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第11回 GISコミュニティフォーラム

開催レポート

第 11 回 GISコミュニティフォーラムは、5 月 28 日(木)~29 日(金)に、東京ミッドタウン(東京都港区・六本木)にて開催されました。前日の 27 日(水)には同会場でプレフォーラム・セミナーも開催されました。期間中は、2,000 名を超える皆様にご来場いただきました。ご来場いただいた皆様、ご出展やご発表等で開催にご協力いただいた皆様に心よりお礼申し上げます。 第 11 回 GISコミュニティフォーラムの各プログラムを、写真とともに振り返ります。

基調講演

基調講演は、5 月 28 日及び 29 日に開催されました。 5 月 28 日の基調講演では、冒頭で弊社社長正木及び ESRIジャパンユーザ会会長の福井 弘道 教授が挨拶し、続いて、早稲田大学マニフェスト研究所 顧問、元三重県知事 北川 正恭 氏、米国 Esri 社 画像戦略担当ディレクター Lawrie Jordan(ローリー ジョーダン)が講演されました。5 月 29 日の基調講演では、国際大学 グローバル・コミュニケーション・センター 主任研究員/准教授 庄司 昌彦 氏、株式会社ハレックス 気象予報士 山本 ゆめ 氏が講演されました。

『ネット融合の時代 -GISが起こす気づきの連鎖-』
早稲田大学マニフェスト研究所 顧問
元三重県知事
北川 正恭 氏

GCF2015_K1_基調講演_北川正恭氏冒頭では日本の近代史を紐解きながら、なぜ今、地方創生が叫ばれるようになったのかを解説しました。日本が成長社会から成熟社会に変化する過程において課題を多く抱えるようになった。高度成長期は中央集権体制で政治も産業も集中させ経済的な繁栄を勝ち取ってきた。しかし、社会が成熟し、生産を最優先にしていたのでは解決できない課題、すなわち、環境、高齢化社会、インフラの老朽化などを抱えることになった。これらの課題を解決するため、地方分権により地方自治体が権限を持ち、更に主体的に活動し「自分たちで作っていこう」、「地域を元気にしていこう」という考えにより地方創生元年を迎えたと述べました。
一方で、科学技術の進歩により、紙の時代からネットの時代への変化が行政に大きな変化をもたらした。それまで紙の、情報非公開が当たり前の慣習が、ネット社会への変化により、情報が公開され、納税者に説明責任を果たさざるを得ない状況に変わってしまった。それと同時に公会計が変わり始め、発生主義会計にして費用対効果を見るようになってきている。これはすなわち、エビデンスに基づく政治や行政ができる時代がやっときたと言えると述べました。
上下水道を例に挙げ、インフラの整備コストを明らかにし、改修や今後の敷設計画などをエビデンスに基づいて論理づけ、効率化し、納税者に説明することなどに是非 GIS をもっと活用して欲しいと述べました。
最後に、ここにご参集された GIS のプロの皆様には、紙からネットの世界への変革を更に進めていただきたい。納税者の立場に立ち、具体の行動に移す時ではないか。日本の未来はクラウドや GIS が機能し IoT につながるような更なる科学技術の発展にかかっていると結びました。

 


『未来を描く -3D からクラウドへ-』
米国Esri社
画像戦略担当ディレクター
Lawrie Jordan(ローリー ジョーダン)

