2021 年 9 月 22 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。
主な新機能は以下の通りです。
チャートの種類にライン チャートが追加されました。時間や距離などの連続した範囲の変化を視覚化することができます。
レイヤーに、ぼかしや影などの効果を適用できるようになりました。レイヤーの元のスタイルを変更することなく、新しいフィーチャを強調したり、印象的なマップを作成したりすることができます。
ArcGIS Dashboards で、ダッシュボード内のデータをダウンロード可能にするオプションが追加されました。
ArcGIS Instant Apps に、以下の 2 つの新しいアプリが追加されました。
組織の管理者は、日、週、月などの間隔で管理レポートをスケジュールすることができるようになりました。
ArcGIS Online では、新しい SAML 署名および暗号化証明書が利用可能です。この証明書は、組織が署名付きリクエストや暗号化されたアサーションを有効にしている場合に必要です。以前の証明書は 2021 年 9 月 28 日(米国時間)に期限切れとなるため、組織が SAML ログインを設定している場合は対応が必要です。詳細はサポート記事(英語)をご参照ください。
従来の ArcGIS Online のホーム ページは、延長を申請しない限り、来年の初めに新しいホーム ページに自動的にアップグレードされます。新しいホーム ページ エディターを使用すると、アクセシビリティ要件を満たし、デバイスの種類を問わず適切に表示される最新のホーム ページを簡単に構築できます。新しいホーム ページ エディターについては、こちらのブログ記事をご参照ください。
従来のストーリー マップ(Classic)テンプレートの製品ライフサイクルが既存バージョン サポートに移行されました。現在、ストーリー マップ(Classic)でストーリーを作成されている場合は、お早めに ArcGIS StoryMaps への移行をお勧めします。詳細は、こちらのブログ記事をご参照ください。
ラスター ベースマップ(衛星画像、標高、極座標を除く)の製品ライフサイクルが開発終了バージョン サポートに移行されました。今後は、ベクター ベースマップのみの更新となります。ベクター ベースマップへの移行については、こちらのブログ記事をご参照ください。
新機能の詳細につきましては、後日 ArcGIS ブログでご紹介します。
注)バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ(インターネット一時ファイル)を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。