
GIS 機能を提供する Web サービス
ArcGIS で作成した高品質なマップを共有するだけではなく、Web ブラウザーやスマートフォンからのデータ編集(オフライン対応)や、住所検索、交通ネットワーク解析など豊富な機能を Web サービスとして共有できます。

強力な分析機能
ArcGIS Desktop で利用可能なジオプロセシング ツールを利用して、ArcGIS の強力な空間解析機能を Web サービスとして共有することが出来ます。また、エクステンション製品を利用することでラスター データの空間モデリングと分析、ネットワーク解析、可視領域解析、断面図解析など、より高度な解析機能を実現します。

RDBMS との連携
ArcGIS Enterprise では、以下の RDBMS の空間データを使用できます。
- Microsoft SQL Server
- Oracle
- IBM Db2
- PostgreSQL
ArcGIS Enterprise では、さらに RDBMS 上にジオデータベースを構築できます。マルチユーザー ジオデータベースを使用してトポロジやジオメトリック ネットワークなどのデータモデルや複数ユーザーによる編集が可能となります。

地理空間情報を管理・共有できる GIS コラボレーション システム
Portal for ArcGIS は、組織内の GIS コンテンツを共有、検索、活用するためのポータル機能を提供します。ポータルを通して、組織の各ユーザーは GIS データや独自のデータを使用して簡単にマップを作成したり、分析を行なったりすることができます。

豊富な解析ツールとアプリ
データの地理的特徴を導く高度な空間解析ツールと、屋外調査で使用する収集アプリや状況をモニタリングするダッシュボードなど、GIS データの利用用途に適したさまざまなアプリを提供します。
- 密度解析
- 到達圏解析
- 密度解析
- ArcGIS Collector
- ArcGIS Survey123
- ArcGIS Maps for Office
- ArcGIS Web AppBuilder
- ArcGIS Dashboards
- ArcGIS Insights
- ArcGIS Drone2Map

3D サービス
Portal for ArcGIS を使用することで、ArcGIS Pro で作成した 3D GIS コンテンツの配信(シーン サービス)を Web サービスとして公開することができます。
Portal for ArcGIS にはシーン サービスを閲覧するためのシーン ビューアーが標準で提供されています。公開された 3D の Web サービスは、追加ソフトウェアを必要とせずに Web ブラウーザーから閲覧することができます。

リアルタイム GIS のサポート
ArcGIS GeoEvent Server を使用することで、リアルタイム データ ストリームをエンタープライズ GIS に統合することが出来ます。最新状態のモニタリング、地理空間分析処理、地図やデータの更新、またはメールを利用した通知の送信など、状況判断から意思決定まで、素早く正確に対応できます。

ビッグデータ
ArcGIS GeoAnalytics Server (国内サポート時期未定) や ArcGIS Image Server (Raster Analytics) を使用することで、複数台のサーバーでの分散処理により、ビッグデータと呼ばれるような大規模なベクター/ラスター GIS データを高速に分析処理することができます。

画像配信
ArcGIS Server は、単一の画像データを Web サービスとして公開し、共有することができます。ArcGIS Image Server を使用することで、大量の画像とラスター データの管理と共有、動的なモザイク処理など画像配信の機能を拡張します。

ネットワーク解析
ArcGIS Network Analyst for ArcGIS GIS Server を利用することで、高度な交通ネットワーク解析ツールやモデルを組織内のアプリケーションに組み込むことができます。最適・最短経路の検索、到達圏の解析、最寄り施設の検索などの機能を利用できます。