GCF2015_K2_基調講演_LawrieJordan冒頭で、米国Esri社社長、ジャック・デンジャモンドからビデオレターによる挨拶と、米国Esri社画像戦略担当ディレクター、ローリー・ジョーダンの紹介がありました。 日本の様々な分野における GIS ユーザーの活動に深い謝辞を述べると共に、Web GIS の技術が各分野に大きなインパクトを与えながらますます GIS の利用を促進していくだろうという考えを述べました。挨拶の最後で、ローリー・ジョーダンが GIS に画像を統合する技術開発を推進してきており、ArcGIS 10.3 には最新のテクノロジーが反映されていると述べました。
ローリー・ジョーダンは、基調講演冒頭でフォーラム開催の祝辞と、来場者に謝辞を述べました。本題に入ると、GIS は Web GIS という新しいアーキテクチャに進化しており、地球上の変化していくすべての物を文脈(コンテクスト)と共にマッピングできるようになっていくと述べました。静的ではなく、動的なサービスとして地図に情報をフィードしていくと、今後何が起こるのか Web GIS が将来の世界を描くようになると述べました。
先ごろリリースされた ArcGIS 10.3 では、ArcGIS Pro という新しいアプリケーションがリリースされました。2D と 3D が統合された環境で視覚化が可能となると共に、時間軸を持つことが可能となっています。ArcGIS Pro は、今後ソフトウェア開発キットやベクタータイル機能のリリース、斜め写真にもネイティブに対応できるようになるなど、早いペースでアップデートされる予定であり、約1,000名の開発グループにより開発を進めていると述べました。
3Dデータは、情報の詳細さにより、標高データを立ち上げた LOD1(Level of Detail 1)から、建物の中に何があるかを情報として持つ LOD4 まで4つのレベルに分かれ、GIS はこのLOD4に直接関与することができます。各レベルの3Dデータは、都市計画における変化抽出や住民に対する計画の説明などに利用されると共に、土砂災害など、近年頻発する自然災害への対応にも応用されていると述べました。
Esri社は、これから発展が見込まれる市場として、年間数百億ドルの市場が年率 20%程度成長すると言われるドローン関連市場に着目していると述べました。Esri社は、チームを編成しドローン戦略を打ち出しています。センサーがデータを取得してから活用(サービス)するまでの時間を短縮していきたい。ドローンに搭載する ArcGIS を開発することが端緒になるかもしれないと述べました。
最後に、未来を予測する最善の方法は未来を創りだすことだ。皆さんと一緒に未来を創っていきたい、それが明るい未来につながるだろうと結びました。

 


『本格化したオープンデータ活用の新潮流と展望』
国際大学
グローバル・コミュニケーション・センター
主任研究員/准教授
庄司 昌彦 氏

GCF2015_K3_基調講演_庄司昌彦氏自己紹介を兼ね、地域の課題を引き出して改革していくためにオープンデータを活用していきたい、また活用を呼び掛けていきたいと述べ、続いてオープンデータの起源についても触れました。オープンデータはオープンガバメントの潮流の中での一方策であり、2009年のオバマ大統領就任演説で、「機能する政府かどうかが重要であり、情報の透明性を維持すると人々が参加しやすくなり、それが協働に発展し機能するのだ」と述べたことと、英国のキャメロン保守党党首(当時)が、「政府は小さく、社会は強く大きくしていく、その時に使える資源が情報である」との発言も引用し説明しました。
参加から協働への流れは、参加型デザイン(ユーザーが参加して専門家にデザインしてもらう)からコ・デザイン(ユーザー自身が解決策を身につけ作っていき、専門家はそれを助ける)に移ってきていると述べ、Code for Japan の「共に考え、ともにつくる」という考え方を紹介しました。
オープンデータのビジネスへの活用可能性を説明する例として川崎市で行われた調査プロジェクトを紹介しました。情報公開請求のうち 6割近くが工事設計書であり、1割が民間ビジネスに関連するものが多く含まれる一覧・台帳であった。これらがあらかじめオープンデータとして公開されていればもっと活用が進むのではないかと述べました。実際にビジネスへ活用された例としては、ロジック・アルゴリズムで勝負する企業が目立つとし、ワシントン・ボルチモア都市圏で住宅情報サービスとして物件に関するあらゆる情報を集めて提供する「Homes Database」などを挙げました。今後も多種多様なオープンデータとクローズなデータを組み合わせることによりビジネスを支援するビジネスが伸びるだろうと述べました。

 


『社会の最底辺のインフラは地形と気象です』
株式会社ハレックス
気象予報士
山本 ゆめ 氏

GCF2015_K4_基調講演_山本ゆめ氏株式会社ハレックスは、1993年に気象事業が民間に開放され各種産業で広く活用されるようになって以来、気象情報を天気予報として公開してきた。しかし、付加価値の提供が難しくなり 2010年ごろには気象庁が公表する気象情報の再配信が行き詰り、課題を解決するためのソリューションを提供するよう方針を転換したと述べました。顧客が望む効果、効能を、仮説を立てて分析し、業務システム会社と連携しながら気象情報の活用ノウハウ=インテリジェンスを提供するようになったと述べました。
続いて、講演のタイトルにもある、「最底辺のインフラとしての地形と気象」について解説しました。「風土」という言葉は、「風」、つまり天気と、「土」、つまり地形であり、風土が与える条件が様々な事象の発生に関わるとし、トウモロコシの発芽条件、小豆島のオリーブの生育条件、また水害の発生条件を例にとりました。この条件のカギを握るのが地形と気象であり、条件がもたらす状態を知ることが価値の提供につながると述べました。
地形と気象はオープンデータであるが、長らく紙で存在していたため、独立した情報として存在していた。しかし、GIS の仕組みにより気象データを地形データに融合することにより状態を知る事ができるようになったと述べました。最近ではビッグデータ化した気象情報から必要な部分だけを取り出すアナリティクスと、システム処理を高速化する IT技術が重要になっている。同社の Webサービス、「Halex Dream」は、そのビッグデータを 1Km単位の細かさで、1日 48回更新し、地点を緯度経度で指定することのできるシステムとしてサービスを提供していると述べました。このサービスは東日本大震災の際に気仙沼線沿線の気象情報を伝え、その有用性が評価され JR東日本の 1,700の駅の情報を提供するようになった。また、京浜急行ではゲリラ豪雨に対する危機管理の為に導入されていると述べました。
最後に、気象はリスクだったが、リスクをプロフィットに変えていきたい。今までは勘に頼ってきた部分を気象情報の活用により、将来を見据え、防ぐ、備える、恵みを増やすことができるということを理解いただきたいと結びました。


