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日本時間11月6日早朝、米国 Esri 社のウエブサイトに一枚のオンラインマップが掲載された。米国全土を表示したマップの下方には、オバマ候補とロムニー候補の写真と両候補者への得票数が表示されている。そのマップは、開票真っ只中のアメリカ大統領選挙の選挙速報をリアルタイムに反映し、 ArcGIS Online で配信しているものだった。
「2012年大統領選挙結果」と題されたそのマップは、どちらの候補者が優勢であるか一目でわかるように州ごとに色分け表示されていた。オバマ候補が優勢の州は水色、勝利は青、逆にロムニー候補が優勢な場合はピンク、勝利は赤といった具合だ。開票が進んでいる州のポリゴンをクリックすると、その時点での各候補者への得票率と投票数を見ることができる。得票率が拮抗している州、どちらかの候補者が大きくリードしている州など、刻々と進む開票結果が表示される仕組みだ。
このマップの特徴であり、また数ある選挙速報マップと大きく違う点が1つある。それは、人口統計データを郡単位で閲覧できることだ。表示されるデータには、年齢の中央値をはじめ、所得レベル、教育レベル、世帯構成、主な人種などが盛り込まれている。郡ごとにオバマ候補、ロムニー候補どちらの支持層が多いか色分けもされており、人口統計データが示すその地域の特色が、各候補者への支持にどう結びついているか読み解く参考になる。
今回の大統領選挙は終盤まで縺れにもつれただけに、世界からの注目度も高かったといえる。開票速報が、 ArcGIS Online 上に公開されたことで、米国内にいなくとも刻々と更新される開票状況をリアルタイムに把握することができた。また、一般的に言われる北東部、西海岸地区がリベラル、南部、中部地区は保守といった大きな区分ではなく、郡単位でどちらの候補者への支持が多いのか、またその背景にある地域の特色が何なのかを加味しながら今回の選挙の投票動向・結果を見ることができるであろう。