面積按分
面積按分とは
面積按分とは、任意の形状でデータを集計する場合に、その形状の面積の比率でデータを配分することです。

例えば、下図のように、エリア A 内の人口を算出するにはどのようにしたらよいのでしょうか?エリア A と重なる町丁字界(水色の部分)の人口をそのまま合算すると、実際のエリア A の人口より多くなってしまいます。より正確な人口を求める場合には、エリアと町丁字界の重なりの割合(面積比)で人口を配分する必要があります。

面積按分の計算方法
- エリア A と各地区(1 丁目、2 丁目、3 丁目)の重複部分(A1、A2、A3)の面積をそれぞれ求めます。
A1 面積: 48
A2 面積: 24
A3 面積: 60 - 各重複部分が各地区に占める面積の割合(%)を計算します。
A1 割合: 48 / 120 = 40%
A2 割合: 24 / 80 = 30%
A3 割合: 60 / 100 = 60% - 各重複部分の人口を計算します。
各重複部分の人口 = 各地区の人口 × 各重複部分の面積の割合(%)
A1 人口: 300 × 40% = 120
A2 人口: 150 × 30% = 45
A2 人口: 150 × 30% = 45 - エリア A の人口 = A1 人口 + A2 人口 + A3 人口
= 120 + 45 + 72
= 237 人
以上のことから
エリア A の人口 = 300 × 48 / 120 + 150 × 24 / 80 + 120 × 60 / 100
= 120 + 45 + 72
= 237 人
エリア A が各地区の面積に対して、何%を占めるかを計算し、その比率に応じた人口を求める方法が面積按分です。
ただし、実際のエリア A 内の人口の偏りなどは考慮されないため、対象となる地区の面積が大きくなるほど集計値の誤差も大きくなりますので、注意が必要です。この場合は、より小さな集計範囲を利用することで、誤差を小さくするなどの工夫をしましょう。

ArcGIS で使える面積按分ツール
ArcGIS のジオメトリ変換ツールは面積按分機能を提供しており、簡単な操作で面積按分による集計ができます。

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