ArcGIS Online 個人向けプランは、個人のお客様がデータコンテンツやマップをクラウドに保存し、世界中のユーザと共有できるようにするための無償のクラウドサービスです。
この個人向けプランに関する利用規約が 2013年3月の ArcGIS Online バージョンアップに伴い、改正されましたのでお知らせいたします。
ArcGIS Online 個人向けプランの英語名称が、以下のように変更されました。
【旧英語名称】ArcGIS Online personal plan (日本語名称:ArcGIS Online 個人向けプラン)
【新英語名称】ArcGIS Online public plan (日本語名称:ArcGIS Online 個人向けプラン)
※ 上記の通り、日本語名称には変更ありません。
ArcGIS Online 個人向けプランは、個人利用および非商用利用限定の無償サービスとして、これまで通り以下の形態でお使いいただけます。
(1) 登録したユーザのみがアクセス可能な非公開のデータやマップを持つことができます(下図①)。
(2) 登録されたデータやマップを全世界のユーザへ公開することができます(下図②)。
(3) 特定の分野や地域などを対象とする、公開されたユーザグループを作成することができます(下図③)。
そして、今回の利用規約改正により次の条項が追加されました。
(4) ArcGIS Online へ登録したデータやマップを特定のユーザへ限定して共有するための、非公開のユーザグループを作成することはできません(下図④)。
※ 利用規約改正前に作成された非公開グループや、そのグループに属する非公開データが、Esri社により無断で公開されることはありません。
今後、ArcGIS Online で非公開グループの作成や、特定の組織内に限定されたデータ共有をおこなう必要があるお客様は、「ArcGIS Online 組織向けプラン」の購入をご検討ください。
ArcGIS Online 組織向けプランでは、上述したデータの限定公開機能だけでなく、以下に挙げる豊富な GIS 機能をご利用いただくことができます。
・ArcGIS Online ホストサービス機能
ArcGIS for Desktop から ArcGIS Online へデータをアップロードするだけで、手軽にオンラインマップサービスを公開することができます。
・ArcGIS Online トップページのカスタマイズ
ArcGIS Online のトップページをカスタマイズし、専用のURL(○○○.maps.arcgis.com)を持たせることができますので、一般への情報公開ポータルサイトとしてのご利用も可能です。
・Esri Maps for Office
Esri Maps for Office は Microsoft Excelと Microsoft PowerPoint のアドインソフトウェアであり、Excel のデータを数回のクリック操作で地図化したり、PowerPoint のプレゼンテーションに操作可能なマップを埋め込むことができます。
ArcGIS Online 組織向けプランと個人向けプランの機能比較