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東京都日野市がGISテクノロジーの先進的利用を推進する団体に贈られる「SAG賞」を受賞

 

地域課題解決に向けた庁内のDX推進

GIS(地理情報システム)パッケージソフトウェア国内最大手(※)の ESRIジャパン株式会社(東京都千代田区:代表取締役会長兼社長 正木千陽、以下「ESRIジャパン」)は、7月15日(月)~7月19日(金)に米国サンディエゴ国際会議場とオンラインのハイブリッド形式で開催中の「第44回 Esriユーザー会」(※2)の席上、、東京都日野市(以下、「日野市」という。)が「SAG賞(Special Achievement in GIS Award)」を受賞したことを発表しました。

■世界最大規模のGISイベントで日野市が受賞の栄誉
~地域課題解決に向けた庁内のDX推進~

今年で44回目を迎えた「Esriユーザー会」は、米国サンディエゴ国際会議場とオンラインのハイブリッド形式で開催され、世界各国から約20,000人が参加しました。「SAG 賞」は、米Esri社が世界30万以上のArcGISユーザーである企業や政府機関、自治体、教育・研究機関の中から、先進的かつ革新的なGISの導入および活用によってコミュニティや社会の変革に貢献したと認める団体を表彰するものです。

日野市は、2012年よりArcGIS自治体サイトライセンスを導入し、多くの部門においてArcGISを利用しています。2023年4月に策定された「日野市DX推進計画」の実行に向け、庁内のDX推進を横断的に支援するため、「デジタル改革推進検討会」を設置しました。検討会では、基幹システムとの連携、データの共有・利活用、EBPMに基づくまちづくりの推進に取り組んでおり、ArcGISを活用した庁内業務の効率化・高度化を図っています。
また、日野市が抱えるベッドタウンの高齢化と産業の構造転換という2つの大きな地域課題に対し、ArcGISを用いて地域課題の可視化と分析を行い、政策立案や対策支援に役立てています。2023年には、4市共同(日野市・立川市・三鷹市・小金井市)による住民情報を管理するシステムとの連携環境を整備し、さらなる地域課題解決のためのGISプラットフォーム構築を目指しています。

日本国内における同様の課題を抱える地方自治体に対し、大いに参考になる取り組みであると高く評価されたものです。

・日野市の取り組みについて
https://www.city.hino.lg.jp/shisei/keikaku/joho/1027219.html(日野市ホームページ)

都市利便性・課題の可視化ダッシュボード
空き家情報管理フォーム&ダッシュボード

 

◆(参考) 2024年のおもな「SAG賞」受賞団体

(順不同)

「SAG 賞」受賞者リスト一覧(英文)

※ 1 デロイト トーマツ ミック経済研究所 ビジネス・アナリティクス市場展望2022年版
※ 2 「第44回 Esriユーザー会」=「2024 Esri User Conference」:世界各国から約20,000人が参加。2024 年は7月15日(月)~7月19日(金)に、米国サンディエゴ国際会議場とオンラインのハイブリッド形式で開催

【本件に関するお問い合わせ先】
[会社名]ESRIジャパン
[部署名]事業開発グループ・ソリューション営業グループ
[担当者名]鈴木・小林
[TEL]03-3222-3941
[Email]gisinfo@esrij.com

掲載種別

掲載日

  • 2024年7月18日