 

各種発表

事例発表

GCF2015_P01_事例発表地方自治体、大学、高等学校、研究機関、そして民間企業まで、様々な業種・分野から、ArcGIS 製品を利用した事例の発表が行われました。クラウド、ビッグデータ、UAV、レーダー、3次元などの最新技術を取り入れた発表も注目を集めました。分野をまたがって聴講されるお客様も多く、GISの実社会での活用方法への関心の高まりを感じました。

 

テクニカルセッション、プレフォーラム・セミナー

GCF2015_P02_テクニカルセッションEsri 製品の最新情報や技術情報をお伝えするテクニカルセッションは、GISコミュニティフォーラム前日開催のプレフォーラム・セミナーを含めて、計 41 セッションが行われました。
プレフォーラム・セミナーでは、5 月 22 日にリリースしたばかりの ArcGIS 10.3 の情報や新しいデスクトップ GIS アプリ「ArcGIS Pro」の情報を中心に紹介し、約 500 名のお客様にご参加いただきました。
本会では、クラウド、3D、リアルタイム、画像、開発者などトピック別のセッションを設けることによって、ArcGISを位置情報の共有基盤(GIS プラットフォーム)として活用できることを多くの参加者にお伝えすることができました。

 

ビッグデータセッション~位置情報とビッグデータ~

GCF2015_P03_ビッグデータセッション今年のテーマとして位置情報とビッグデータをキーワードに最新の動向からデータの活用のご紹介まで幅広い内容でご講演頂きました。会場では早くからご来場される方も多く講演中は、多くの方が写真やメモを取られるなど非常に活気のあるセッションとなりました。
国際大学GLOCOMの中西様からは、「パラダイムシフトを加速させるスマートデータ」と題して著書である「スマートデータ・イノベーション」の中から最新のビッグデータの動向とデータ活用の重要性についてご講演頂きました。シスコシステムズ合同会社の河野様からは、「IoE/IoT時代の位置情報とビッグデータ」と題してシスコのIoEへの取り組みをバルセロナの事例を題材にご紹介されるとともに位置情報+経営情報+その他データの組み合わせが成功の鍵であるとのご講演を頂きました。
株式会社ナイトレイの石川様からは、「地域行動ビッグデータ解析とその活用事例について」と題して様々なSNS解析データとその活用事例をご紹介頂きました。中でもこの日初公開となった訪日外国人行動データは、客席から注目を集めておりました。
最後に 弊社より、Esri 製品のビッグデータに対する取り組みとしてリアルタイムストリーミングデータの可視化やiBeaconによるインドアマッピングの事例をご紹介しました。セッション後は、この日実験をしていたiBeacon活用ブースへ立ち寄られる方も多くこの分野への関心の高さが伺えました。

 

第5回農業GISセッション

GCF2015_P04_農業GISセッション「農業GISで地方創生」をテーマとして、農地情報の管理・環境保全・科学技術研究における最前線に関わる方々から事例のご発表を頂きました。
標茶町農業協同組合の島様からは、GISを活用した効率的な農地情報の管理・共有による営農支援そして地方創生への取組について、沖縄県土地改良事業団体連合会の上野様からは、GIS活用による赤土汚染対策を通じた環境保全およびArcGIS Online基盤のシステムによる地方創生への取組について、東京大学の沖様からは、地方創生に向けた課題提起とGIS及びリモートセンシングなどの農業情報技術の活用例について、ご発表を頂きました。
また、企画段階から御尽力いただいた東京工業大学の齋藤元也 教授のコーディネートもあり、各発表への質問や総合討論においては、活発な意見交換が行われ、地方創生に資する農業GISについて、参加者の関心の高さが伺えました。
本回の発表や頂いたご意見は、今後農業におけるGISの可能性を実現させるための励みとなりました。

