8 月の東京の気温は、最高 36.8 度(8/10)最低 18.4 度(8/15)その差 18.4 度!
なんとも激しい気温差となりました。
また、全国でゲリラ豪雨や西日本を中心とした線状降水帯の影響により 1 日で 1 ヵ月分の雨量が降るなど異常気象が続いています。
また、日本以外に目を向けるとドイツなどでの大規模洪水、アメリカやオーストラリアなどでの山火事など気候変動に「待ったなし」の状況です。
8 月中旬に報告された国連 IPCC 報告書では、産業革命前からの気温上昇が今後 20 年以内に 1.5 ℃に達する可能性が示されています。
「1.5 ℃気温上昇」と言われても実感としては、それほど大した上昇温度ではないと感じますが、毎年のように日本のどこかで「50 年に一度の…」「100年に一度の…」など災害級の大雨を聞いたり、世界各地で、干ばつ、豪雨、洪水、北極圏の氷の面積減少などを聞くと気候変動が影響しているのだと感じます。
また、先日オンラインで開催された Esri User Conference では、新型コロナウイルス、気候変動などはローカルだけの問題ではなくグローバルで解決すべき課題である旨も話されていました。
気候変動は、自分たちだけ工夫してもダメで、他国が二酸化炭素を排出し続けるのであれば解決はしないので現状どうなのか、どのように実施すれば、少しでも気温の上昇を防ぐことができるのかを考える必要があります。
やはりそれは、「教育」が一番重要な役割を果たすのだと思います。
2030 年までに脱炭素を掲げ、ガソリン車の廃止や水素エネルギーなどの技術革命を実施する…
などの意見もでてきていますが、まずは「気候変動」について「知る」ことから始めて見るのがいいかもしれません。以下に、ArcGIS を活用したいくつかの「知る」ための教材をご紹介しますので、参考にしてみてください。
◇ A-PLAT 気候変動適応情報プラットフォーム(国立環境研究所)
◇ Esri Fighting the Climate Crisis Together
◇ Learn ArcGIS : ArcGIS Urban による気候変動への適応
※ArcGIS Urban は、ArcGIS アカデミックパックに含まれます。
◇ Learn ArcGIS : 気象の解析と予測
将来の気象予報の探索や機械学習を通じた代替機構ゾーンの探索など学べます。
◆参考資料
IPCC The Intergovernmental Panel on Climate Change
オンライン開催なので自宅または職場にいながら参加いただけます!
当日、ご覧いただけない方でも参加申し込みの上アンケートへご回答いただければ、後日ウェビナーをオンデマンドで聴講いただけます。
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ESRIジャパンウェビナー
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ArcGIS の活用法や事例など紹介するウェビナーが開催されます!
自治体職員、建設業界向けなどの記載はございますが、どなたでもご参加可能です。是非この機会にお申込みください。
▼ 8 月 31 日(火)
【シリーズ第 6 弾】GIS 初心者向け 現地調査アプリの作成方法から入力まで一連の流れをお見せします!
~自治体職員向け GIS 活用ウェビナ~
▼ 9 月 1 日(水)
グローバルサプライチェーンのレジリエンス強化に向けた GIS 活用法
~ビジネスにおける地図と位置情報活用ウェビナー~
▼ 9 月 3 日(金)
CAD, Excel での管理から GIS での管理へ – 操作編 –
~ 建設業界向け GIS 活用ウェビナー ~
▼ 9 月 14 日(火)
ノンコーディングで簡単 Web アプリ作成!Web アプリ作成の基本
~ ArcGIS 活用ウェビナー ~
詳細およびお申込みはこちら
一般社団法人 地理情報システム学会(GISA)では、2021 年度初等中等教育における GIS を活用した授業に関わる優良事例表彰を募集しています。
日本国内の初等中等教育現場において、授業で GIS を利用している取組向けの賞となります。
詳細および応募方法に関してはこちら
申込期日:2021 年 8 月 31 日(火) 17 時必着
米国Esri が National Geographic 社と共催で海洋保全をテーマにしたストーリーマップ コンテストを開催します。
SDGs の 17 の目標の一つである Goal 「14 海の豊かさを守ろう」海に囲まれた日本、かつ日本の 200 海里の水域の広さは世界 6 位の広さです。
漁獲量を守るため、海岸沿いにおけるプラスチックゴミを減らす取り組みなど様々な取組を行っています。これらを StoryMaps にして世界へ発信してみませんか?
2021 ArcGIS StoryMaps Challenge
申込締切:2021 年 10 月 22 日
対象:高校生、大学生
米国Esri では、「Hack for a Sustainable Future」を開催します。
テーマは、SDGs や新型コロナウイルスなど地球規模の課題に対するアプローチとなっています。
しかも賞金総額は、18,500 ドル!!(日本円で 2,034,513 円 1 ドル= 109.97 円で換算)
応募締め切りが 9 月 13 日(月)とタイトですが、アイディア等お持ちであればご連絡ください。
弊社側にてお手伝いできるかもしれません。
詳細およびお申込みはこちら