株式会社ゼンリンの地図データと国土交通省の基盤地図情報(数値標高モデル)などを加工して開発した背景地図データベースです。全国約 1,300 市区町村においては、家屋形状、道路形状、地下面の形状、建物の高さ、豊富な POI(目標物)までを含んだ詳細地図データを収録しています。チューニング済みのジオデータベースと、高度なレンダリングを施したマップ定義ファイルをセットでご提供しているため、高品質で美しい背景地図を ArcGIS ですぐにお使いいただけます。
また、POI ロケーターを収録しているため、ArcGIS 標準のジオコーディング ツールを使って、駅名、郵便番号、電話番号、交差点名、注記(小中縮尺・大縮尺)、施設名から目標物検索をすることが可能です。飲食店、銀行、コンビニエンスストア、ビル名などの目標物は「スターターパック 広域地図」に比べ、さらに充実しています。
ArcGIS Enterprise 用に、オプションでマップ キャッシュもご用意しております。
ArcGIS Pro での表示
建物の高さ情報(階数情報)を元に 3D 表現も可能
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グレースケール版を ArcMap で表示
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特徴
- 背景地図としてすぐに使える GIS データ
- 家屋形状、道路形状、地下面の形状までを表現した詳細地図を収録
- 飲食店、銀行、コンビニエンスストア、ビル名などの POI(目標物)が「スターターパック 広域地図」に比べてさらに充実
- 最新の地図データベースをすぐに使えるように加工し提供 →データを準備するコストや時間を軽減
- チューニング、レンダリング済み→美しく、高速描画可能な背景地図
- 通常版(カラー)に加え、主題を際立たせるグレースケールのマップ定義ファイルとレイヤー ファイルを収録
- 施設名、駅名、郵便番号、電話番号などからその場所を検索できる POI(目標物)ロケーターを収録
前バージョンからの変更点
- 最新の地図データ(2024 年春データ(2023-3版))に更新しました。
- 詳細地図の作成においては、株式会社ゼンリンの地図データを使用しております。
- 詳細地図の作成においては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図(国土基本情報)電子国土基本図(地図情報)、数値地図(国土基本情報)基盤地図情報(数値標高モデル)を使用しております。(測量法に基づく国土地理院長承認(使用)R 6JHs 293-2)
- 詳細地図の作成においては、「政府統計の総合窓口(e-Stat)」を使用しております。