ArcGIS Enterprise 10.9.1 動作環境
バージョン 10.7 より、製品ライフサイクルが更新されました。
バージョン 10.9.1 は、長期サポート (LTS: Long Term Support) 対象バージョンです。
製品ライフサイクルの更新内容の詳細はこちらをご確認ください。
- Server
- Portal
- Web Adaptor
- Data Store
- GeoEvent
- Image
- Database
ArcGIS GIS Server、ArcGIS Image Server および ArcGIS GeoEvent Server のライセンス ロールで ArcGIS Server を利用する場合は、以下の情報をご参照ください。
動作環境については、Esri ヘルプ(ご参照の時期によっては、英語のみ)を元にしています。併せてご確認ください。
ArcGIS Server
ArcGIS Server (Windows)
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 ・Standard ・Datacenter |
![]() |
|
Windows Server 2019 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 11 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年11月のアップデート | ![]() |
Windows 10 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 8.1 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
特に指定がない限り、上記のオペレーティング システムの以前のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。 | |||
ArcGIS Server は、Microsoft Visual C++ 2015-2019 Redistributables (x64) 最小バージョン 14.22.27821 を必要とします。 必要な Visual C++ Redistributable がまだインストールされていない場合、setup.exe を実行すると setup.msi が起動される前に Visual C++ Redistributable がインストールされます。 必要な Visual C++ Redistributable がまだインストールされていない場合、setup.msi を実行すると Visual C++ Redistributable はインストールされません。 そのため、ArcGIS Server の setup.msi を実行するには、最初に Microsoft Visual C ++ 2015-2019 Redistributables をインストールする必要があります。 | |||
マシン名にアンダースコア (_)が含まれるマシンへのインストールはサポートされません。いくつかの広く使用されているインターネット ホスト名の仕様では、アンダースコアは非標準と定められています。 Windows はマシン名にアンダースコアを使用することを許容しますが、他のサーバーやプラットフォームと対話する場合の障害の原因となる可能性があります。そのため、ArcGIS Server では、ホスト名にアンダースコアが含まれるサーバーへのインストールを行えません。 | |||
ドメイン コントローラーとなるサーバーへの ArcGIS Server のインストールはサポートされません。 | |||
ArcGIS Server をインストールするマシンには、十分なページ ファイルのサイズがあることを確認してください。ページ ファイルのサイズの設定については Microsoft 社のベスト プラクティスに従い、組織の IT 管理者と相談の上設定してください。 | |||
Windows 8.1、Windows 10 (64 bit [EM64T]): これらのオペレーティング システムは検証とアプリケーションの開発の環境としてのみサポートされます。運用環境ではサポートされません。 また、windows 10 につきましてはこちらも併せてご確認ください。 |
ハードウェア要件 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS GIS Server および ArcGIS GeoEvent Server、ArcGIS Image Server 、ArcGIS Knowledge Server は、各ライセンス ロールごとに最低 8 GB の RAM が必要です。 運用環境でのハードウェアの最低要件は、お客様ごとにビジネス要件が異なるためリストしておりません。ハードウェアの最低要件は、お客様のパフォーマンスおよびスケーラビリティの要件に適したハードウェアとなります。 |
ディスク容量 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server をインストールするためには、ハードディスクに最低 10 GB の空き容量が必要です。 |
ファイアウォールの設定 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server の動作には、インターネットまたはイントラネット上のポート 1098、6006、6080、6099、および 6443 を使用します。使用されるポートやファイアウォールに関する詳細については、「ArcGIS Server で使用されるポート 」をご参照ください。 |
SSL 証明書 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server はインストール後に素早く動作確認を可能にするため、あらかじめ構成された自己署名 SSL 証明書が含まれます。ただし、ほとんどの場合、ArcGIS Server を使用する組織は、信頼できる認証局 (CA) から SSL 証明書を取得し使用する必要があります。SSL 証明書は、組織が発行するドメイン証明書または CA 署名証明書が利用できます。 ArcGIS Server と同様に、Portal for ArcGIS にもあらかじめ構成された自己署名証明書が含まれます。 ArcGIS Server サイトを Portal for ArcGIS とフェデレートする場合 は、信頼できる認証局から SSL 証明書を取得し Portal for ArcGIS で使用することを推奨します。 ArcGIS Server の SSL 証明書の設定やその他セキュリティについては、「安全な環境を構成するためのベスト プラクティス」をご参照ください。 |
DNS と FQDN に関する推奨事項 | |||
---|---|---|---|
Portal for ArcGIS と ArcGIS Server サイトをフェデレートする場合 、 Portal for ArcGIS は、フェデレートする各 ArcGIS Server サイトの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を要求します。 そのため、組織のドメイン ネーム システム (DNS) に各 ArcGIS Server サイトまたは各 ArcGIS Server マシンごとの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を登録することを推奨します。 |
追加ソフトウェア | |||
---|---|---|---|
.NET Extension Support 機能を利用する場合は .NET Framework 4.5.2 以上が必要です。.NET Framework 4.5.2 以上がインストールされていない場合は、.NET Extension Support 機能をインストールすることができません。 | |||
ArcGIS Server は Microsoft Core XML Serivces (MSXML) 6 が必要です。ArcGIS Server を GUI を使用してインストールする際に MSXML 6 がインストー ルされていない場合は、ArcGIS Server のインストーラーが自動的に MSXML 6 をインストールします。 ArcGIS Server をサイレント インストールする際に MSXML 6 がインストールされていない場合は、別途 MSXML 6 をインストールする必要があります。 MSXML 6 のインストーラーは <ArcGIS Server インストール ディレクトリ>\Support\MSXML6\64-bit\msxml6_x64.msi を使用してインストールしてください。 | |||
ジオプロセシング ツールを使用する場合、Python 2.7.18、Numerical Python 1.9.3、および、Matplotlib 1.5.2 が必要です。インストールされていない場合は、インストーラーが自動的にこれらのソフトウェアをインストールします。 |
管理用 Web アプリケーション (ArcGIS Server Manager) のブラウザー | |||
---|---|---|---|
Google Chrome | |||
Mozilla Firefox | |||
Microsoft Edge |
クラウド環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server は、クラウド環境での動作をサポートします。ただし、クラウド環境で発生する問題が実機での環境で再現しない場合は、クラウド環境固有の問題として製品サポートの対象外となります。 ArcGIS Enterprise では、日本語版の ArcGIS Enterprise がインストールされた AMI は提供されません。Amazon Web Service または Microsoft Azure 上で ArcGIS Enterprise を利用する場合は、ArcGIS Enterprise がサポートされる動作環境に手動でインストールしてください。 |
仮想環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Enterprise のすべてのコンポーネントは、サポートされる動作環境を仮想環境上で構築し実行している場合にサポートされます。ただし、仮想環境でのみ発生する問題については、仮想環境固有の問題とし、製品サポートの対象外となります。ArcGIS Enterprise をリレーショナル データベースなどのサード パーティ製品と使用する場合は、その製品も仮想環境でサポートされている必要があります。 以下は、ArcGIS Enterprise が動作することを確認している仮想環境です。
|
ArcGIS Server (Linux)
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
