください。

 

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掲載日

  • 2015年5月15日