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【教育GIS便り】市民科学と GIS

 

市民科学

喉元過ぎれば…ではないですが、あれだけ暑かった夏を忘れてしまうほど、過ごしやすい季節になりましたね。落葉樹も日に日に色が変わり秋の初めを楽しんでいます。

芸術、読書、食欲の秋…今年は、どの秋にしようかなと考えていたところ、下記の記事を発見しました。

市民がナメクジの写真を撮ったり、数を記録したりして、そのデータを研究者が活用し、ナメクジの出現を予測します。

しかもこのナメクジ、写真で見ればお分かりになりますが、その大きさに度肝を抜かされます。
「マダラコウラナメクジ」と呼ばれ、主にヨーロッパに生息する外来種です。ナメクジと言ったらせいぜい大きくても大人の親指くらいの大きさだと思っていたので衝撃を受けました。

近年、オープンサイエンス、オープンデータ、オープンユニバーシティと呼ばれるように市民科学(Citizen Science:シチズンサイエンス)への関心も高まっています。市民が科学者と一緒に参加してモニタリングやデータ収集を行ったり、プロジェクトに参加したり…

参加型にすることによって環境問題などに興味を持ち、市民一人一人が住みよい社会にするにはどうすればよいかを一緒に考えることができます。特に地球温暖化や外来種などの環境問題は科学者だけでは解決できません。

市民科学で調査を行う際、もしくは市民の方へ現状を把握してもらう際に GIS を共通のプラットフォームとして利用することができます。

その一例を紹介します。


ArcGIS で市民科学のプロジェクトをより簡単に

地域密着型の教育・研究をする形も取組まれている中、地域の方と一緒に連携してプロジェクトを進めるのも一つの教育/人材育成となりますね。

ArcGIS アカデミックパック 活用法⑧

10 月 18 日は、「統計の日」です。ArcGIS は、Excel や CSV 、netCDF のデータ活用はもちろん、統計ソフトである R との連携もできます。

イベント情報

GIS 学会ハンズオンセッション

日時: 2018 年 10 月 21 日(日) 14 : 20 ~ 16 : 00
会場:首都大学東京 南大沢キャンパス
主催:地理情報システム学会
参加:事前登録制
内容:Python を使って作業の効率化を図ろう!
Python を利用することで ArcGIS の GUI 上で行っている反復的な作業をプログラムで自動化することができます。
講師:福井、丸山(ESRIジャパン)
申込:ご質問及びお申し込みは、下記メールアドレスにご連絡ください。

ESRIジャパン株式会社 土田 雅代
E-Mail: masayo_tsuchida@esrij.com

詳細はこちら

GIS Day in 四国

日時: 2018 年 10 月 24 日(水)
会場:愛媛大学 城北キャンパス 総合メディアホール
主催:地理情報システム学会・四国支部
共催:愛媛大学防災情報研究センター、愛媛大学社会共創学部、ESRIジャパン株式会社
後援:愛媛地理学会、愛媛県測量設計業協会
協賛:株式会社五星、株式会社ジツタ、株式会社DynaxT

詳細および登録はこちら

もっと使おう! ArcGIS セミナー 2018

10 月から 11 月にかけて、全国でセミナーを開催いたします。

参加登録受付中!詳細はこちら

2019 Esriユーザー会(Esri User Confarence 2019) 事例発表募集のお知らせ

2019 年 7 月 8 日(月)~ 12 日(金)に米国カリフォルニア州サンディエゴ市サンディエゴ国際会議場にて Esri ユーザー会が開催されます。開催に伴い、事例発表のアブストラクトを募集しております。

締切: 2018 年 11 月 12 日(月)

詳細および申し込みは、こちら

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ご不明な点がございましたら下記までご連絡ください。
お手数ですが件名に「市民科学と GIS」とご記載ください。
どうぞよろしくお願いいたします。

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ESRIジャパン株式会社
ソリューション営業 教育機関担当
E-Mail: education@esrij.com
〒102-0093
東京都千代田区平河町2-7-1 塩崎ビル 6F
TEL: 03-3222-3941
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掲載種別

掲載日

  • 2018年10月26日