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FedExのGIS配送情報追跡オペレーション

米国 FedEx

 

FedExがGISを使う理由は、期日を守った配送を行うためです。FedExの配送オペレーションの裏側について、FedEx®のテクノロジー戦略担当者 Adam Mollenkopf (アダム・モレンコフ)氏は次のように語っています。「私たちのお客様は、急ぎの配送や特別なケアが必要な荷物の配送が多いですが、私たちはArcGISを用いることで配送条件や期日を守った配達を行っています。」

 

急ぎの配達物の例としては、傷みやすい生鮮食品など、一定の温度での配送が必要なものが挙げられます。また、低温保存用の容器が必要なだけでなく、美術品を扱えるドライバーや、機密情報の取り扱い許可を持っているドライバーが必要な場合もあります。このような条件を含め、配送ルート管理に留まらず多くの管理をArcGIS上で行っています。

 

車両にGPSとセンサーを搭載することにより、事務所でもほぼリアルタイムでドライバーの状況を把握することが出来ます。また、ArcLogistics™ Navigatorを用いることで、積荷情報と配送地情報を自動的にドライバーに送ることが可能となりました。これらにより、ドライバー自身が配送地を入力する必要が無くなりました。配送ルートの選定はナビゲーションツールがワイヤレスでArcGIS® Serverに繋がり、天候、渋滞、そのほか配送に影響される可能性のある事柄などを加味して計算されます。ルートの最適化をArcGIS Serverで行うことで、ドライバーに配信されているルート情報、到着予定時刻や距離など、車両のダッシュボードの内容が事務所でも同じように共有されます。これにより正確な追跡が可能となりました。

 

荷物の配送を追跡するオペレーションセンターでは、ArcLogistics Navigatorによってドライバーへガイドされているルートと同じものが確認できます。例えば、温度調節が必要な医薬品を扱うケースでは、配送物の温度はArcGISによって事務所で管理・監視されています。何か問題が発生し温度が上昇した場合、システムがすぐさま異常を感知し原因をドライバーへ通知します。ヒューズ切れの様な軽微なトラブルの場合は、ドライバーへ異常を通知後、システムはすぐに近くの修理所を探し出し新たなルートを探し出します。それと同時に新たな到着時間も算出し、事務所からの自動通知でお客様へ集荷または配送の遅延を通達します。

 

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「配送サービス業は時間がとても重要になり、成功はそこにかかっています。」とモレンコフ氏は語っています。「ArcGISでの配送情報追跡は成功に欠かせない重要な役割を担っており、ArcGIS Server for Java™を用いることでFedExチームは配送情報をリアルタイムで車両と事務所で共有できるシステムを開発することが出来ました。これにより、完璧な配送を行い、お客様へ満足してもらえるサービスを提供することが出来ているのです。」

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掲載日

  • 2016年9月21日

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