連日のように最高気温が35℃以上の猛暑日となり、いつになったら涼しくなるのやら。
気温に対して、「暑い」を使いますが、イメージとしては、道路も車中も部屋もどこも
熱気を感じるので「熱い」と表現したほうがしっくりくるような猛暑日が続いていますね。
今は、各部屋にエアコンがついているので室内にいれば快適に過ごすことができ、
むしろ極力外出を避けるように在宅勤務を選びがちです。
Uberなどの宅配サービスを利用すれば、本当に外に出る必要がなくなります。
ふと、子供の頃は、クーラーが家庭に1台しかなく、夏の暑い日は、
家族みんなで1つの部屋に集まって寝ていたよな…とか、
小学校は、エアコンがなくても苦ではなかったぞ!?と思い、
ただ単に遠い過去なので忘れているだけなのか、真相を探るべく
気象庁が過去のデータを公開しているので、30年前の気温を調べてみました。
1990年7月の東京だと、最高気温34℃を記録した日はあるものの、
最高気温での平均気温は29.1℃であり、今年の7月(7/1~7/25)の
平均33.2℃より4℃近くも差があります。
観測地点の場所や地形や風向きなので同じ都道府県でも気温差はあります。
Living Atlasには、気象庁のアメダス観測所および最新時刻の観測データを
気温で表示したWebマップが公開されています。
これを見ると「避暑地」と呼ばれるところは20℃後半の気温だったりと
避暑地と呼ばれるだけあって涼しい場所であるということが分かります。
夏休みの自由研究にアメダスの観測地が「なぜその地点にあるかのか?」を
地理的要素もふまえて調べてみると新しい発見ができて面白いかもしれません。
7月下旬から8月上旬が暑さのピークとのこと。あともう少しの辛抱です。
皆様、熱中症には気をつけて夏をお楽しみください。
参考
Living Atlas of the World 気象関連
合わせて読みたい江戸時代の気温
■ 江戸時代にもあった現代に匹敵する猛暑年:キャノングローバル戦略研究所
■ 江戸ガイド:江戸時代のさまざまなトリビアを紹介!
エアコンなくてもこんなに涼しい!江戸時代の夏の過ごし方がアイデア満載で参考になる
1923年(大正12年)9月1日に発生した関東大震災から今年は、100年の節目にあたります。
幼少期から9月1日は防災の日として避難訓練を実施するなど、
今でも地震に関して考える機会でもあります。
100年の節目として、様々な機関で関東大震災に関連する資料や報告書が公開されています。
ArcGIS Onlineを活用したWebマップ/アプリも使われていますのでそのご紹介です。
東京都:都市整備局 関東大震災100年特設サイト
「復興まちづくり~100年先も安全を目指して~」
読売新聞:関東大震災100年、地震防災の先駆者・今村明恒が残した教訓とは?
都市計画学会:関東大震災に関する情報のGISデータ化・活用プロジェクト
ノーコードで柔軟にWebアプリを構築できるExperience Builder。
(関東大震災の復興デジタルアーカイブなどでも使われています)
独自のテンプレートのデザインや、2D, 3Dコンテンツの
操作をすることもできます。
アプリ作成のステップごとにストーリーを公開しています。
ArcGIS StoryMapsを合わせてデータ共有や表現をする際に活用してみてください。
「Project PLATEAU」における3D都市モデル(CityGML)を
ArcGISで利用可能な ファイルジオデータベースへ変換する
「3D都市モデルデータ変換ツールv2.0 for ArcGIS」を公開しました。
ESRIジャパン仙台オフィスのメンバーが地域に根差したイベントを開催します。
日時:2023年8月4日(金) 14:00~16:00
場 所:TKPガーデンシティ仙台勾当台
参加費:無料・事前登録制(定員残り僅か!)
内 容:- 開発の知識は不要!ArcGISでの業務アプリ作成のヒント
- PLATEAUにも対応!ArcGISの3Dでの活用ヒント
- 盛土規制法に対応したArcGISの活用ヒントなど
申込及び詳細はこちら:https://www.esrij.com/events/details/167503/