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アメリカのシェールガス革命

 

シェールガスのバブル、そのゆくえは?

 

ニューヨーク州では2014年末、水圧破砕法(フラッキング)と呼ばれるシェールガスの採掘手段が人体に悪影響を及ぼすとして、シェールガスの採掘を禁止する方針を固めました。今回は、世界でも有数のシェールガスとシェールオイルの埋蔵量を誇るアメリカの、2011年に作られたシェールガスマップをご紹介します。

シェールガス採掘エリア

 ※画像をクリックするとマップに飛びます

解説

本地図はサイドパネルに連動して地図を切り替えることができる「サイド アコーディオン」というテンプレートを使用しています。マップの左側にある数字をクリックすると地図が切り替わります。

1. シェールガスの埋蔵場所と量
アメリカの代表的なシェールガス田として、テキサス州のバーネット・シェールと、北東部のニューヨーク州からペンシルベニア州、ウエストバージニア州など広域に渡って延びるマーセラス・シェールがあります。

州別生産量(~2011年)

2. 州別生産量(~2011年)
アメリカではアパラチア盆地やイリノイ盆地で100年以上前からシェールガスは生産されていましたが、2000年代に入ると採掘技術が確立されたことにより生産がさらに活発になりました。

フラッキング(水圧破砕法)が行われている場所

3. 水圧破砕法が行われている場所
2015年にも州閣議で正式に禁止が命じられるとされる水圧破砕法(フラッキング)は、頁岩(けつがん)層(シェール層)と呼ばれる硬い岩盤に含まれているシェールガスを採掘するのに、井戸を掘り特殊な化学物質を含む「フラッキング水」を高水圧で流し込み人工的に岩盤に割れ目を作りガスを採取する方法です。報告されているエリアは50,000ヶ所以上にも及んでいます。

 

関連リンク

掲載種別

関連業種

  • 地下資源
  • 電力・ガス
  • 自然環境


関連製品

掲載日

  • 2015年2月9日