ArcGIS Online アップデート

ArcGIS Online

2019 年 6 月 26 日に、クラウド GIS である ArcGIS Online の最新バージョンをリリースいたしました。主な新機能は以下です。

3D 表示ができるシーンビューアー上で、属性に応じて建物などのフィーチャの立ち上げができるようになりました。また、ラインの 3D 表現も拡充され、ラインを立ち上げて壁のように表現したり、チューブのように表現したりできるようになりました。
ArcGIS Pro から公開された BIM の建物モデルを対話的に選択、フィルター表示できるようになりました。

構成だけでアプリを構築できる Web アプリテンプレートに新しく添付ファイルビューアーとゾーンルックアップが追加されました。

添付ファイルビューアー
データに添付された画像や動画を閲覧できるアプリです。ポイント以外にも、ラインやポリゴンレイヤーに添付されたファイルを閲覧できます。
ゾーンルックアップ
指定した場所や住所と交差するポリゴンのフィーチャレイヤーの属性一覧を表示します。指定した地点の災害、地質、地価などの情報を一括で表示するのに便利なテンプレートです。

ベクタータイルの色などの表現をカスタマイズできる ArcGIS Vector Tile Style Editor をマップビューアー内で使えるようになりました。

新規メンバーのデフォルトを構成することにより、メンバーの招待プロセスが簡略化されました。デフォルトとして、ユーザータイプ、ロール、アドオンライセンスなどを構成し、その設定を自動で新規メンバーに適用できます。
[メンバー] タブのフィルターや検索機能が向上しました。
グループの管理者は下記の管理設定が可能になりました。
– グループの所有者とグループマネージャ以外のメンバーのリストを非表示にする。
– メンバーが自分でグループから脱退できないようにする。

その他の新機能の詳細につきましては、後日 ArcGIS ブログでご紹介します。

注）バージョンアップされた内容を確実にご利用いただくために、お使いの Web ブラウザーのキャッシュ（インターネット一時ファイル）を削除してください。主な Web ブラウザーのキャッシュ削除方法については、以下のリンク先をご参照ください。