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【教育GIS便り】ミツバチ

 

ミツバチ

太陽に向かって咲き誇るヒマワリが大好きです。一面に広がるヒマワリ畑を見ると元気が出ます。
ヒマワリ畑には、せっせと飛び回り蜜を集める昆虫がいます。
そう、ミツバチです。
昨今は、農薬や外来種の影響で減少していますが、彼らの分業された働き方や組織力に関しては、私たちも見習うところがあるのではないでしょうか。

調べてみるとミツバチは、1 日に 2,000 輪の花を訪れ、蜂蜜 1kg を作るために合わせて 14 万 5,000km も飛ぶとのこと。東京から地球の裏側にあるブラジルのサンパウロまでが約 1 万 8,250km と考えると、蜂蜜 1kg を作るために飛び回るミツバチの飛行距離には驚きです。
なお、ミツバチが一生で集めるハチミツの量は、1 匹あたりテースプーン 1 杯ほどとのこと。

私の母は「へぼめし」が大好きで、岐阜に行く際、必ずと言っていいほど購入していました。
子供心に好奇心よりも幼虫を食べる気持ち悪さが上回り、手をつけられなかった記憶があります。今でも少し苦手です。
調べてみると、「はちのこ」を食べる地域性が残っているのは、長野県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、栃木県、岡山県、宮崎県の山間部が中心とのこと。もともと、山間部でなくても水産業の乏しい地域では蜂を育てており、重要なタンパク源だったそうです。 そこで、魚類タンパク源へのアクセスの容易さを検証するべく、海岸線からのバッファーを求めてみました。

【はちのこ】を食べる習慣を考える

はちのこを食べる習慣を考える
画像をクリックすると詳細をご覧いただけます

花粉媒介者でもあるハチは、蜂蜜以外にも果物・野菜を栽培する農業の現場においても受粉作業を担っており、私たちの生活にとって非常に重要な存在です。
現在、農薬の利用や病害虫でミツバチが減少しています。受粉を担うハチがいなくなると、世界中の農業が打撃を受けると言われています。

この機会にミツバチに興味を持っていただき、環境保全について考えていただければ幸いです。

◇参考資料

ArcGIS アカデミックパック 活用法 18

ArcGIS Pro には「内挿」ツールセットという、地点の値を補完する機能があります。値を計測していない地点でも値を推定することができ、断続的なサーフェスを作成することができます。

ArcGIS Pro を利用した地理的統計の分析

ArcGIS Spatial Analyst 機能紹介マップ

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SDGsをテーマにした第 1 回ストーリーマップコンテストを開催します。 奮ってご応募ください!

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※ESRIジャパンが主催する、国内のコンテストです。

Esriユーザー会 参加体験記

第 8 回 Esri Young Scholars Award 受賞者の東京大学大学院 社会文化環境学専攻(2018 年度卒業)堤 遼 様による、Esriユーザー会(Esri User Confarence 2019)体験記です。

体験記

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掲載日

  • 2019年8月30日