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ArcGIS Online をバージョン アップしました!
2013 年 12 月 11 日に、ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。
全ての ArcGIS ユーザにとってのプラットフォームである ArcGIS Online は、常に最新のクラウド GIS をお使い頂けるように四半期毎にバージョンアップを行っております。今回のバージョンアップでは、ArcGIS Online サイトのデザインが見やすく変わり、ギャラリーでコンテンツを探しやすくなりました。また、以下の機能が追加、変更されております。(2013 年 12 月 12 日現在、ArcGIS Onlineの新機能に関するヘルプ ページは英語のみでご提供しております。日本語版は近日中に最新バージョン対応の内容に更新される予定です)
ArcGIS.com マップ ビューア
- レイヤのコピー:新しくなったマップ ビューアのレイヤ操作メニュー(下図)の [コピー] を使って、マップ ビューアに読み込んだレイヤのコピーを作成し、異なるシンボル設定やポップアップの設定を持たせることができるようになりました。また、レイヤを保存し、マイ コンテンツ内の新規のアイテムとすることもできます。
- 単位:管理者ロールのユーザは、デフォルトのスケールバーや図上計測の単位を設定することができます。(ただし、ユーザのマイ プロフィールでの設定が優先されます)
- シンボル:シンボル設定画面に、ポイント フィーチャの回転表示の設定が追加されました。(各ポイントの回転角は、属性値として持たせます)
- タイム アニメーション:時間情報を持つレイヤに対して、アニメーション表示を無効にする設定が追加されました。
アプリケーション テンプレート
- ギャラリー:テンプレートを使用した Web アプリケーションを作成する際、ArcGIS.com マップ ビューアを開かなくても、テンプレート ギャラリー(下図)から直接作成できるようになりました。
- GitHub:各テンプレートのソースコードを、「GitHub(https://github.com/Esri)」からダウンロードできるようになりました。このソースコードを利用してカスタム アプリケーションを開発し、独自サーバでホストすることができます。(ソースコードを改変したアプリケーションは ArcGIS Online でホストすることはできません)
ArcGIS 用に調整され、すぐに利用できるコンテンツ
- 衛星画像コンテンツ:30m 解像度のランドサット 8号衛星画像が、イメージ サービスとして利用できるようになりました。ArcGIS.com サイトで「Landsat 8」というキーワードで検索してください。お使い頂くには組織向けプランのユーザ アカウントが必要です。
ArcGIS Online の組織サイト管理
- ジオコーダ―の追加:ArcGIS for Server から提供される、利用可能なジオコーディング サービスがある場合、それを組織サイトへ登録して ArcGIS Online 標準のワールド ジオコーディング サービスの代わりに利用できるようになりました。
- デフォルトの表示範囲:ArcGIS.com マップ ビューアで新規マップを作成する際の、デフォルトの表示範囲を設定することができるようになりました。
- ユーザの招待:組織サイトへの加入の招待を保留中のメンバーに対して招待のキャンセルや、招待の再送ができるようになりました。招待を削除した場合は、再度他のメンバーを招待することができます。
その他の追加機能
- CSVファイル情報:CSV ファイルを ArcGIS Online へアップロードし、公開範囲を「すべての人に公開」に設定した場合、CSV ファイルへアクセスするための URL がアイテム詳細ページに表示されるようになりました。
- マップのプロパティ:Web マップの作成者は、マップを閲覧専用に設定することができるようになりました。作成者以外のユーザは、閲覧専用マップのコピーを作成することができません。
- コンテンツ管理:アイテム詳細ページで、削除禁止オプションを設定できるようになりました。
- ヘルプ:ArcGIS Online オンライン ヘルプを再構築し、ArcGIS Online の基本的な利用フロー(マップの閲覧、マップの作成、マップやアプリの共有、解析の実行、組織の管理など)に沿った構成となり、わかりやすくなりました。
ArcGIS Explorer Online アプリケーションの提供終了
- 2013年12月10日をもって、ArcGIS Explorer Online は Esri 製品ライフサイクル における「サポート終了フェーズ」へ移行します。これにより、ArcGIS Online に登録されている各種コンテンツを、ArcGIS Explorer Online で直接開くことができなくなります。
- 引き続き ArcGIS Explorer Online をご利用になる場合は、「http://www.arcgis.com/explorer」から起動し、マップやレイヤを読み込んでください。
- なお、ArcGIS Explorer Online は、2014年3月末をもって完全に廃止となる予定です。
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