【教育GIS便り】GISで見るアメリカのファストフード店の勢力図
なぜそこにあるのか?
街を歩いていると、つい「なぜこの場所にお店を出店したんだろう?」と考えてしまうことがあります。
これって、GIS に関わる人ならきっと“あるある”ではないでしょうか。
駅からの距離、人通りの多さ、駐車場の有無…。
気が付けば、メニューよりも立地条件の方が気になってしまうのは、それはもしかすると GIS 病なのかもしれません。
そんな“発作”を刺激する、魅力的な地図がこちら。
ESRIジャパンの X(旧Twitter)公式アカウントにて、米国の主要ファストフードチェーンの利用頻度を可視化したマップが紹介されました!
https://x.com/ESRIJapan/status/1936004126065688821/photo/1

登場するのはマクドナルドやスターバックスなど、日本でおなじみのチェーンに加え、日本未上陸のチーズピザが名物の
Little Caesars やドーナツで有名な Dunkin’Dounuts などが表示されます。
一見するとただの店舗分布図のように見えますが、実はこのマップ、ファストフードという“身近なテーマ”を通して、以下のような空間的視点を与えてくれます:
- チェーンごとの地域性や出店傾向
- 都市部と郊外での立地戦略の違い
- 消費文化と地理的条件のつながり
出店の背後には、人口の特性、交通アクセス、所得水準といった地理的・社会的要因が存在しています。 GIS を使えば、それらを地図上に「見える化」し、ビジネスや社会の構造を深く読み解くことができます。
さらに、ArcGIS Living Atlas を活用すれば、人口密度や交通量などのデータを重ねて、より精度の高い分析も可能になります。
ArcGIS Living Atlas
https://livingatlas.arcgis.com/ja/browse/#d=2
2025 年 5 月 23 日 掲載記事
この手法、実は身近な地域でもすぐに試せます。
たとえば自分の住んでいる町のファストフード店を地図化して、なぜそこにあるのかを考える。
そんな身近なお店を通じて、GIS のスキルと「空間的なものの見方」を育てることができます。
さらにステップアップしたい方には、商圏分析や統計データを活用できるArcGIS Business Analyst Web and Mobile Apps を使うことで更に考察に強くなります。
BA Web and Mobile Apps
https://www.esrij.com/products/arcgis-business-analyst/web-app/
スタートアップガイド
https://doc.esrij.com/business-analyst/web/get-started/
ハンバーガー 1 個の向こうに、地理がある。
そんな視点で、あなたも街を地図で味わってみませんか?
第 22 回 GISコミニティフォーラム 公開資料
5 月末に開催された GISコミニティフォーラムの発表資料です。
テクニカル部門では、各製品に関する活用のヒントや Tips なども含まれておりますので是非ご参考にしてください。
GIS 体験セミナーのテキスト公開
ArcGIS ブログにて第 22 回 GISコミニティフォーラムで実施した ArcGIS Pro および ArcGIS Online の体験セミナーのテキストを公開しています。
ArcGIS Pro コース : 3D データの可視化・解析・結果の確認
ArcGIS Online : 現地調査からその結果を可視化するまでの一連の流れ
GIS カード 特設サイトオープンしました
GIS(地理情報システム)の基本的な機能を、カードゲーム形式で楽しく学べる「GIS カード」の特設サイトを公開しました。
このサイトでは、GIS カードの内容や使い方、教育現場での活用事例、GIS カードそのもののダウンロード提供などを
まとめてご紹介しています。
GIS に初めて触れる方から、教育・研修で活用したい方まで、幅広くご利用いただける内容となっています。