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Red Hat Enterprise Linux Server 8 | Update 4 | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 7 | Update 9 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Service Pack 3 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 5 | ![]() |
Ubuntu Server 20.04 LTS | 20.04.3 | ![]() |
Ubuntu Server 18.04 LTS | 18.04.5 | ![]() |
CentOS Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Scientific Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Oracle Linux 8 | Update 4 | ![]() |
Oracle Linux 7 | Update 9 | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください。
** CentOS, Scientific Linux, Oracle Linux については、同等バージョンの Red Hat Enterprise Linux での対応となります。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
マシン名にアンダースコア (_) が含まれるマシンへのインストールはサポートされません。 | |||
root ユーザーとして、このソフトウェアをインストールできません。インストールしようとしてもインストールは開始されず、root ユーザーではインストールできないことを示すエラー メッセージが、ソフトウェア診断ツールによって表示されます。 | |||
ソフトウェアをインストールする場合、オペレーティング システムの GUI を使用して ArcGIS Software Authorization ウィザードを実行したり、[更新の確認] ツールを実行したりすることがあります。これには X Window System パッケージ グループが必要です。 また、下記の環境では追加のパッケージ グループが必要です。
|
ハードウェア要件 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS GIS Server および ArcGIS GeoEvent Server、ArcGIS Image Server は、各ライセンス ロールごとに最低 8 GB の RAM が必要です。 運用環境でのハードウェアの最低要件は、お客様ごとにビジネス要件が異なるためリストしておりません。ハードウェアの最低要件は、お客様のパフォーマンスおよびスケーラビリティの要件に適したハードウェアとなります。 |
ディスク容量 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server をインストールするためには、ハードディスクに最低 10 GB の空き容量が必要です。この製品のインストール時に、必要なディスク容量の約 1.5 GB が使用されます。この一時的に使用されるディスク容量は、インストールの最後に削除されます。 | |||
共有ネットワーク ディレクトリ (NFS マウントされたフォルダー) には、ArcGIS Server をインストールできません。ディレクトリは、ターゲット システムのローカルに配置されている必要があります。 |
一時的に使用される領域の要件 | |||
---|---|---|---|
デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリにリソースが展開されます。このディレクトリの読み取り権限、書き込み権限、および実行権限を有効にしておく必要があります。/tmp ディレクトリに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリに展開しようとします。ユーザーの HOME ディレクトリにも必要な領域がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で代替領域を指定することができます。 /tmp ディレクトリは、公開時にも使用されます。ArcGIS Server Manager を介してサービス定義 (SD) ファイルをアップロードする場合、SD ファイルと同じサイズのファイルが /tmp ディレクトリに作成されます。それらのファイルは永続的に保存されず、1 時間ごとに削除されます。/tmp ディレクトリに、この方法で公開される各 SD ファイルのための十分な空き容量があることを確認してください。 |
デフォルトのファイル権限 | |||
---|---|---|---|
セキュリティ上の理由から、グループとすべてのユーザーのすべての権限タイプ (読み取り、書き込み、および実行) はデフォルトでオフにされます。 |
ファイル ハンドルとプロセスの制限 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server はデータ量の多いサーバー製品であり、そのデータ形式の多くは数十万のファイルで構成されます。使用頻度が高いシステムでは、常時数千から数万のファイルが使用されています。ファイル ハンドルとプロセスが不十分だと、リクエストを起動できない事態がランダムに発生し、システムのダウンタイムに至る可能性があります。実際に必要になるファイル ハンドルとプロセスの数は、データと、実行されているインスタンス (スレッド/プロセス) の数に応じて変わります。ファイル ハンドルの制限を 65,535 に、プロセスの制限を 25,059 に設定することにより、システムの持続的な実行が保証されます。 Linux では、ファイル ハンドルとプロセスに対してソフト リミットとハード リミットが設定されています。ハード リミットを確認するには、ulimit -Hn -Hu (csh を使用している場合は limit -h descriptors) コマンドを使用します。ソフト リミットを確認するには、ulimit -Sn -Su (csh を使用している場合は limit) コマンドを使用します。 ソフト リミットとハード リミットを引き上げるには、スーパーユーザーのアクセス権限を使用して /etc/security/limits.conf ファイルを編集する必要があります。たとえば、次の 4 行をファイルに追加して、リミットの値を変更できます。
この変更を行った後、新しい値を有効にするために、一度ログアウトしてから特定のユーザーとして再ログインする必要があります。リミットが適切に変更されたことを確認するには、上述した ulimit -Hn -Hu コマンドと ulimit -Sn -Su コマンドを使用します。 |
DNS ホスト名エントリ | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Server は、ドメイン ネーム システム (DNS) ホスト名エントリのあるコンピューターに インストールする必要があります。 このためには、サイトのシステム管理者がネットワーク内のネーム サーバーにエントリを追加し、このネーム サーバーが システム上の /etc/resolv.conf 構成ファイルにリストされる必要が生じることがあります。 Portal for ArcGIS と ArcGIS Server サイトをフェデレートする場合 、 Portal for ArcGIS は、フェデレートする各 ArcGIS Server サイトの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を要求します。 そのため、組織のドメイン ネーム サーバー (DNS サーバー) に各 ArcGIS Server サイトまたは各 ArcGIS Server マシンごとの完全修飾ドメイン名 (FQDN) を登録することを推奨します。 |
SELinux のサポート | |||
---|---|---|---|
Security Enhanced Linux (SELinux) モジュールは、ArcGIS Server を実行しているコンピューターで サポートされています。SELinux のデフォルトのポリシーにより、ArcGIS Server が構成ストアなどの内部コンポーネントに 到達できないために、管理者が SELinux ポリシーを変更する必要がある場合があります。 変更するには、一時的に SELinux ポリシー モードを permissive に設定します。 これにより、内部ディレクトリにアクセスするために ArcGIS Server が行うアクションなど、ポリシーの違反が記録されますが、 これらは許可されます。 管理者は、ArcGIS Server によるこれらの違反を記録し、SELinux ポリシー構成を変更して、ポリシー モードを enforced に 再設定する前に許可します。 |
その他の要件 | |||
---|---|---|---|
下記の要件については、ArcGIS Server (Windows) の要件と同様です。
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動作環境については、 Esri ヘルプ(ご参照の時期によっては、英語のみ)を元にしています。併せてご確認ください。
Portal for ArcGIS
Portal for ArcGIS (Windows)
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 ・Standard ・Datacenter |
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Windows Server 2019 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 11 (64-bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年11月のアップデート | ![]() |
Windows 10 (64-bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 8.1 (64-bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
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国内検証済み |
