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【教育 GIS 便り】ChatGPT × GIS

 

◆ ChatGPT をどう活用する?

「GIS をわかりやすく伝えること」と「教育分野での GIS の有用性を伝えること」は、 Esri および ESRIジャパンにとって重要なテーマであり、絶えず新しい挑戦が求められる永遠の課題です。 この分野での仕事は常に新鮮で飽きることがありません。

 

「GIS を教える」と「GIS を用いて教える」は、表面上は似ているように見えますが、 実際には異なるアプローチと視点を必要としています。

 

GIS を教える:GIS の基本概念、原則、および技術に焦点を当てる GIS を用いて教える:GIS を活用して、都市計画 × GIS 、経済× GIS など、様々な分野における問題解決を教える

 

環境や経済など、GIS を用いてデータ分析し問題解決を図る際、どのようにして GIS の効果を伝えるかは重要な課題です。 この「GIS を用いて教える」アプローチを取り入れることで、より実践的で具体的な問題解決に向けた教材を作成する際など、 ChatGPT の使用が予想外に役立ち、思考の整理や新たなアイディアの発見に繋がります。

例えば、以下の新聞記事を題材に

 

「避難場所 5000 ヵ所に津波リスク 5 m 以上浸水 700 ヵ所」(日本経済新聞:2024 年 1 月 17 日朝刊)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUE041ZT0U4A100C2000000/

これに関する教材を作成しようと考えた際に ChatGPT に質問すると

 

 

質問:避難場所 5000 カ所に津波リスク GIS で解決するには?

ChatGPT:

避難所の津波リスクを管理するために、GIS(地理情報システム)を 活用することは非常に有益です。以下は、そのための手順の概要です:

 

1. データ収集と整理: まず、津波に関連するデータを収集します。 これには、地形、津波の歴史的な発生パターン、地質学的特徴、 人口密度などが含まれます。このデータを整理し、GIS で利用可能な形式に変換します。

 

2. 津波リスク評価: 収集したデータを基に、津波リスクを評価します。 これには、津波の高さ、到達範囲、影響を受ける地域の分析などが含まれます。 GIS を使用して、異なる地域や避難所のリスクを比較し、優先順位付けすることが重要です。

 

3. 避難所の選定と改善: GIS を活用して、津波リスクの高い地域にある避難所を特定し、 必要に応じて改善する計画を立てます。これには、避難所の立地や耐久性の向上、 避難所へのアクセス改善などが含まれます。

 

4. 避難経路の計画: GIS を使用して、適切な避難経路を計画し、 地域住民に適切な情報を提供します。これにより、災害時に効果的な避難が可能になります。

 

5. リアルタイムモニタリング: GIS を活用して、津波発生時や緊急事態発生時に リアルタイムで情報をモニタリングし、避難所の状況を把握します。これにより、 迅速な対応が可能になります。

 

6. コミュニケーションと教育: 地域住民や関係者に対して、津波リスクに関する情報を提供し、 適切なコミュニケーションと教育を行います。GIS を活用して、リアルタイムで情報を共有することが重要です。

 

これらの手順により、GIS を活用して避難所の津波リスクを評価し、管理することができます。 GIS は、データの可視化や分析に優れており、津波リスクの理解と対応に貢献します。

※2024 年 2 月 29 日アクセス (ChatGPT 3.5)

 

ChatGPT 3.5 には主題図やイメージ図を作成する機能はありませんが、 提供された情報を参考にして教材を作成したり、類似の事例を検索したりすることは可能です。 ChatGPT は新しいアイディアや構想のヒントを提供する一方で、 提供されるソースコードや回答に誤りが含まれていることがあります。 このような誤りを見分けるためには、深い知識や洞察力が求められます。

 

将来的には、ChatGIS のようなシステムが登場し、 対話形式で具体的な課題解決に役立つ地図を作成できるようになる日も遠くないかも?!

