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「住宅地図オンラインサービス」を提供開始

 

ゼンリンが提供する「住宅地図配信サービス」を
「ArcGIS Online」に連携

地理情報システム(GIS)ソフトウェア国内最大手*1 の ESRIジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:正木千陽、以下「ESRIジャパン」)は、株式会社ゼンリン(以下「ゼンリン」)の住宅地図配信サービス「ZENRIN Maps API」及び「ZNET TOWN」を、クラウド型 GIS「ArcGIS Online」に連携し新たなサービス、「ESRI ジャパン データコンテンツ Online Suite 住宅地図オンラインサービス(以下、住宅地図オンラインサービス)」を 9 月 27 日にリリースしました。これにより表札情報を ArcGIS Online 上で把握することが可能になります。ESRIジャパンは、様々な企業とデータ連携することで、さらなる位置情報データの利活用促進を目指します。

■背景

これまで、ArcGIS Online 上では、道路地図、地形図、衛星画像などを背景地図として利用できましたが、個々の住宅情報まで把握できませんでした。本サービスを利用することにより、ArcGIS Online において表札情報付きの背景地図を利用できるようになり、任意のエリアの住宅情報を把握することが可能になります。

■データ連携によるサービス概要

ゼンリンが提供する住宅地図配信サービスを ESRIジャパンで連携し、クラウド型 GIS「ArcGIS Online」の背景地図として利用することにより、任意エリア内における表札情報を地図上に表示することができます。

 

<「住宅地図オンラインサービス」の画面イメージ>

イメージ1                  イメージ2

住宅地図オンラインサービス

<想定利用シーン>

1.浸水想定区域における被災可能性世帯の特定

浸水想定区域と重ね合わせることで、被災可能性のある世帯を選定していきます。世帯を特定することで効果的な防災対策が可能となります。

浸水想定区域における被災可能性世帯の特定
浸水想定区域と重ね合わせ、被災可能性のある世帯を選定

 

2.現地調査の一助に

現地調査などでスマートフォンアプリを利用する際などに、現場の状況と表札情報を見比べてより詳細に現地調査を行うことが可能となります。

浸水想定区域における被災可能性世帯の特定
ArcGIS Field Maps で住宅情報を表示

 

サービス詳細:ESRI ジャパン データコンテンツ Online Suite 住宅地図オンライン サービス

 

 

<ZENRIN Maps APIとは>

ZENRIN Maps API は、ゼンリンの地図コンテンツや検索機能、位置情報に関連する機能を、Web サイトや Web アプリケーション、スマートフォンアプリ等に実装する為の開発ツールです。
https://www.zenrin.co.jp/product/category/iot/api/index.html

<ZNET TOWNとは>

NET TOWN(ゼットネット タウン)は、必要なエリアの住宅地図をインターネットで必要な時に手軽に閲覧できる、ゼンリンの住宅地図ネット配信サービスです。
https://www.zenrin.co.jp/product/category/residentialmap/znettown/index.html

 

※記載されている会社名・商品名は、各社の商標または登録商標です。

※地図画像許諾番号:Z21LD 第 2545 号

 

※1 矢野経済研究所調べ

■ この件に関するお問い合わせ先

[会社名]ESRIジャパン株式会社
[部署名]データソリューショングループ
[担当者名]服部
[TEL]03-3222-3941
お問い合わせはこちら

 

掲載種別

掲載日

  • 2021年9月27日