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国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、 こちらよりお問い合わせください。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
特に指定がない限り、上記のオペレーティング システムの以前のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。 | |||
マシン名にアンダースコア(_)が含まれるマシンへのインストールはサポートされません。いくつかの広く使用されているインターネット ホスト名の仕様では、アンダースコアは非標準と定められています。 Windows はマシン名にアンダースコアを使用することを許容しますが、他のサーバーやプラットフォームと対話する場合の障害の原因となる可能性があります。そのため、 Portal for ArcGIS では、ホスト名にアンダースコアが含まれるサーバーへのインストールを行えません。 |
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Portal for ArcGIS は、Microsoft Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributables (x64) を必要とします。 Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributable がまだインストールされていない場合、setup.exe を実行するとそれらをインストールします。 Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributable がまだインストールされていない場合、setup.msi を実行するとそれらをインストールしません。 そのため、Portal for ArcGIS setup.msi を実行するには、はじめに Microsoft Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributable (x64) を インストールする必要があります。 | |||
ドメイン コントローラーとなるサーバーへの Portal for ArcGIS のインストールはサポートされません。 | |||
Windows Server の全バージョンで、[デスクトップ エクスペリエンス] オプションが必要です。 | |||
Windows 8.1、Windows 10 ( 64 bit [EM64T]): これらのオペレーティング システムは検証とアプリケーションの開発の環境としてのみサポートされます。運用環境ではサポートされません |
ハードウェア要件 | |||
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CPU | 開発およびテストには 2 コア以上、運用システムには 4 コア以上を強く推奨 | ||
メモリー | 8 GB 以上 | ||
ディスク容量 | 10 GB | ||
備考 |
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ファイアウォールの設定 | |||
---|---|---|---|
Portal for ArcGIS の動作には、インターネットまたはイントラネット上の 5701 ~ 5703、7005、7080、7099、7120、7220、7443 および 7654 のポートを使用します。その他一時的に使用するポート(エフェメラル ポート)を含む詳細については、「 Portal for ArcGIS で使用されるポート」をご参照ください。 |
ArcGIS Web Adaptor | |||
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ArcGIS Web Adaptor は、既存の Web サーバーや組織のセキュリティ メカニズムと Portal for ArcGIS を統合する際に必須となるコンポーネントです。 その場合 Portal for ArcGIS を、ArcGIS Web Adaptor を使用せずに運用することはできません。 ArcGIS Web Adaptor と Portal for ArcGIS を連携する場合、ArcGIS Web Adaptor が使用可能なポートは 80 と 443 のみとなります。それ以外のポートの使用については、「 ポータルの ArcGIS Web Adaptor に対するデフォルト以外のポートの使用」をご参照ください。 |
SSL 証明書 | |||
---|---|---|---|
Portal for ArcGIS の運用には、SSL 証明書を使用した HTTPS/SSL 通信が必要です。 Portal for ArcGIS はインストール後に素早く動作確認を可能にするため、あらかじめ構成された自己署名 SSL 証明書が含まれます。ただし、ほとんどの場合、ArcGIS Enterprise を使用する組織は、信頼できる認証局(CA)から SSL 証明書を取得し使用する必要があります。SSL 証明書は、組織が発行するドメイン証明書または CA 署名証明書が利用できます。 ArcGIS Server および ArcGIS Web Adaptor を含む Portal for ArcGIS の運用に必要となるすべてのコンポーネントは、組織が発行するドメイン証明書または CA 署名証明書を使用して構成することを推奨します。 |
DNS と FQDN に関する要件 | |||
---|---|---|---|
Portal for ArcGIS を構築する場合、Portal for ArcGIS をインストールしたマシンに完全修飾ドメイン名(FQDN)を設定する必要があります。 また、FQDN を使用して Portal for ArcGIS と通信が行えるように、ドメイン ネーム システム(DNS)等に FQDN のエントリーを追加する必要があります。 同様に、ArcGIS Server を Portal for ArcGIS とフェデレートする場合は、ArcGIS Server サイトの FQDN を DNS 等に追加することを推奨します。 なお、ポータルがサポートする DNS 名は 1 つだけです。 Portal for ArcGIS にフレンドリ名(例えば、portal.domain.com の代わりに friendly.domain.com を使用)を使用する必要がある場合は、DNS にフレンドリ名を 設定す ることができます。特定のマシン名やフレンドリ名を設定する場合は、ソフトウェアをインストールする前に設定してください。Portal for ArcGIS 構築後に フレンドリ名 の設定を行った場合、Portal for ArcGIS に追加されている既存のアイテムは、フレンドリ名が使われない情報でアイテムが登録されているため、使用できなくなります。 その場合は、手動でアイテムを登録しなおす必要があります。 |
外部アクセス | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Online で公開されているベースマップやデータなど Esri が提供しているサービスに Portal for ArcGIS が接続する場合、Portal for ArcGIS が インストールされているマシンがインターネットに接続可能である必要があります。インターネットに接続できない環境で Portal for ArcGIS を使用する場合は、Portal for ArcGIS がアクセス可能なベースマップ等にアクセスするように設定をする必要があります。インターネット接続のない環境での Portal for ArcGIS の利用につきまして は、 「オフラインでの配置構成」をご参照ください。 | |||
ArcGIS Online 組織と分散コラボレーションを行う場合、Portal for ArcGIS が インストールされているマシンがインターネットに接続可能である必要があります。 |
仮想環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Enterprise のすべてのコンポーネントは、サポートされる動作環境を仮想環境上で構築し実行している場合にサポートされます。ただし、仮想環境でのみ発生する問題については、仮想環境固有の問題とし、製品サポートの対象外となります。ArcGIS Enterprise をリレーショナル データベースなどのサード パーティ製品と使用する場合は、その製品も仮想環境でサポートされている必要があります。 以下は、ArcGIS Enterprise が動作することを確認している仮想環境です。
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Web ブラウザー | |||
---|---|---|---|
Google Chrome | |||
Microsoft Edge | |||
Mozilla Firefox | |||
Safari | |||
Android ブラウザー | |||
Chrome for Android | |||
備考 |
Web サイトは Cookie に似たブラウザーのローカル ストレージ機能を使用します。この機能が無効化されている場合、Web サイトは適切に動作しない可能性があります。 |
シーン ビューアーについて
シーン ビューアーは、WebGL (WebGL は、3D グラフィックスを描画するための Web の標準技術です。) をサポートしているデスクトップ Web ブラウザーで使用できます。シーン ビューアーを操作するには、 Web ブラウザーおよび コンピューター ハードウェアが Scene Viewer の要件を満たしている必要があります。
お使いの Web ブラウザーで WebGL が有効になっているかテストするには、 get.webgl.org(外部サイト) を開きます。WebGL 関連の問題のトラブルシューティングについては、 「WebGL のトラブルシューティン グ」 (外部サイト)をご参照ください。WebGL は各 Web ブラウザー バージョンごとに、シーン ビューアーが最適なパフォーマンスを得るための更新が適用されるため、Web ブラウザーが常に最新の状態であることを確認してください。
シーン ビューアーを使用するには、ブラウザーでハードウェア アクセラレーションが有効になっている必要があります。
最高のパフォーマンスを得るには、64 bit ブラウザーを使用することを推奨します。
パフォーマンスが低下した場合、Web ブラウザーを一度閉じてメモリを解放してから、再度読み込みなおしてください。
また、Web ブラウザーでの表示パフォーマンスについては、別途 調整することができます。
シーン ビューアーは以下の Web ブラウザーをサポートします。
