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地図システム / アプリの開発環境を包括的に提供する PaaS「ArcGIS Platform」のサービスを開始

 

位置情報/地理情報に関する豊富なサービス、開発用 API/ ツール、コンテンツを無料から利用可能

GIS(地理情報システム)ソフトウェア国内最大手 ※1 の ESRIジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:正木千陽)は、地図を利用したシステムやアプリの開発環境を包括的に提供する PaaS (Platform as a Service) ※2 である、「ArcGIS Platform」(アークジーアイエス プラットフォーム)の日本国内におけるサービスを開始しました。

ArcGIS Platform では、位置情報/地理情報に関するサービス、開発用 API/ ツール、コンテンツを豊富に提供しており、無料から利用可能です。これらを活用することにより、既存システム / アプリへの地図機能の追加や新たな地図システム/アプリの開発を効率的に行うことができます。

■ArcGIS Platform の特長

1. 確かな技術に基づく位置情報/地理情報サービス

ArcGIS Platform で提供するサービスは、GIS ソフトウェアにおける世界のマーケットリーダーである ※3 Esri社(米国)の GIS テクノロジーに基づいた高品質なデータや機能で構成されます。すぐに利用できるデータとして背景地図(地形図、道路地図、衛星画像 他)、統計情報、災害情報などがあり、それらとユーザーが所有するデータを統合して活用することが可能です。また、データの可視化、検索、分析、管理を行うための様々な機能を提供しています。これらを自由に組み合わせることにより、ビジネスにおける課題解決やイノベーションに有用な地図システム/アプリを開発することができます。

ArcGIS Platformの特長

2. 柔軟に選択できる開発環境

ArcGIS Platform では多様な地図アプリ開発用APIをサポートしており、ニーズや要件に適した APIを選択して柔軟に開発を行うことができます。Esri社が提供するAPI(JavaScript API、Windowsやモバイル環境のネイティブ API、Python API)に加えて、Leafletや OpenLayers などのオープンソース API も利用可能です。また、業界標準の API キーによる認証に対応しています。さらにプログラミング無しで Web アプリを構築できるツールも提供していますので、迅速かつ容易にアプリを作成できます。

3. シンプルな従量制料金モデル

ArcGIS Platform は、開発者が利用しやすい料金モデルを用意しています。開発用アカウントを作成するだけで、一定範囲までは無料でサービスを利用できます。無料枠を超えて利用する場合は、サービスの使用量に応じた料金を支払う形態となります。これにより、余計なコストをかけることなく様々なビジネスニーズに対応することができます。また、想定される使用量から料金を自動計算するツールを提供していますので、将来的に発生するコストを予め見積もることが可能です。

 

■ArcGIS Platform 紹介ウェビナー

今回のサービス開始に伴い、ArcGIS Platform の全容について紹介する無料ウェビナーを2021年7月2日(金)に開催します。

ArcGIS Platform 紹介ウェビナー 申し込みページ
URL:https://www.esrij.com/events/details/140218/

 

 

※1 矢野経済研究所調べ
※2 アプリケーションを開発、実行するためのプラットフォームをインターネット経由で提供するサービス
※3 ARC Advisory Group 調べ

■ この件に関するお問い合わせ先

[会社名]ESRIジャパン株式会社
[部署名]マーケティンググループ
[担当者名]五味
[TEL]03-3222-3941
お問い合わせはこちら

 

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掲載日

  • 2021年5月20日