【教育GIS便り】AI と GIS と思考力
AI 時代に必要な「考える力」とGIS 教育
AI って本当に便利ですよね。
ただ最近「考えて使っているかどうか」は意外と見えてしまうような…
と感じることが増えました。
AI の活用自体には大賛成です。
むしろ、積極的に使って業務効率を上げていくべきだと思っています。
使っている中で感じるのは、基礎的な知識や「自分で考える力」がないと、
AI の回答をそのまま鵜呑みにしてしまう怖さがあるということです。
たとえば、「駅から徒歩 5 分圏内でコンビニを出店するにはどうしたらいいか?」
という問いに対して、AI はもっともらしい答えをすぐに提示してくれます。
しかし、その分野の知識があると「本当にそれが最適なのか?」
「立地条件や競合、人口動態は考慮されているのか?」といった視点で、
答えを見直すことができます。
知識があれば、AI の回答を「使いこなす」ことができます。
知識がないまま使うと、その内容を正しく判断できず、
結果として鵜呑みにしてしまうことも少なくありません。
そして、その状態で AI を使い続けると、一見それらしく見えても、
どこかズレたアウトプットになってしまうことがあります。
更に言うと、その違和感は、意外と周りに伝わってしまうものです。
これは、翻訳でも同じことが言えると感じています。
たとえば、Google 翻訳や AI 翻訳を使って日本語を英語に訳す場合、
英語の基礎学力があれば、細かい表現まではわからなくても
「おおよそ正しい内容かどうか」は判断することができます。
一方で、自分が知らない言語に翻訳された場合、
その内容が正しいのかどうかを判断することはできません。
つまり、ツールがどれだけ優れていても、
それを判断するための「基礎」がなければ、結果を鵜呑みにしてしまうのです。
GIS を使った課題解決においても同様です。
AI を活用することで分析や提案のスピードは格段に上がりますが、
GIS の基本的な考え方やデータの見方がないと、
その結果が適切なのかを判断することが難しくなります。
AI はヒントやアイデアを与えてくれる非常に強力なツールです。
しかし、問いを立てるのも、結果を判断するのも最終的には人間です。
これからの時代は、「AI を使える人」ではなく、
「AI を使って“考えられる人“」が求められるのではないでしょうか。
ArcGIS においても、GeoAI や AI アシスタントなど、AI の活用が急速に進んでいます。
3 月 24 日(火)15 時より開催するウェビナーでは、
「AI で広がる ArcGIS Online / ArcGIS Survey123」をテーマに、
AI アシスタントを活用した業務効率化や課題解決の方法をご紹介します。
現地調査の効率化や、調査後のデータ整理・アウトプット作成など、
実務に直結する内容となっていますので、ご関心がございましたらぜひご参加ください。
▼詳細・お申込みはこちら
https://www.esrij.com/events/details/202899/
※当日参加できなくても、事前登録することで後日動画を閲覧することができます。
AI はとても便利で、これからますます活用が広がっていきます。
だからこそ、「AI があるから考えなくていい」ではなく、
「AI を使うからこそ考える」ことが重要になると感じています。
私自身も、AI に負けないように…と思いつつ、
便利な機能はしっかり活用していきたいと思います。
AI には、まだまだ負けません!
…といいつつ、誰と勝負しているのか?と自分でもよくわかりませんが(笑)
なお、本内容をもとにAIに画像生成を依頼した結果がこちらです。


地理学会@法政大学 市ヶ谷キャンパス
3 月 26 日(木)、27 日(金)法政大学で開催される日本地理学会に出展します。
ArcGIS Online や ArcGIS Pro、各種コンテンツ製品展示しております。
ご参加予定の方は、ぜひお気軽にお立ち寄りください。
日本地理学会 2026 年春季学術大会
会場:法政大学市ヶ谷キャンパス
書籍等展示:外濠校舎2階
詳細はこちら
https://www.ajg.or.jp/meeting/
Esri Young Scholars Award 2026 応募締切間近!!
7 月に米国カリフォルニア州サンディエゴで開催される
Esri International User Confarence(Esri UC) に学生の皆さんを招待するプログラムです。
研究成果を国際舞台で配信し、世界中の GIS ユーザーと
交流できる貴重な機会となります。
詳細およびお申し込みはこちら
https://www.esrij.com/news/details/189782/
皆様からの多数のご応募お待ちしております。
GIS 学会 第 1 回 GISA 若手分科会企画セミナー開催のお知らせ
若手研究者を対象に、学振 DC 申請に関する
経験談を共有するオンラインセミナーが開催されます。
実際の申請経験者による話題提供やパネルディスカッション、個別相談も実施予定です。
学振 DC 申請を検討している方はもちろん、分野を問わずご参加いただけます。
日時:4 月 11 日(土)16:00~18:00
形式:オンライン
詳細および申込はこちら(締切:4 月 9 日(木)まで)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSfK63KHl3miezCErwWNDvV3XQy-s6V3NEcg3_uIzqfqa-k4fw/viewform
GIS を活用した防災・減災:生きている歴史都市―京都とカイロ
4 月 18 日の「世界遺産の日」に関連し、
GIS を活用した防災・減災ウェビナーが開催されます。
京都とカイロという「生きている歴史都市」を題材に、
災害リスクへの対応やレジリエンス向上における GIS の役割を紹介します。
文化遺産保護や都市防災、GIS 活用にご関心のある方にお勧めの内容です。
日時:4 月 21 日(火)16:00~17:30
形式:オンライン
お申込みはこちら (締切:4 月 14 日(火)正午まで)
https://forms.gle/1BLTStWVzcFe1MqU8
プログラム詳細はこちら
https://www.esrij.com/cms/wp-content/uploads/2026/03/Webinar-concept-note-Japanese.pdf
第 23 回 GIS コミュニティフォーラム & マップギャラリー募集
5 月 27 日(水)~ 29 日(金)東京ミッドタウン六本木にて
第 23 回 GIS コミュニティフォーラムを開催予定です。
プログラムは 4 月上旬公開予定ですが、
ArcGIS に関する Tips や展示ブースがございますので、
日頃の疑問点を直接弊社技術担当にご質問とできます。
また、学生も企業展示や事例発表でどのようなところで
GIS が使われているか知ることができます。
また開催に先駆けてマップギャラリーを募集しています。
詳細及びマップギャラリーの申込はこちら
https://www.esrij.com/events/gcf/gcf2026/
