FAQ

質問

ArcGIS Maps SDK for JavaScript の大きな変更にはどのように対応したら良いでしょうか?

回答

API を新しいバージョンにアップグレードする前に、前回の更新以降に適用されたすべてのリリース ノートの重大な変更 (Breaking changes) のセクションを十分に確認することをお勧めします。
重大な変更 (Breaking changes) を導入するための一般的なガイドラインを以下にご紹介します。

  • 主な変更点は、3 回以上のリリースに渡って段階的に行われます。その例としては、WebGL のみのレンダリングへの切り替えがあげられます。最初のリリースでは、オプトイン (ユーザーが自分で選択すればその機能を使用できる) として機能を提供しています。2 回目のリリースでは、デフォルトで機能が使用できるようになっており、オプトアウト (ユーザーが自分で選択すればその機能を使用しないようにすることができる) のオプションが付いています。その後、3 回目のリリースで機能が削除されます。
  • プロパティの名前変更は、2 回以上のリリースで段階的に行われます。最初のリリースでは、コンソールメッセージの表示とドキュメントの更新を提供します。2 回目以降のリリースの後、古い機能は削除されます。

可能な限りこれらのガイドラインに従っていますが、予告なしに変更を導入することがまれにあります。たとえば、ブラウザのセキュリティアップデートに関連する重大な変更の場合があります。他の例としては、新機能を導入するために必要な変更があります。このシナリオでは、機能のリリースを遅らせることと、予告なしに重大な変更 (Breaking changes) を導入することのデメリットを比較しています。

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