Web ブラウザー | 備考 | ||
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Google Chrome | |||
Mozilla Firefox | |||
Microsoft Edge | |||
Safari 11 以上 | WebGL の実装は、メモリ使用量の多いアプリケーション向けに最適化されていないため、シーン ビューアーで特定のシーンを開くときに動作が不安定になる可能性があります。 |
ハードウェア | |||
---|---|---|---|
高い表示パフォーマンスを得るためには、お使いのコンピューターに最低 8 GB のシステム メモリと、 3D 用の最新のグラフィックス ハードウェアを搭載することをお勧めします。 最低限の要件は、512 MB 以上のビデオ メモリを搭載した高性能なグラフィック カードです。 最高のパフォーマンスを得るためには(特に大規模な 3D シーンやメモリを多く利用する 3D シーンを扱う場合)、 1 GB以上のビデオ メモリを搭載したグラフィック カードを使用することが推奨されます。 高性能なスタンドアロンのグラフィック カードは、一般的に統合グラフィック カードよりも優れたパフォーマンスを発揮します。 |
その他の WebGL の要件 | |||
---|---|---|---|
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お使いのコンピューターが、これらの要件を満たしているかどうかは、 webglreport.com(外部サイト)で確認できます。 |
モバイル要件 | |||
---|---|---|---|
シーン ビューアーは、次のモバイル サポートを提供します。
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Web スタイルのインストール | |||
---|---|---|---|
デフォルトでは限られた 3D モデル セット (基本的な形状) がシンボル ギャラリーにインストールされます。シンボル ギャラリーに植生などの完全な 3D シンボル セットを取得するには、Web スタイル セットアップをインストールしてください。 | |||
ArcGIS Enterprise Builder を使用して ArcGIS Enterprise をインストールする場合は、Web スタイルが自動的にインストールされます。そうでない場合は、他のすべての ArcGIS Enterprise コンポーネントをインストールしてから、Web スタイルをインストールします。 |
Portal for ArcGIS (Linux)
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit) | Update 4 | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit) | Update 9 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Service Pack 3 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 5 | ![]() |
Ubuntu Server 20.04 LTS | 20.04.3 | ![]() |
Ubuntu Server 18.04 LTS | 18.04.5 | ![]() |
CentOS Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Scientific Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Oracle Linux 8 | Update 4 | ![]() |
Oracle Linux 7 | Update 9 | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、 こちらよりお問い合わせください
** CentOS, Scientific Linux, Oracle Linux については、同等バージョンの Red Hat Enterprise Linux での対応となります。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
x86_64 アーキテクチャ (64 ビット) に準拠した CPU を搭載し、サポートされている Linux のリリースを使用した Linux x86_64 | |||
マシン名にアンダースコア (_)が含まれるマシンへのインストールはサポートされません。 | |||
root ユーザーとして、このソフトウェアをインストールできません。インストールしようとしてもインストールは開始されず、root ユーザーではインストールできないことを示すエラー メッセージが、ソフトウェア診断ツールによって表示されます。 | |||
変更された OS (バイナリ) にインストールすることはできません。 | |||
GUI を使用して Portal for ArcGIS インストール ウィザードや [更新の確認] ツールを実行するには、X Window System パッケージ グループが必要です。
|
一時的に使用される領域の要件 | |||
---|---|---|---|
デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリにリソースが展開されます。このディレクトリの読み取り権限、書き込み権限、および実行権限を有効にしておく必要があります。/tmp ディレクトリに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリに展開しようとします。ユーザーの HOME ディレクトリにも必要な領域がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で代替領域を指定できます。 |
デフォルトのファイル権限 | |||
---|---|---|---|
セキュリティ上の理由から、グループとすべてのユーザーのすべての権限タイプ (読み取り、書き込み、および実行) はデフォルトでオフにされます。 |
ファイル システム要件 | |||
---|---|---|---|
Linux システムでは、ext3 ファイル システムのアイテム サブフォルダー数が 32,000 未満に制限されています。このため、ポータルでも、アイテムの数が 32,000 以下に制限されます。この制限に達すると、Portal for ArcGIS には新規アイテムを追加できなくなります。インストール ディレクトリを更新するか、この制限を受けない ext4 または xfs ファイル システムに移動することをお勧めします。ファイル システムは、オペレーティング システム プロバイダーによってサポートされている必要があります。 | |||
btrfs ファイル システムは、btrfs で使用するメタデータに適切なディスク容量が割り当てられている場合のみサポートされます。次のコマンドを実行して確認します:btrfs filesystem df / |
ファイル ハンドルの制限 | |||
---|---|---|---|
ポータルが正常に動作するには、インストール ユーザーのファイル ハンドル制限を 65,535 に設定する必要があります。インストール診断ツールで、この制限が /etc/security/limits.conf ファイルに正しく設定されているかどうかが検証されます。制限が正しく設定されていない場合、この診断チェックは失敗します。 Linux では、ファイル ハンドルに対してソフト リミットとハード リミットが設定されています。これらのリミットを決定するには、次のコマンドを使用します。
ソフト リミットとハード リミットを引き上げるには、スーパーユーザーのアクセス権限を使用して /etc/security/limits.conf ファイルを編集する必要があります。たとえば、次の 2 行をファイルに追加して、リミットの値を変更できます。
この変更を行った後、新しい値を有効にするために、一度ログアウトしてから特定のユーザーとして再ログインする必要があります。リミットが適切に変更されたことを確認するには、上述した ulimit -Hn -Hu コマンドと ulimit -Sn -Su コマンドを使用します。 SystemD を使用して Portal for ArcGIS の起動や停止を行う場合は、/etc/systemd/system.conf ファイルの DefaultLimitNOFILE と DefaultLimitNPROC の値がそれぞれ 65536 と 25059 に設定されていることを確認してください。
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その他の要件 | |||
---|---|---|---|
下記の要件については、Portal for ArcGIS (Windows) の要件と同様です。
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動作環境については、Esri ヘルプ(ご参照の時期によっては、英語のみ)を元にしています。併せてご確認ください。
ArcGIS Web Adaptor
ArcGIS Web Adaptor (IIS)
アプリケーション / Web サーバー | |||
---|---|---|---|
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OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 |
![]() |
|
Windows Server 2019 |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 11 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年11月のアップデート | ![]() |
Windows 10 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 8.1 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
特に指定がない限り、上記のオペレーティング システムの以前のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートは、アプリケーション / Web サーバー プロバイダーでもサポートされている必要があります。 | |||
Windows Server の全バージョンで、[デスクトップ エクスペリエンス] オプションが必要です。 | |||
