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【教育 GIS 便り】気になる木

新緑の鮮やかな季節になりましたね。
この時期に雨上がりで光る木々を見るのが好きです。
いつぞやの教育 GIS 便りで「木の調査をやる」と宣言しつつ、していなかった調査をついに実行しました!

ArcGIS Online の Apps の一つである Field Maps は、現地調査から情報共有まで一連の流れがこのアプリで簡単にできます。
今回は、東京都杉並区に街路樹と公園樹木のオープンデータがあったため、それを活用し Field Maps で樹木の幹の直径を測りました。
なぜ Field Maps を使用したかと言うと、樹木データがポイントデータとしてマップに表示されるので、そのマップを基に計測した樹木の情報を入力するだけでデータ収集ができるからです。

当初家にあった裁縫用のメジャーだと 150cm までしかなく、ケヤキやイチョウの幹を測るには足りず… 300cm まで測れるメジャーを購入して再挑戦しました。

調査した杉並区の場合は、幹に樹木の名前が書いてあるものもあれば書いていないものもあり…また、スマートフォンに内蔵されている GPS 機能で位置を参照してみると、自分が思っている樹木とのポイントからずれていたり、さらには、データを収集する際にこの樹木はどれだっけ?とわからなくなったり。
おかげで、普段は気にしていないのですがデータを収集していくうちに、樹木名や種類が気になってきてスマートフォンで調べたり、ついには、木の図鑑を図書館で借りるようになるまで愛着が湧きました。

木の幹から二酸化炭素の固定量を算出する

今回の調査で、何気ないことに興味を持って科学することが市民科学にもつながるんだと実感しました。
市民科学と言えば、5 年に 1 回、北海道でフラワーソンのイベントが今年の 6 月に開催されます。フラワーソンとは、「フラワー・ウォッチング・マラソン」の略語で北海道全域で任意の日(今年は、6 月 18 日と 19 日の 2 日間)に「どんな花が咲いているか」をグループ単位で調べるイベントです。

本イベントは、酪農学園大学が主体となり ArcGIS Hub や ArcGIS Survey for 123 のアプリを使って実施する予定です。
その取り組みの紹介を GIS コミニティフォーラムでもお話しします。

GIS コミュニティフォーラム

5 月 19 日(木) 16 時 30 分 ~ 17 時 15 分
テクニカルセッション:ArcGIS Hub を活用した「市民科学」の実践
~北海道フラワーソン 2022 での取り組み~

今回は、杉並区の樹木のオープンデータを使って実施しましたが、データがない場合は樹木一本一本の入力から直径の計測までをアプリを使ってスマートフォン一つでデータ収集できます。
また、一人で調査するのは範囲も限られますし、幹が太い樹木は一人で測れないので、グループで実施すると ArcGIS Online の一連のデータ収集から共有までを体験できるかと思います。
調査することにより地域に愛着をもったり、普段接しない方との連携ができたりより深い学びが実践できます。
市民科学として、また課外授業の一環として活用してみては如何でしょうか?

まずは、キャンパス内の樹木を調査してみるのも面白いかと思います。
現地調査から情報共有、そして Web マップでの分析など一連の流れを ArcGIS を使って体験してみてください。調査結果の共有をお待ちしております。

参考資料】

その 1 :シェープファイルの文字化けの原因と CPG ファイルによる対処方法

国の機関や自治内などが出しているオープンデータなどを ArcGIS に読み込んだ際に、文字化けが発生する…と話をよく聞きます。
上記 URL は、シェープファイルの文字化けの原因を正しく理解するための情報と CPG ファイルを一括で作成して対処する方法を、ドキュメントとスクリプトツールでまとめたサイトになります。

その 2 :World Size

座標系の話をする際に、高緯度地域の国と赤道付近の面積が異なるのを理解するのに使えるかも!?

5 月 12 日(木) GIS 初心者向けウェビナー 「GIS(地理情報システム)を学ぶ 2022」

GIS の基礎を、事例を含めて紹介します。
これから GIS をはじめようとしている方、再度 GIS についておさらいをしたい方向けのの内容になっています。こちらに参加頂くと GIS コミニティフォーラム オンラインがより分かり易くなります。

◆ 5 月 12 日(木) 15 時 00 分 ~ 15 時 40 分

当日の参加が難しい方でもご登録いただくことで後から動画を閲覧できます。
授業やゼミなどの新入生にも必見!

5 月 19 日(木)・20 日(金) 第 19 回 GIS コミニティフォーラム オンライン 開催

マップギャラリーとストーリーマップの募集を 5 月 6 日まで延長しました。
日頃のご研究、趣味、伝えたい事など、発表の場として是非ご活用ください。

皆様のご応募お待ちしております。

GIS コミニティフォーラム プログラムの詳細も公開されました。
加速する DX において ArcGIS がどのように活用できるか、社会の課題解決にどのように GIS を活用できるかといった内容に名なっています。

ご登録いただくと、ご希望の方に事例集 vol.18 とお申込み者全員に録画ビデオ・発表資料をフォーラム後に公開します。

当日のご参加が難しい方、もう一度見たい方など利用用途は様々。
この機会にぜひお申込みください。

秋以降は、対面で GIS コミニティフォーラムが開催できればと弊社一同思っております。
再び直接皆様にお会いできることを楽しみにしています。

掲載日

2022年4月28日