海風特性の異なる街区における熱環境緩和型開発の効果の違いに関する研究 -広島デルタ市街地を対象として-

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米国EsriがArcGIS で優れた研究を行っている学生を表彰する第 15 回 Esri Young Scholars Award を、広島大学大学院 荻野 氏が受賞されました! 受賞作品を紹介します。

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作成者
広島大学大学院
先進理工系科学研究科
建築学プログラム 都市・
建築計画学研究室
荻野 克樹 氏
作品紹介
本研究は、広島デルタ市街地を対象に、場所の特性による海風の冷却効果を最大限に活用した街区開発のあり方を検討したものである。夏季実測調査と数値計算(MSSG)により、海風の到達範囲や顕熱移流量を解析し、海風の冷却特性に基づいたゾーニングを行った。また、その結果をもとに海風特性の異なる2地点において、熱環境改善に効果的な街区開発を検討した。結果、沿岸地域では中層以上の建物により若干気温が低下し、街路樹の導入により最も気温が低下した。海風自体が温まる内陸では、建物の高層化による「吹きおろし」の効果が、緑化よりも高い気温低減効果を示すことが明らかとなった。本研究は、海風特性に応じた適切な都市暑熱対策の検討に資する知見を提示するものである。