Windows 8.1、Windows 10(64 bit [EM64T]): これらのオペレーティング システムは検証とアプリケーションの開発の環境としてのみサポートされます。運用環境ではサポートされません。 また、windows 10 につきましてはこちらも併せてご確認ください。 |
インストールできるインスタンスの最大数 |
---|
1 台のマシンに最大 21 インスタンスの ArcGIS Web Adaptor をインストールできます。 22 インスタンス以上の ArcGIS Web Adaptor が必要となる場合は、別のマシンにインストールしてください。 コンピューターに以前のバージョンがインストールされている場合、それらのバージョンをアンインストールする必要はありません。たとえば、同じコンピューターに ArcGIS Web Adaptor 10.4 の 5 つのインスタンスと、ArcGIS Web Adaptor 10.9.1 の 21 のインスタンスをインストールすることができます。この最大値は、同じソフトウェア バージョンのインスタンスにのみ適用されます。 |
Microsoft .NET Framework 要件 |
---|
ArcGIS Web Adaptor (IIS) のインストールには、Microsoft .NET Framework 4.5.2 以上が必要です。 |
IIS コンポーネント要件 |
---|
ArcGIS Web Adaptor は、 IIS のバージョン 8.0, 8.5 および 10 をサポートします。 使用する IIS は、特定の IIS のコンポーネントが必要で、必要なコンポーネントがインストールされていない場合は、ArcGIS Web Adaptor をインストールすることができません。 すでに IIS がインストールされており、必要なコンポーネントがインストールされていない場合は、ArcGIS Web Adaptor のインストーラーが IIS コンポーネント要件を検知し、 必要なコンポーネントをインストールするためのダイアログが表示されます。(サイレント インストールを実行する場合は、手動で IIS のコンポーネントをインストールする必要があります。) 手動で IIS のコンポーネントをインストールする場合は、以下のヘルプをご参照ください。 |
Web ブラウザーのサポート | |||
---|---|---|---|
Google Chrome | |||
Mozilla Firefox | |||
Microsoft Edge |
クラウド環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Enterprise は、クラウド環境での動作をサポートします。ただし、クラウド環境で発生する問題が実機での環境で再現しない場合は、クラウド環境固有の問題として製品サポートの対象外となります。 ArcGIS Enterprise では、日本語版の ArcGIS Enterprise がインストールされた AMI は提供されません。Amazon Web Service または Microsoft Azure 上で ArcGIS Enterprise を利用する場合は、ArcGIS Enterprise がサポートされる動作環境に手動でインストールしてください。 |
仮想環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Enterprise のすべてのコンポーネントは、サポートされる動作環境を仮想環境上で構築し実行している場合にサポートされます。ただし、仮想環境でのみ発生する問題については、仮想環境固有の問題とし、製品サポートの対象外となります。ArcGIS Enterprise をリレーショナル データベースなどのサード パーティ製品と使用する場合は、その製品も仮想環境でサポートされている必要があります。 以下は、ArcGIS Enterprise が動作することを確認している仮想環境です。
|
ArcGIS Web Adaptor (Java) on Windows
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 |
![]() |
|
Windows Server 2019 |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
アプリケーション / Web サーバー | 認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Apache Tomcat | 8.5.35、および 9.0.19 | ![]() |
GlassFish | 4.1.1 | ![]() |
IBM WebSphere | 8.5.5.9 および 9 | ![]() |
JBoss Enterprise Application Platform | 7 | ![]() |
Oracle WebLogic | 12c R1 および R2 | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
特に指定がない限り、上記のオペレーティング システムの以前のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートは、アプリケーション / Web サーバー プロバイダーでもサポートされている必要があります。 |
Java 要件 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Web Adaptor 10.9.1 では Java 8.x , Java 11.xおよび 12.x がサポートされています。 |
その他の要件 | |||
---|---|---|---|
下記の要件については、ArcGIS Web Adaptor(IIS) の要件と同様です。 |
ArcGIS Web Adaptor (Java) on Linux
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit) | Update 4 | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit) | Update 9 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Service Pack 3 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 5 | ![]() |
Ubuntu Server 20.04 LTS | 20.04.3 | ![]() |
Ubuntu Server 18.04 LTS | 18.04.5 | ![]() |
CentOS Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Scientific Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Oracle Linux 8 | Update 4 | ![]() |
Oracle Linux 7 | Update 9 | ![]() |
アプリケーション / Web サーバー | 認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Apache Tomcat | 8.5.35、および 9.0.19 | ![]() |
GlassFish | 4.1.1 | ![]() |
IBM WebSphere | 8.5.5.9 および 9 | ![]() |
JBoss Enterprise Application Platform | 7 | ![]() |
Oracle WebLogic | 12c R1 および R2 | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください
** CentOS, Scientific Linux, Oracle Linux については、同等バージョンの Red Hat Enterprise Linux での対応となります。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
特に指定がない限り、上記のオペレーティング システムの以前のアップデートと今後のアップデートまたはサービス パックはサポートされます。また、オペレーティング システムのバージョンとアップデートは、アプリケーション / Web サーバー プロバイダーでもサポートされている必要があります。 | |||
オペレーティング システムのグラフィカル ユーザー インターフェイス (GUI) を使用してソフトウェアをインストールするときは、X Window System のパッケージ グループが必要です。 |
一時的に使用される領域の要件 | |||
---|---|---|---|
デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリにリソースが展開されます。/tmp ディレクトリに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリに展開しようとします。ユーザーの HOME ディレクトリにも必要な領域がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で代替領域を指定することができます。/tmp ディレクトリには、実行権限が設定されている必要もあります。 |
Java 要件 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Web Adaptor 10.9.1 では Java 8.x , Java 11.x および 12.x がサポートされています。 |
その他の要件 | |||
---|---|---|---|
下記の要件については、ArcGIS Web Adaptor (IIS) の要件と同様です。 |
動作環境については、 Esri ヘルプ(ご参照の時期によっては、英語のみ)を元にしています。併せてご確認ください。
ArcGIS Data Store
Portal for ArcGIS でホスト フィーチャ レイヤー(軽量でよりスケーラブルなフィーチャ レイヤー)やホスト シーン レイヤー (3D シーン レイヤー) を公開するために必要なコンポーネントです。ArcGIS Data Store の内部データ ベースで、ホスト フィーチャ レイヤーやホスト シーン レイヤーのデータを管理します。
Portal for ArcGIS にフェデレートされた ArcGIS Server に ArcGIS Data Store を登録して、ホスティング サーバーとして構成することで、Portal for ArcGIS でホスト フィーチャ レイヤーを公開することができるようになります。
ArcGIS Data Store (Windows)
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 ・Standard ・Datacenter |
