ArcGIS Solutions において新しいソリューション テンプレート「鳥獣被害対策テンプレート」をリリースしました。
鳥獣被害対策テンプレートは ArcGIS ポータル(ArcGIS Online)に、鳥獣被害情報の投稿、および収集された情報を公開する環境を構築するソリューション テンプレートです。
本テンプレートを利用することで、スマートフォンやタブレットなどのデバイスを用いて鳥獣被害情報を投稿する「鳥獣被害情報投稿アプリ」、その結果を住民に向けて公開する「鳥獣被害情報公開アプリ」を構築することができます。地図を用いて鳥獣被害情報を公開することで、住民や農家、林業事業者といった様々な方たちの鳥獣被害対策をサポートします。
鳥獣被害対策を行う自治体の担当職員等が本テンプレートをアップロードして利用を開始します。
本テンプレートでは、住民等により「鳥獣被害情報投稿アプリ」から投稿された情報を自治体の担当職員等が「鳥獣被害情報公開アプリ」で閲覧し、それらの情報をもとに被害対策を実施するという利用フローを想定しています。
「鳥獣被害情報投稿アプリ」および「鳥獣被害情報公開アプリ」は Web アプリとして提供しているため、利用に際してスマートフォンやタブレット、デスクトップ PC などのデバイスへのインストールは必要ありません(「鳥獣被害情報投稿アプリ」はデバイスにインストールして利用することもできます)。
「鳥獣被害情報投稿アプリ」は ArcGIS Survey123 を使用しており、投稿された情報は ArcGIS ポータル上に配置した GIS データに蓄積されるように設計されています。また、収集した情報のサマリーや個々の情報は Survey123 Web サイトで確認することができます。
鳥獣被害情報を公開するための Web アプリケーションです。
動物の種別に応じた表示のフィルタリングや時間による鳥獣被害の発生状況の確認、地図の印刷など鳥獣被害の防止や低減に向けた取組みを支援するための様々な機能が利用できます。
ArcGIS ポータル(ArcGIS Online/ArcGIS Enterprise)上に配置することですぐに業務を開始できる業種別のマップ、アプリ、ツールといった各種テンプレートを提供するサイトです。 ArcGIS Solutions で提供するテンプレートは「ソリューション テンプレート」と呼ばれ、ArcGIS Online 組織向けのアカウントを保有しているユーザーは無償で利用することができます。