【教育GIS便り】「日差し」と「人の動き」を地図で考える
物心ついたころからソバカスがあり、年齢を重ねるにつれて
以前よりも紫外線が気になるようになりました。
5月は、真夏ほど気温は高くないものの、紫外線量はかなり強い時期です。
最近は、日傘をさしている学生さんや社会人の方もずいぶん増えたように感じます。
先日、東京都江東区にある有明四季劇場へ行ってきました。
歩道は広く街路樹もあるのですが、「意外と日陰がは少ない?」
「時間帯によっては、人通りも多くて日傘を差しにくい?」
と、ついつい職業病(!?)の「空間で物事を考える力」が働いてしまいました。
「どこで」「どの時間帯に」「どれくらい人が集まるのか」を考えることは、
暑さや日差しやを考える上でも重要になってきます。
こうした「場所」と「人の動き」を考える際に活用できるのが GISや人流データです。
例えばGISを使うと、
- 人が多く集まる場所
- 時間帯によって日陰が変化する場所
- 気温が高くなりやすい場所
などを、地図上で重ね合わせながら見ることができます。
実際に、人流データと気象データを組み合わせ、
暑熱環境や熱中症リスクを分析する研究や、
イベント・観光・都市計画などへの活用も進んでいます。
「暑い」
「混んでいる」
「日差しが強い」
そんな感覚的なことも、地図として可視化することで、少し違った見え方になってきます。
これからの季節、身近な地域や学校周辺をテーマに、
「どこに人が集まりやすいのか」
「どこに日陰が少ないのか」
を地図で考えてみるのも面白いかもしれません。
5月27日(水)~29日(金)に開催される第23回GISコミュニティフォーラムでは、
ArcGIS を活用した人流データの可視化や、都市・環境データとの連携事例なども展示予定です。
ジオテクノロジーズ株式会社の展示ブースでは、Geo-People for Academy を活用した
人流データの活用イメージも紹介予定とのことです。
また、フォーラムでは、
気候変動やカーボンニュートラルをテーマに、
GIS を活用した地域環境データの可視化や、
将来シナリオを考えるセッションも予定されています。
「人の動き」や「暑さ」を、地域全体の視点でどのように考えていくか――
そんな観点でも、GIS の活用事例を見ることができます。
さらに今回、展示ブースや大学・研究機関ブースを「探検」しながら
楽しめる「GIS調査ミッション」も公開中です。
防災、AI、人流、画像解析、都市計画…
一見バラバラに見える情報が、「場所」を通じでどのように繋がっていくのか。
GIS の世界をぜひ会場で体験してみてください。
★ GIS調査ミッション(展示探検ガイド)★
https://www.esrij.com/cms/wp-content/uploads/2026/05/GCF2026_Edu.pdf
※一部、初心者向け展示ブースにもご用意しておりますが、
数に限りがございますので、必要に応じて事前に印刷して会場へお持ちください。
■ 第23回GISコミュニティフォーラム
5月27日(水)~29日(金)
東京ミッドタウン六本木
詳細および申込はこちら
https://www.esrij.com/events/gcf/gcf2026/