![]() |
|
Windows Server 2019 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 11 (64-bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年11月のアップデート | ![]() |
Windows 10 (64-bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 8.1 (64-bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、 こちらよりお問い合わせください。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
マシン名にアンダースコア(_)が含まれるマシンへのインストールはサポートされません。いくつかの広く使用されているインターネット ホスト名の仕様では、アンダースコアは非標準と定められています。 Windows はマシン名にアンダースコアを使用することを許容しますが、他のサーバーやプラットフォームと対話する場合の障害の原因となる可能性があります。そのため、 ArcGIS Data Store では、ホスト名にアンダースコアが含まれるサーバーへのインストールを行えません。 |
|||
ArcGIS Data Store は、Microsoft Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributables (x86 および x64) を必要とします。 Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributable がまだインストールされていない場合、setup.exe を実行すると setup.msi が起動される前にインストールされます。 Microsoft Visual C++ 2015-2019 (最小バージョン 14.22.27821) Redistributable (x86 および x64) がまだインストールされていない場合、Setup.msi は ArcGIS Data Store のインストールを行いません。 | |||
ドメイン コントローラーとなるサーバーへの ArcGIS Data Store のインストールはサポートされません。 | |||
Windows Server の全バージョンで、[デスクトップ エクスペリエンス] オプションが必要です。 | |||
Windows 8.1、Windows 10 (64-bit): このオペレーティング システムは検証とアプリケーションの開発の環境としてのみサポートされます。運用環境ではサポートされません。 また、windows 10 につきましては こちらも併せてご確認ください。 |
ディスク容量 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Data Store をインストールおよび構成するには、システム ドライブに 13 GB 以上の空き容量が必要です。これは、空のデータ ストア タイプが 1 つあるコンピューターにおけるディスク容量の最小要件です。データ ストアに格納するデータやコンピューターに保存されるバックアップ ファイルは考慮されていません。このような要件があるので、ArcGIS Data Store は、空き容量が大きなコンピューターにインストールするように計画してください。 ArcGIS Data Store をインストールするマシンに必要なディスク容量を計算するには、以下の点を考慮してください。
* 空のリレーショナル データ ストアは、高可用性と信頼性の高いバックアップ ポリシーにより、時間経過に伴って最大 2.5 GB のディスク容量を使用します。 |
メモリ要件 | |||
---|---|---|---|
単一で空の ArcGIS Data Store を構成するために必要な最小メモリ容量は、タイプによって異なります。 以下に示す空きメモリ容量が、ArcGIS Data Store をインストールし、データ ストアを構成するために必要です。
|
ファイアウォールの設定 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Data Store は、特定のポートを使用して、ポータルおよび ArcGIS Server と通信します。
その他、ポートについての詳細は こちらをご参照ください。 |
Web ブラウザー | |||
---|---|---|---|
Google Chrome | |||
Mozilla Firefox | |||
Microsoft Edge |
クラウド環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Data Store は、クラウド環境での動作をサポートします。ただし、クラウド環境で発生する問題が実機での環境で再現しない場合は、クラウド環境固有の問題として製品サポートの対象外となります。 ArcGIS Enterprise では、日本語版の ArcGIS Enterprise がインストールされた AMI は提供されません。Amazon Web Service または Microsoft Azure 上で ArcGIS Enterprise を利用する場合は、ArcGIS Enterprise がサポートされる動作環境に手動でインストールしてください。 |
仮想環境のサポート | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Enterprise のすべてのコンポーネントは、サポートされる動作環境を仮想環境上で構築し実行している場合にサポートされます。ただし、仮想環境でのみ発生する問題については、仮想環境固有の問題とし、製品サポートの対象外となります。ArcGIS Enterprise をリレーショナル データベースなどのサード パーティ製品と使用する場合は、その製品も仮想環境でサポートされている必要があります。 以下は、ArcGIS Enterprise が動作することを確認している仮想環境です。
|
ArcGIS Data Store (Linux)
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Red Hat Enterprise Linux Server 8 (64-bit) | Update 4 | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 7 (64-bit) | Update 9 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Service Pack 3 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 5 | ![]() |
Ubuntu Server 20.04 LTS | 20.04.3 | ![]() |
Ubuntu Server 18.04 LTS | 18.04.5 | ![]() |
CentOS Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Scientific Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Oracle Linux 8 | Update 4 | ![]() |
Oracle Linux 7 | Update 9 | ![]() |
レベル | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、 こちらよりお問い合わせください。
オペレーティング システムの要件と制限 | |||
---|---|---|---|
64 ビット版オペレーティング システム | |||
x86_64 アーキテクチャ (64 ビット) に準拠した CPU を搭載し、サポートされている Linux のリリースを使用した Linux x86_64 | |||
マシン名にアンダースコア (_) が含まれるマシンへのインストールはサポートされません。 | |||
root ユーザーとして、このソフトウェアをインストールできません。インストールしようとしてもインストールは開始されず、root ユーザーではインストールできないことを示すエラー メッセージが、ソフトウェア診断ツールによって表示されます。 | |||
ソフトウェアをインストールする場合、オペレーティング システムの GUI を使用して ArcGIS Software Authorization ウィザードを実行するか、[更新の確認] ツールを実行します。これには X Window System パッケージ グループが必要です。
|
一時的に使用される領域の要件 | |||
---|---|---|---|
デフォルトでは、システムの /tmp ディレクトリにリソースが展開されます。このディレクトリの読み取り権限、書き込み権限、および実行権限を有効にしておく必要があります。/tmp ディレクトリに必要な空き容量がない場合、セットアップ プログラムはリソースをユーザーの HOME ディレクトリに展開しようとします。ユーザーの HOME ディレクトリにも必要な領域がない場合は、この問題を示すエラー メッセージが表示されます。必要に応じて、IATEMPDIR 環境変数で一時的な代替領域を指定できます。 |
ファイル ハンドルとプロセスの制限 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Data Store はデータ処理量の多い製品であり、そのデータ形式の多くは数十万のファイルで構成されます。使用頻度が高いシステムでは、常時数千から数万のファイルが使用されています。ファイル ハンドルやプロセスの数が足りなければ、データ ストアは動作を開始できません。ファイル ハンドルやプロセスの数が足りていたとしても、実際にデータがロードされ、ユーザーがサービスにアクセスし出すと、不規則に障害を起こし、システムが停止する可能性があります。実際に必要になるファイル ハンドルとプロセスの数は、データと、実行されているインスタンス (スレッド/プロセス) の数に応じて変わります。
<ArcGIS Data Store installation user> は、ArcGIS Data Store のインストールに使用するログイン名です。 <ArcGIS Data Store installation user> で指定したユーザーでログインし直すと、ファイル ハンドル数やプロセスの、新しいリミット値が有効になります。リミットが適切に変更されたことを確認するには、上述した ulimit -Hn -Hu コマンドと ulimit -Sn -Su コマンドを使用します。ファイル ハンドル数やプロセス数のリミット値を変更した後、ArcGIS Data Store を再起動してください。 |