 

森林GISセッション

GCF2015_P05_森林GISセッション今年で5回目となる森林GISセッションでは、「GISを活用した森林管理業務」と題して、都道府県(行政、研究)、市町村、民間事業体の方に、普段どのような業務にGISを使い、将来的にはどのような方向性を考えているのか、そのために何をしなくてはいけないのか、といったことについて報告をしていただきました。また、意見交換の場では、下記の点について議論をしました。
1)森林GISを担当職員すべてのコンピューターに導入する必要があるのか?
2)森林GISを有効ツールから必須アイテムにするためには何が足りないのか?
3)GISのクラウド化は急速に普及するのか?
会場からの意見なども含め、森林管理業務におけるGISニーズを共有することができました。

 

防衛プレナリーセッション

GCF2015_防衛プレナリーセッション今年の防衛プレナリーセッションは、昨年同様、米国 Esri社 ナショナルセキュリティ部門ディレクター John Day(ジョン デイ)氏、テクニカルアドバイザー Craig Pitman(クレッグ ピットマン)氏に加え、アジアパシフィック担当 Brett Dixon(ブレット ディクソン) 氏を招き、National Securityにフォーカスし、「Transforming Intelligence for the Complete National Security Community」と題して、防衛・安全保障分野におけるプラットフォームとしてのGIS活用例を、デモンストレーションを交えご紹介させて頂きました。

資料はDefense Showcaseからダウンロード可能です。 (事前にユーザー登録が必要です。)

 

オープンデータセッション

GCF2015_オープンデータセッション「公開と活用をつなぐ価値創出の取り組み」をテーマに、データ公開に携わる方、データ活用に携わる方、公開・活用双方を支援する方が一堂に会するセッションとなりました。
事例発表の前半では、データ公開に取り組む自治体として、千葉県浦安市の小泉氏からボトムアップのアプローチによって地図データ公開に至った経緯について、また、千葉県流山市の高橋氏からオープンデータを自ら活用してストーリーマップを作成したことで得た気付きについて発表いただきました。
事例発表の後半では、データ活用主体として未来介護プロジェクトの小黒氏から、オープンデータを活用した「地域包括支援センター検索マップ」を例に高齢者の孤立化を地図で防ぐ取り組みについて、また、中間支援主体として北海道大学の古川氏/酪農学園大学の金子氏から、「オープンサイエンス」や「オープンデータ・ネイティブ」の時代における、オープンデータの目的と大学の役割の共通性について発表いただきました。
最後に、弊社より「阪神・淡路大震災の記録」ストーリーマップ作成によって得た気付きを踏まえ、「公開と活用をつなぐ」取り組みを、位置情報の活用、データ流通基盤(ArcGIS Open Data)の普及、コミュニティ支援活動の観点からご紹介しました。
資料は「ESRIジャパン オープンデータポータル」より閲覧いただけます。

 

生物多様性・コンサベーション GIS セッション

GCF2015_生物多様性・コンサベーションGISセッション今年は アフリカなどで野生動物を撮影する写真家の秋山 知伸 氏にご参加頂き、地図の無い地域でフィールドワークを行う為のArcGIS for Desktopを使用した地図作成や定点カメラを使用した野生動物の生態調査レポートをご紹介していただきました。また、例年同様、国・教育機関・公益財団法人・民間企業から9名のご講演者様をお招きし、生物多様性情報共有化、ドローン活用、保護地域の分布解析やジオエコロジー分野での活用等についてご紹介いただきました。パネルディスカッションでは、様々な分野のエキスパートへお客様からご質問もあり、自然環境保全における GIS やオープンデータの活用への関心がうかがえました。

 

気象GISセッション ~気象データを使おう!~

GCF2015_気象GISセッション気象をテーマにした初めてのセッションでしたが、多くの方にご参加頂きました。
直前に株式会社ハレックスの山本ゆめ様による気象に関する基調講演があったこともあり、メモや写真を取るお客様も多く、GISによる気象データの活用に対して関心の高さがうかがえました。
セッションは、気象庁の山浦氏による気象データ全容のご紹介から始まりました。気象庁が提供する気象データの種類や検索方法、また利活用方法の一例として土砂災害警戒判定メッシュ情報について、分かりやすくご紹介いただきました。
続けて気象データを活用した先進的な事例紹介として、株式会社環境GIS研究所の荒屋氏からAirflow Analystのご紹介と、実際にどのように気象データが風況分析に利用できるかお話いただきました。
同じく気象データ活用事例を、西日本技術開発株式会社の川島氏から運航管理のための風況予測の事例をお話頂きました。
最後に、弊社よりArcGISにて気象データを扱う方法をご紹介しました。

