2013年12月11日に Esri CityEngine の最新バージョン 2013 が米国Esri 社よりリリースされました。
Esri CityEngine 2013 は、ArcGIS とのより強固な連携と 3D プロシージャル コンテンツの 3rd パーティ アプリケーションへのインテグレーション機能にフォーカスしたメジャー リリースです。
ルールとそれに関連づいたアセット(テクスチャや汎用 3D モデル等)からルール パッケージと呼ばれるデータセットを作成します。ルール パッケージは他のユーザとArcGIS Online 上のアイテムとして共有することができ、ArcGIS 10.2 for Desktop 3D Analyst の CityEngine ツールボックスに含まれる [CityEngine ルールからフィーチャを生成] ツールを使用して、ArcGIS の中で直接 3D プロシージャル コンテンツを利用することが可能になります。
CityEngine 2013 には、プロシージャル ジオメトリの作成機能を3Dモデリングツール(SketchUP や Maya 等)やゲームエンジン(Unreal Engine や Unity3D 等)、シミュレーションエンジン(CitiLabs や Vega Prime)などの他のアプリケーション、または自作の ArcGIS for Desktop ツールや Server エクステンションに埋め込むことができる SDK が付属します。ドキュメントとサンプル(例:Maya プラグイン)は GitHub に公開されます。
400種類以上のファサード画像や植生を含む国際都市です。高速な都市モデリング/テクスチャリングをサポートし、自作の典型的なファサードセットのテンプレートとして利用可能です。
CityEngine 2013 には 「Esri Vegetation Library」が付属します。ユーザは 80 点もの最も汎用的かつ実用的(リアル/コンパクト/解析的)な草や樹木から必要なものを選択し、自分の 3D 都市モデルや 3D 景観に追加することができます。
CityEngine 2013 では、道路作成機能が大きく改善されています。新しいジャンクションタイプや橋梁および立体交差の作成がサポートされ、複雑な交差点も比較的容易に作成することができるようになっています。また、この機能は OpenStreetMap のインポート機能にも実装され、高度な道路作成を数クリックで行うことが可能になっています。
製品についての詳細につきましては、Esri CityEngine 製品ページをご覧ください。
弊社サポートサイトからのダウンロード提供は、2014 年 1 月下旬を予定しております。詳細につきましては、お問い合わせください。