時空間ビッグ データ ストア用の環境設定 | |||
---|---|---|---|
時空間ビッグ データ ストアには、膨大な量のフィーチャ データを格納し、アクセスすることになります。そのため、ほかにも環境設定が必要です。 前セクションで説明したように、 時空間ビッグ データ ストアの場合、ファイル ハンドル数リミットおよびプロセス数リミットの最小値はそれぞれ、65,536 および 25,059 となっています。さらに、ファイル サイズおよび仮想メモリについては、リミットなしと設定しなければなりません。 リミットの設定はすべて /etc/security/limits.conf ファイルでおこないます。 時空間ビッグ データ ストア用のコンピューターについて、ファイル数、ファイル サイズ、プロセス数、仮想メモリのリミット設定例 (/etc/security/limits.conf ファイル) を以下に示します。
<ArcGIS Data Store installation user> で指定したユーザーでログインし直すと、ファイル ハンドル数やプロセスの、新しいリミット値が有効になります。リミットが適切に変更されたことを確認するには、上述した ulimit -Hn -Hu コマンドと ulimit -Sn -Su コマンドを使用します。 次に、以下のシステムの仮想メモリ設定に従って変更します。
プロセス、ファイル、仮想メモリのリミットを変更した後、ArcGIS Data Store を再起動する必要があります。 SystemD を使用して ArcGIS Data Store の起動や停止を行う場合は、/etc/systemd/system.conf ファイルの DefaultLimitNOFILE と DefaultLimitNPROC の値がそれぞれ 65536 と 25059 に設定されていることを確認してください。 |
その他の要件 | |||
---|---|---|---|
下記の要件については、ArcGIS Data Store (Windows) の要件と同様です。
|
ArcGIS GeoEvent Server
ArcGIS GeoEvent Server
基本的なシステム要件 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS GeoEvent Server は、ArcGIS Server の動作環境に準じます。 |
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 ・Standard ・Datacenter |
![]() |
|
Windows Server 2019 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデートト | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 11 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年11月のアップデート | ![]() |
Windows 10 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 8.1 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 8 | Update 4 | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 7 | Update 9 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Service Pack 3 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 5 | ![]() |
Ubuntu Server 20.04 LTS | 20.04.3 | ![]() |
Ubuntu Server 18.04 LTS | 18.04.5 | ![]() |
CentOS Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Scientific Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Oracle Linux 8 | Update 4 | ![]() |
Oracle Linux 7 | Update 9 | ![]() |
マーク説明 | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください。
** CentOS, Scientific Linux, Oracle Linux で発生した問題への対応は、サポートされている同等の Red Hat Enterprise Linux Server バージョンと完全なバイナリ互換性を提供する Red Hat Enterprise Linux で再現できることを前提としています。
追加のシステム要件と留意事項 | |||
---|---|---|---|
メモリ (RAM):8 GB 以上の RAM | |||
ArcGIS GeoEvent Serverは、少なくとも4つの物理コアと8つの論理/仮想プロセッサを持つマシンにデプロイする必要があります。本番システムでは、十分なパフォーマンスを得るために8つの物理コアが必要になる場合があります。 | |||
運用環境では、追加の CPU コアやメモリが必要になる場合もあります。 イベントレコードのスループットと処理を最適化するためには、最新世代の RAM (DDR4)で 16GB 以上を搭載することが推奨されます。また、追加の RAM が必要となるケースは以下の通りです。
|
|||
GeoEvent Serverでは、ArcGIS Server が推奨する 10GB と同じ、またはそれ以上の最小ディスク容量が必要です。後述するように、構成された入力や出力ごとに追加のディスク容量が必要です。必要なディスク容量は、使用される入力および出力コネクタの数によって異なります。 1 つの入力または出力(ストリーム サービスを含む)で構成された GeoEvent Server のインスタンスは、 ArcGIS GeoEvent Gateway に 1 つの Kafka トピックを作成します。 各トピックには、デフォルトでは 3 つのパーティションがあり、各トピックのパーティションは、デフォルトでは 400 MB まで増加します。 したがって、各入力または出力には、最大 1.2 GB のディスク スペースが必要になります。 ArcGIS GeoEvent Gateway が使用するディスク上のイベント キューを考慮各して、入力および出力の追加のディスク容量を検討する必要があります。 |
|||
Linux 環境での ArcGIS GeoEvent Server については国内サポート対象外となります。 | |||
Esri Gallery および GitHub で公開されている ArcGIS GeoEvent Server のアイテムまたはコードにつきましては、 質問や問題等に関してはアイテムへのコメントもしくは Issue の投稿でコントリビューターにお知らせください。(英語) | |||
ArcGIS GeoEvent Server 10.9.1 のインストールには、ArcGIS Server に ArcMap ランタイムサポートがインストールされている必要があります。 | |||
ArcGIS GeoEvent Server はバージョン 10.6 より、冗長性・可用性向上のため、複数台のコンピューターでサイトを構成できるようになりましたが、ArcGIS Server での複数台クラスターが廃止され、ArcGIS GeoEvent Server でも同様に複数台による構成は対応しなくなりました。 システムアーキテクチャのベストプラクティスをご参照ください。 |
ファイアウォールの設定 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS GeoEvent Server の動作には、インターネットまたはイントラネット上の複数のポートを使用します。使用されるポートの詳細については、「GeoEvent Server が使用するポート」をご参照ください。 |
ArcGIS Image Server
ArcGIS Image Server (Windows)
基本的なシステム要件 | |||
---|---|---|---|
ArcGIS Image Server は、ArcGIS Server の動作環境に準じます。 |
OS バージョン (Esri 社認定済み) |
認定時点最新のアップデート またはサービス パック |
日本国内検証 |
---|---|---|
Windows Server 2022 ・Standard ・Datacenter |
![]() |
|
Windows Server 2019 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2016 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデートト | ![]() |
Windows Server 2012 R2 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows Server 2012 ・Standard ・Datacenter |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 11 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年11月のアップデート | ![]() |
Windows 10 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Windows 8.1 (64 bit [EM64T]) ・Pro ・Enterprise |
2021年9月のアップデート | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 8 | Update 4 | ![]() |
Red Hat Enterprise Linux Server 7 | Update 9 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 15 | Service Pack 3 | ![]() |
SUSE Linux Enterprise Server 12 | Service Pack 5 | ![]() |
Ubuntu Server 20.04 LTS | 20.04.3 | ![]() |
Ubuntu Server 18.04 LTS | 18.04.5 | ![]() |
