ArcGIS Online が 2025 年 6 月 25 日 (日本時間 2025 年 6 月 26 日) にバージョンアップしました。主な新機能は以下です。
ArcGIS ユーザー タイプの更新
ユーザー タイプが更新され、より多くの機能やサービスを利用できるようになりました。
- ArcGIS Business Analyst Web App Standard – 地域に基づく市場およびコミュニティーのインテリジェンス機能が Creator、Professional、Professional Plus ユーザー タイプに含まれます。
- ArcGIS CityEngine – 3D 都市設計ソフトウェアが Professional ユーザー タイプに含まれます (以前から Professional Plus ユーザー タイプには含まれています)。
- ArcGIS Urban – コミュニティー、都市、地域向けの 3D シナリオ モデリングと影響評価機能が Professional Plus ユーザー タイプに含まれます。
ユーザー タイプ更新の詳細については
こちらをご参照ください。
AI アシスタント (プレビュー版)
これまでベータ版として提供していた以下の AI アシスタントがプレビュー版になりました。
- ArcGIS Business Analyst Web App アシスタント
AI を活用して、一般的なワークフロー、データ、インフォグラフィック レポート、ヒントなどを推奨する強力な生産性向上ツールです。プロンプトや検索クエリーを通じて地理的な文脈を理解し、インテリジェントな提案を行うことで、作業効率を高めます。
- ArcGIS Survey123 アシスタント
Survey123 フォームの下書きを支援する会話型のツールです。作成したフォームは後で Survey123 Designer を使って編集・公開できます。調査票の作成をより迅速かつ簡単に行えるようになります。
- ArcGIS Survey123 および ArcGIS Instant Apps の翻訳アシスタント
最先端の機械翻訳を活用して、フォームやアプリを複数の言語に翻訳します。これにより、コンテンツをより多くの人に提供できます。
Map Viewer
Map Viewer に以下のような機能が追加されました。
- ファイルのドラッグ アンド ドロップによるレイヤーの追加
- シンボルのスパイク表現
- ModelBuilder のサポート
ArcGIS Excalibur
ArcGIS Excalibur が ArcGIS Online で利用可能になりました。ArcGIS Excalibur は、ビデオおよび画像解析のワークフローの実行に特化した Web アプリで、新しいラスター関数やディープラーニング ツールを活用して、可視化と解析を強化できます。植生の健康状態のモニタリングや、複数のデータセット間の変化検出などの作業に活用できます。
ArcGIS Experience Builder
ArcGIS GeoBIM の機能にアクセスできる新しいウィジェット (ドキュメント エクスプローラー、ドキュメント ビューアー、リンク エクスプローラー) が追加されました。Autodesk Construction Cloud の AEC データを統合したカスタム Web アプリを構築できます。
また、イメージ レイヤーの表示順序を変更するための、表示順序ウィジェットが追加されました。
新機能の詳細につきましては、後日 ArcGIS ブログでご紹介します。
注) バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ (インターネット一時ファイル) を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。