※気象GISセッションの発表資料は、後日サポートページからも公開されます。
※本セッションでリリースを発表した気象データ変換ツールは、こちらからダウンロードできます。

 

 

各種展示、懇親会、体験セミナー

スポンサー展示

GCF2015_スポンサー展示全27社による様々な GIS ソリューション、GIS コンテンツ及び周辺機器の紹介が行われました。参加者はそれぞれ興味のあるブースでの情報収集を行っておられました。

 

ESRIジャパン 製品展示~

GCF2015_ESRI製品展示ESRIジャパン製品展示ブースでは、GIS の統合プラットフォーム「ArcGIS」を構成する各製品(ArcGIS OnlineArcGIS for DesktopArcGIS for ServerArcGIS AppsArcGIS for Developers)を中心に、昨年より展示ブースを拡大してご紹介しました。前週に ArcGIS の最新バージョンである「ArcGIS 10.3」がリリースされたこともあり、ArcGIS 10.3 の新機能や新製品/新アプリケーションに興味を持たれたお客様が多くいらっしゃいました。特に ArcGIS 10.3 から登場した ArcGIS for Desktop の新アプリケーション「ArcGIS Pro」については、既存のユーザー様からの関心度・期待度が高かったです。

 

ESRIジャパン ソリューション展示

GCF2015_ESRIソリューション展示自治体、教育、防衛、G空間、ビジネス、iBeacon活用の各業種・テーマに特化したソリューションと最新テクノロジを紹介する展示が行われました。各ブースとも参加者が熱心にデモを見ながら説明を聞き、活発な質疑応答が終日行われました。

 

「iBeacon活用」ブース

GCF2015_iBeacon活用ブースiBeacon活用ブースでは、フォーラム会場内の各所に設置したビーコン端末の電波をもとに、弊社スタッフの動きをリアルタイムに可視化し、人やモノの滞留状況や移動経路の把握に活用する実証実験の様子を紹介いたしました。ブースに訪れた方々は、ミッドタウンの地下1階と4階のフォーラム会場を示したマップ上に、スタッフの移動状況が随時表示されている様子を大変興味深くご覧になっていました。

 

ArcGIS 保守ご相談コーナー

GCF2015_保守ご相談コーナー展示会場内において、保守サービス全般に関するご相談と、ArcGIS Online(ArcGIS for Desktop ユーザー向け)のお申込みを受け付けるコーナーを設置致しました。ArcGIS ProやCollector for ArcGISなど新製品のご利用方法や業務や研究での活用方法に至るまで、多くのユーザー様から様々なご相談をいただきました。

 

マップギャラリー

GCF2015_マップギャラリーマップギャラリーでは、ユーザーの方々が作成したマップ 30 作品を展示しました。今回は、SNSに表れる”(笑)”や笑顔の顔文字がどのような地域で多く使われているか表した作品(マップギャラリー第1位)や、4月にネパールで発生した地震について衛星を使って観測し把握した被害状況や解析結果をまとめた作品(マップギャラリー第2位)を始め、自然・環境、社会問題、地域コミュニティのつながりの可視化など、様々な題材を取り上げた興味深い作品が集まりました。
GIS の多彩な表現方法を楽しめる、見応えのある展示になりました。マップギャラリー受賞結果は、第11回 GIS コミュニティフォーラムトップページをご覧ください。

 

懇親会

GCF2015_懇親会東京情報大学 原慶太郎教授からご挨拶と乾杯を頂戴し、賑やかに懇親会が始まりました。参加者は例年以上の 300 人を超え、会場はあふれんばかりの熱気に包まれ、GIS コミュニティの着実な広がりを感じる場となりました。恒例のマップギャラリー受賞者発表では、プレゼンターとして米国 Esri 社 画像戦略担当ディレクター、Lawrie Jordan(ローリージョーダン)氏を迎えて、上位1位から5位までの発表と表彰式を行いました。大きな拍手とともに受賞者の喜びの声もお聞きすることができました。

 

体験セミナー(ArcGIS Pro)

GCF2015_体験セミナー今回は、「最新アプリケーション「ArcGIS Pro」を体験してみよう!」というテーマで体験セミナーを実施しました。参加者の方々には、ArcGIS Pro の特徴であるリボンインターフェイスを利用した基本操作から3Dマップの作成と編集まで体験していただきました。参加された多くの方からArcGIS Proの特徴である3D表現を利用して様々な業務で活用したいとコメントをいただきました。

 

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