CentOS Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Scientific Linux 7 | Update 9 | ![]() |
Oracle Linux 8 | Update 4 | ![]() |
Oracle Linux 7 | Update 9 | ![]() |
マーク説明 | 国内検証状況 |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
* Esriジャパンによるテスト実施記録です。
* ご利用を検討の場合は、こちらよりお問い合わせください。
** CentOS, Scientific Linux, Oracle Linux で発生した問題への対応は、サポートされている同等の Red Hat Enterprise Linux Server バージョンと完全なバイナリ互換性を提供する Red Hat Enterprise Linux で再現できることを前提としています。
追加のシステム要件と留意事項 | |||
---|---|---|---|
メモリ (RAM):8 GB 以上の RAM (16 GB 以上を推奨) | |||
Linux 環境での ArcGIS Image Server については国内サポート対象外となります。 | |||
ArcGIS Image Server に限らずシステム ファイルを修正または変更された場合には、動作保証外およびサポート対象外とさせていただきますのであらかじめご了承ください。 |
データベース / ジオデータベース
SQL Server
Express Edition
DBMS バージョン | OS バージョン | サポート レベル |
備考 |
---|---|---|---|
Microsoft SQL Server |
ArcGIS 製品の国内サポート OS でかつ SQL Server でサポートされる Windows, Red Hat 系 OS |
![]() |
*1, *2, *9 |
Microsoft SQL Server 2017 (64-bit) |
![]() |
*1, *2, *9 | |
Microsoft SQL Server 2019 (64-bit) |
![]() |
*1, *2, *9 |
Standard / Enterprise Edition
DBMS バージョン | OS バージョン | サポート レベル |
備考 |
---|---|---|---|
Microsoft SQL Server |
ArcGIS 製品の国内サポート OS でかつ SQL Server でサポートされる Windows, Red Hat 系 OS
|
![]() |
*2, *9 |
Microsoft SQL Server 2017 (64-bit) |
![]() |
*2, *9 | |
Microsoft SQL Server 2017 for Linux (64-bit) |
![]() |
*2, *9 | |
Microsoft SQL Server 2019 (64-bit) |
![]() |
*2, *9 | |
Microsoft SQL Server 2019 for Linux (64-bit) |
![]() |
*2, *9 | |
Microsoft SQL Server 2022 (64-bit) |
![]() |
*2, *9 | |
Microsoft SQL Server 2022 for Linux (64-bit) |
![]() |
*2, *9 |
レベル | サポートレベル |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
IBM Db2
Enterprise Server Edition
DBMS バージョン | OS バージョン | サポート レベル |
備考 |
---|---|---|---|
IBM Db2 V11.1 (64-bit) Mod 4 Fix Pack 5 |
ArcGIS 製品の国内サポート OS でかつ Db2 でサポートされる Windows, Red Hat 系 OS | ![]() |
*4 |
IBM Db2 V11.5 (64-bit) | ![]() |
||
IBM Db2 V11 for z/OS | ![]() |
||
IBM Db2 V12 for z/OS | ![]() |
レベル | サポートレベル |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
Oracle
Standard/Standard One/Enterprise Edition
Standard 2 (SE2)/Enterprise (EE) Editions
DBMS バージョン | OS バージョン | サポート レベル |
備考 |
---|---|---|---|
Oracle 12c 12.1.0.2 (64-bit) |
ArcGIS 製品の国内サポート OS でかつ Oracle でサポートされる Windows, Red Hat 系 OS | ![]() |
*5, *6, *7, *8 |
Oracle 12c 12.2.0.1 (64-bit) |
![]() |
*5, *6, *7, *8 | |
Oracle 18c 18.3.0.0.0 (64-bit) |
![]() |
*5, *6, *7, *8 | |
Oracle 18c 18.4.0.0.0 (64-bit) |
![]() |
*5, *6, *7, *8 | |
Oracle 19c 19.3.0.0.0 (64-bit) |
![]() |
*5, *6, *7, *8 |
レベル | サポートレベル |
---|---|
![]() |
国内検証済み |
![]() |
国内検証未実施 |
PostgreSQL
DBMS バージョン |
OSバージョン | サポート レベル |
備考 |
---|---|---|---|
検証を実施した最新のアップデートまたはサービスパック | |||
PostgreSQL 13.3 (64-bit) PostGIS 3.1 |
Windows
Linux
|
![]() |
*6 |
PostgreSQL 12.7 (64-bit) PostGIS 3.0.1 |
![]() |
*6 | |
PostgreSQL 11.12 (64-bit) PostGIS 3.0.1 |
![]() |
*6 | |
PostgreSQL 10.17(64-bit) PostGIS 3.0.1 |
![]() |
*6 |
レベル | サポートレベル |
---|---|
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国内検証済み |
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国内検証未実施 |
Azure Database
DBMS バージョン | サポート レベル |
備考 |
---|---|---|
Microsoft Azure SQL Database Single バージョン 12 |
![]() |
*3, *9 |
Microsoft Azure SQL Database Managed Instance バージョン 12 |
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– |
Microsoft Azure Database for PostgreSQL バージョン 10.9、11.4 |
![]() |
– |
レベル | サポートレベル |
---|---|
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国内検証済み |
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国内検証未実施 |
上位パッチの適用について
米国 Esri 社では OS および DBMS の基準レベル・バージョンを決定して、ソフトウェアの開発および動作認定を行っています。必要であれば、上記動作環境表に記載されているバージョンよりも上位の OS および DBMS のパッチを適用していただいて構いませんが、上記動作環境表では推奨および認定テスト済みのバージョンを示しています 。 米国 Esri 社が正式に認定テストを行っていない後続のパッチが OS および DBMS ベンダーからリリースされる場合がありますが、このパッチを適用する場合には、事前にデータベースのバックアップを取得しておくことをお奨めいたします。 また、パッチ適用により障害が発生した場合には、パッチ適用前の状態に復旧してください。
ArcGIS クライアント製品のライセンスについて
接続先のデータベースにジオデータベースの作成およびデータの作成、編集に必要なクライアント製品につきましては FAQ 「ArcGIS 10.1 以降でマルチユーザー (ArcSDE) ジオデータベースを使用するのに必要な製品は何ですか?」をご参照ください。
備考
No. | 内容 |
---|---|
*1 | 32-bit の SQL Server は、Database Server (Desktop) のジオデータベースでのみ使用可能です。 |
*2 |
接続先のバージョン によってサポートされる SQL Server クライアントが異なります。
|
*3 | Azure SQL Database Single をジオデータベースとして使用する場合、データベースの照合順序を「SQL_Latin1_General_CP1_CI_AS」に設定する必要があります。 |
*4 | Db2 の対応については別途お問い合わせください。 |
*5 | Oracle Text コンポーネントがインストールされている必要があります。 |
*6 | CentOS、Oracle Linux の使用もサポートされます。ただし、CentOS、Oracle Linux で発生した問題への対応は、対応するバージョンの Red Hat Enterprise Linux で再現できるものに限られます。 |
*7 | Oracle 12c、18c、19c の新しいマルチテナント アーキテクチャ オプションは、多数のプラガブル データベースを保持できるコンテナー データベースで構成され、プラガブル データベース レベルでサポートされます。ArcGIS は、Oracle 11g R2 でサポートされている機能と同じ機能を、プラガブル データベースでサポートしています。 |
*8 | ブランチ バージョニングを使用する場合は、Oracle 12.1.0.2 以上が必要です。 |
*9 | *3 のデータベースの照合順序の仕様により、WHERE 句に日本語の値を指定して検索する場合、N プレフィックスを明示的に付加する必要があります。 WHERE 句の SQL を変更できないツールでは、日本語の値で検索することができません。詳細はSQL ドキュメントをご参照ください。 |