ChatGPT
https://chat.openai.com/

 

 

◆ GIS 公開講習会 3 月 20 日(水・祝)

日本地理学会 春季大会では、小中高の先生または、 地理教育に関心のある方を対象に公開講習会を開催します。

 

日時:2024 年 3 月 20 日(水・祝)16:00 ~ 18:30
場所:青山学院高等部 PC 実習室
主催:日本地理学会 地理教育専門委員会
協力:ESRIジャパン株式会社
内容:ArcGIS Online のアプリケーションを活用して、校外学習の事前学習や 当日の現地調査に役立つアプリを使ったデジタル「しおり」の作成方法を学びます。
参加費:無料・事前登録制(地理学会会員以外でも参加できます)

詳細及び申込はこちら
https://www.esrij.com/events/details/172971/

 

2023 年度 中部大学国際 GIS センター「問題複合体を対象とするデジタルアース共同利用・共同研究拠点」成果報告会

3月5日(火)、6日(水)

 

中部大学国際GISセンターでは様々な分野の人との共同研究を通し、社会が直面する 問題複合体への解決に向けたデジタルアース研究を進めています。

 2023 年度共同研究の成果報告会を開催します。

 

日時:2024 年 3 月 5 日(火)9:30 ~ 18:00
       3 月 6 日(水)9:30 ~ 17:00

会場:中部大学 リサーチセンター 2 階 大会議室 / Zoom 配信
*状況により Zoom 配信のみに変更
詳細及び申込はこちら

https://www.chubu.ac.jp/news/31629/

 

◆ EBPM セミナー 3 月 8 日(金)

エビデンスに基づく政策立案(EBPM: Evidence-Based Policy Making)は、 統計データの活用に加えて、GIS との組み合わせによる可視化も重要です。 GIS との組み合わせにより住民が理解しやすい政策立案が可能となります。 EBPM を用いて社会課題を解決できる人材を育成する取り組みの一環として、本セミナーが開催されます。

 

日時:2024 年 3 月 8 日(金)15:00 ~ 18:00 (13:30 ~ 14:30 ポスター展示)
場所:立正大学 熊谷キャンパス 1 号館 1101 教室
主催:立正大学 研究推進・地域連携センター
内容:基調講演:小林 正典 氏(国土交通省総合政策局)
        「政府における EBPM の取組み」
        北村 行伸 氏(立正大学データサイエンス学部長)
        「EBPM とデータサイエンス」
        他、一般講演、質疑応答など
参加費:無料・事前登録制

詳細及び申込はこちら
https://x.gd/M4q0L

 

 

◆ 理数系教員統計・データサイエンス 授業力向上研修集会 3 月 23 日(土)・24日(日)

データサイエンス教育での授業力向上に向けた情報共有の 研修会が開催されます。

 

日時:2024 年 3 月 23 日(土)9:00 ~ 2024 年 3 月 24 日(日)16:00
場所:東北大学川内キャンパス 講義棟C棟 200・201 教室
主催:東北大学データ駆動科学・AI 教育研究センター、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 統計数理研究所ほか
内容:大学など教育機関におる IR(Institutional Research)のための GIS 活用チュートリアルセッションをはじめ情報・データサイエンス教育に関する発表及び意見交換の場も提供されます。
参加費:無料・事前登録制

詳細及び申込はこちら
https://leadingdxschool.mext.go.jp/event/1906/

 

 

◆ 第 13 回 Esri Young Scholars Award への学生エントリー募集

ArcGIS を使って優れた研究を行っている学生を表彰する Esri Young Scholars Award の開催にあたり、候補となる学生を募集しています。 2024 年の Esriユーザー会は米国カリフォルニア州サンディエゴで開催します。 皆様のご応募お待ちしております。

詳細はこちら
https://www.esrij.com/news/details/172856/
申込締切:2024 年 3 月 31 日(日)

 

 

掲載種別

掲載日

  • 2024年2月29日