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ArcGIS Online をバージョン アップしました!

 

2015年 3 月 3 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。
今回の ArcGIS Online バージョンアップにおける主な機能追加・機能改善の内容は以下の通りです。

 

注)バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザのキャッシュ(インターネット一時ファイル)を削除してください。主な Web ブラウザのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。

Internet Explorer: http://support.microsoft.com/kb/2539119/ja
Firefox: https://support.mozilla.org/ja/kb/how-clear-firefox-cache
Google Chrome: https://support.google.com/chrome/answer/95582?hl=ja<

 

1. スマート マッピング

マップ ビューアーでレイヤーのシンボルを設定する際に、最適な表示方法を提示する機能が追加されました。指定したフィールドの属性値に合わせて、最適なシンボルを設定したり、使用しているベースマップに適したシンボルを設定します。また、レイヤーを表示する縮尺範囲を自動的に設定します。ポイント レイヤーをヒートマップで表現する機能も追加されました。

 スマートマッピング

スマートマッピング2(ヒートマップ)

2. 3D シーン ビューアー

Web ブラウザで 3D シーン(Web シーン)の作成や表示を行える「3D シーン ビューア」が正式リリース版となりました。

 

3. アプリケーション テンプレート

3.1  新しいアプリケーション テンプレートの追加

アプリケーション テンプレートに、新たに「ストーリー マップ シリーズ」、「解析の比較」、「マップ ツール」が追加されました。

・ストーリー マップ シリーズ

複数のマップとその他のコンテンツを表示するストーリー マップの新しいテンプレートです。タブ、サイド アコーディオン(展開可能なコントロール)、箇条書きの3つのレイアウトからデザインを選択してストーリー マップを作成できます。

・解析の比較

最大で4つの Web マップを同時に表示して比較することができるテンプレートです。

・マップ ツール

使用頻度の高いツールを集めたテンプレートです。

 ストーリーマップシリーズ

3.2  既存のテンプレートの機能追加

・編集

モバイル デバイスにも対応したデザインを採用しました。また、ベースマップの切り替えや、ユーザーの現在位置を追跡できる機能が追加されました。

・編集、マップ ツール、標高グラフ、フィルター、凡例、シンプル マップ ビューアー、基本ビューアーにおいて、Web マップで設定したレイヤーの検索を利用してフィーチャーを検索できるようになりました。

 

3.3  廃止されたアプリケーション テンプレート

「ストーリーマップ -テキストおよび凡例-」、「クラシック ビューアー」、「比較マップ」、「比較」、「パネル」は廃止されました。これらのテンプレートは、他のテンプレートで代用できます。

廃止されたテンプレート

代用テンプレート

ストーリーマップ -テキストおよび凡例-

ストーリー マップ シリーズ

クラシック ビューアー

マップ ツール

比較マップ

解析の比較

比較

解析の比較

パネル

凡例

 

4. Web AppBuilder for ArcGIS

・新たに、解析、タイム スライダー、スワイプ ウィジェットが追加されました。
・ポップアップや属性テーブル、検索結果の中で関連レコードを表示できるようになりました。
・Web マップで設定したレイヤーの検索が、アプリケーション内でも利用できるようになりました。
・マップを表示する縮尺を選択できるようになりました。
・URL パラメータを使用できるようになりました。

 

5. パスワード ポリシーの導入

組織サイトのアカウントに対して、パスワードの長さや文字・数値との組み合わせルール、有効期間など、パスワードのルールを設定できるようになりました。

 

6. データ管理者テンプレート

カスタム ロール作成時に指定できるロールのテンプレートに「データ管理者テンプレート」が追加されました。編集可能なフィーチャー サービスに対して、アイテム詳細ページで許可した編集オプションにかかわらず、フィーチャーの追加、削除、更新を行うことができる権限を持ったテンプレートです。

 

7. 組織サイトの機能追加

・管理者は、組織サイトのステータス管理画面において、よく使用されているタグやよく閲覧されているアイテムなどを確認できるようになりました。

 

8. ArcGIS Open Data

ArcGIS Open Data を使用して公開されたすべてのカタログサイトからデータを検索して、データをダウンロードできる Web サイト「opendata.arcgis.com」が公開されました。

 

9. Operations Dashboard for ArcGIS

パブリックに公開されたオペレーション ビューを、サイン インなしで表示することができるようになりました(ブラウザ版のみ)。

 

■ 関連リンク

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掲載種別

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掲載日

  • 2015年3月9日