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【教育 GIS 便り】月でもGIS!?

 

◆ 満月

ようやく東京は秋らしい気候になってきました。
それに、17時を過ぎると気づけば一気に夜の景色となり、その暗さに吸い込まれそうになります。 一方そのおかげで、月や星が見える時間も早くなりました。

今月の満月は、スポーツの日である10月10日でした。
東京は前日の雨や曇りの影響であまりすっきりしない空模様でだったのですが、
夕方にはとても大きな満月を見ることができました。
月の大きさは変わっていないのに、地平線の近くで月が見えるとその大きさには息を呑みます。
また、よく「〇〇スーパームーン」という呼び名を
聞くので、10月の月はどんな名前が付けられているかを調べてみたところ、
10月の満月は「Hunter’s Moon(ハンタームーン)」と呼ばれるとの事。

世界最大の民間気象情報会社であるウェザーニュース社によると、
アメリカの農事暦(The Old Farmer’s Almanac)には、
10月は狩猟を始める頃のため、この「Hunter’s Moon(ハンタームーン)」という名前がつけられたそうです。
アメリカの農事暦がまとめられたWebサイトを見ると、
各月の満月名の詳細や由来が記載されていて面白いです。

暦生活:ネイティブアメリカンの満月

(そろそろタイトルにあるGISに関する月の話を…。)
以前、3D GISで火星のデータがあったので月に関するGISデータもあるはず!と思い、インターネットで検索をしたところ、

Esri UKが作成した“History of the Lunar Landings”が検索にヒットしました。
アポロ11号の月面着陸の軌跡を3D地球儀上に描いています。



それ以外にもArcGIS Onlineの組織ページで月に関するページがあり、
関連するStoryMapも公開されているので是非見てみてください。

ArcGIS Online:月に関するページ

次の満月は、11月8日で、アメリカの農事暦だと「ビーバームーン」だそうです。
晴れていたら皆さんも是非秋の夜長に「月」を眺めてみてください。

参考文献
ウェザーニュース:10月の満月「ハンターズムーン」秋の夜長に浮かぶ
Walking on the whole of the moon

 

◆ GISお役立ち情報

Esriユーザー会2022基調講演視聴会で配信した日本語ナレーション付き(一部字幕)の動画が公開されました。

Esri User Conference Plenary Session (Jack/字幕)
Esri User Conference Mid-Morning Session(ユーザープレゼン/吹替)
User Conference Plenary Afternoon Session (ゲストスピーカー/吹替)



オープンデータ
「GISは、データがないと始まらない」というほどデータは重要です。
デジタル庁にて推奨データセットが公開されました。

推奨データセットの活用が見込まれるアプリ例にESRIジャパンの
政府機関オープンデータポータルのデモサイトが公開されています。
(推奨アプリ一覧の一番下にあります)

オープンデータは、GIS解析の授業でも活用しやすいので
是非これらのサイトを利用して授業教材や研究にお役立てください。

 

◆ イベント情報 参加申し込み可能です

理数系教員統計・データサイエンス授業力向上研修会

【日時】2022 年 10 月 22 日(土) 14:00~ 10 月 23 日 (日)15:20
【会場】オンライン開催
【主催】兵庫県立大学社会情報科学部/兵庫県立姫路西高等学校/
    大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所
【共催】日本統計学会統計教育委員会・同分科会/全国統計教育研究協議会/
    統計関連学会統計関連推進委員会/JDSSP高等学校データサイエンス教育研究会
【後援】兵庫県教育委員会/一般財団法人 統計質保証推進協会(予定)
【参加費】無料・事前登録制
【内容】新課程における統計・データサイエンス教育の円滑実施と小中高連携、
    高大社連携の枠組みを活用した、問題解決に資する事業実践事例や産学環連携、
    地域連携の取り組みなどを議論します。
【詳細・申込】詳細・申込はこちら



GIS学会ハンズオンセッション

【日時】2022年10月29日(土)
【会場】沖縄産業支援センター(対面)
【主催】GIS(地理情報システム)学会
【内容】「クラウドGIS体験」14:00~16:00
    クラウドGISであるArcGIS Onlineを使って
    Webマップやアプリの作成などを体験します。

    「ArcGIS API for Python体験」16:20~18:20
    ArcGIS API for Pythonのコンセプトを紹介し、実際に簡単な操作を体験します。

※ハンズオンセッションは、GIS学会の学会員でなくてもご参加頂けます。
※各講習会は、参加費無料ですが事前登録制です。

【申込はこちら】ESRIジャパン株式会社 土田 雅代
        masayo_tsuchida@esrij.com

 

◆ 各地で始まるGIS Day

先月GIS Day in 伊勢がオンラインで開催されましたが、
11月は北海道、東京、大阪の地域で開催されます。
今年は、各地域オリジナルのGIS Dayとなりオンライン開催や対面での開催など、
さまざまな工夫を凝らしています。
是非参加してGISの知識とコミュニティを広めてみてください!


■ GIS Day in大阪 2022
【日時】2022年11月9日(水)13:00 ~ 17:00
【会場】大阪公立大学 (なかもずキャンパス)
【主催】GIS Day in大阪2022 実行委員会
【内容】第一部:講演会 第二部:GIS体験講習
【詳細・申込】詳細および申込みはこちら


■ GIS Day in北海道 2022
【日時】2022年11月15日(火)10:00 ~ 18:00頃 
【会場】酪農学園大学 学生ホール+オンライン開催
【主催】GIS Day in 北海道 実行委員会
【内容】午前の部:GIS講習会 午後の部:シンポジウム
【詳細・申込】詳細および申込みはこちら


■ GIS Day in東京 2022
【日時】2022年11月26日(土)9:30 ~ 17:00 
【会場】東京都立大学 (南大沢キャンパス)
【主催】東京都立大学
【内容】初心者から中級者まで、幅広いバックグラウンド方向けのGIS講習会
【詳細・申込】詳細および申込みはこちら

 

◆ UC2023 事例発表募集 11月4日(金)まで

UC2023(2023年7月10日(月)~14日(金)@サンディエゴ)に向けて
事例発表のアブストラクト募集が始まりました。

日本語ページ
2023 Esriユーザー会(2023 Esri User Conference)事例発表募集のお知らせ

米国公式ページ
Call for Presentations | 2023 Esri User Conference
申込締切:米国カリフォルニア時間の2022年11月4日(金)まで

2023年は7月10日~14日の期間で、米国カリフォルニア州サンディエゴ市での
リアルイベントとしての開催が検討されていますが、
今後の状況によっては昨年と同様、ハイブリッド方式の開催となる可能性もございます。

 

◆ お知らせ

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       ESRIジャパンデータコンテンツ
      令和2年度版国勢調査データリリース

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ESRIジャパンデータコンテンツ
令和2年度版国勢調査の結果を収録したデータがリリースされました。

製品の詳細は、以下のリンクをご覧ください。

スターターパック
ArcGIS Stat Suite:令和2年国勢調査 町丁・字等 全指標


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      PAREAシリーズ データキャンペーン

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毎年ご好評いただいておりますPAREAシリーズのデータキャンペーンが
10月1日より開始しております。

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掲載種別

掲載日

  • 2022年10月14日